バラナシの伝説のゲストハウス、久美子ハウスに泊まってみた

2018年6月20日

この日のバラナシは43度だった

バラナシ

ここ最近42〜45度の間を行き来する気温になっている

もうこの狂ったような暑さの中でチャイを飲むのも慣れてきてしまった

バラナシ

チャイ屋の軒先でチャイを飲んでるとダルシムかと思うような絵に描いたような巡礼者が目の前を横切っていく

バラナシ

死ぬときはバラナシで死んで焼かれてガンジスに流されたいと思う人達はかなり多いらしい

ここに現地の巡礼者が多いのも頷ける

バラナシ

久美子ハウス

さて今日から宿を変更した

バラナシに滞在する日本人の中で今や伝説となりつつある久美子ハウスだ

バラナシには新しいニュー久美子と古くからあるオールド久美子と呼ばれる2つの久美子ハウスがあります

僕が泊まったのはもちろん古い方のオールド久美子の方

久美子ハウス

場所はこちらです

久美子ハウス(オールド久美子)

  • ロケーション:★★★★☆
  • スタッフ  :★★★★☆
  • 価格    :★★★★☆
  • 清潔感   :★☆☆☆☆
  • WIFI    :★★★☆☆

※あくまでも個人的な評価です

清潔感のところはあれです もうここインドなんで、バラナシなんで
そしてここはオールド久美子なんだから しょうがないと思ってください

Wifiは思ったより使えました ドミに泊まるとかなり安く済ますことが出来ます

久美子ハウスこんなステッカーまで売っています(笑)

Wifiのパスは久美子サンにスマホを渡せば直接打ってくれます

多分他の宿に泊まってネットだけつなぎに来る人とかがいるから教えたくないんだろな

早速チェックインして部屋に入ってみた

僕は2階のシングルを取りました

一応インドなどでは宿に着く度に南京虫のチェックをしてたんですけど、この日も枕をめくってみると何やらうごめくものが・・・

久美子ハウス

パッ見では南京虫ではなさそうだけど 何の虫かな??

久美子ハウス

ま、ここはインドだしここはバラナシですからね

南京虫以外の虫なんて気にしてたらキリがないでしょ

目に見える分の虫だけやっつけて荷物を置いて3階のドミトリーがある共有スペースに上がってみた

久美子ハウス

ほほう・・・・・

監獄の共有スペースかな?

久美子ハウス

久美子ハウス

なかなか味がありますな 清潔かどうかは置いといて嫌いではありません

今までここに泊まってきた、そして沈没してきた猛者達の残したメッセージや落書きが壁や柱などそこかしこに書き殴られてる

久美子ハウス

久美子ハウス

多くは語りませんが棚やテーブルには上の写真のような物も置いてあります

久美子ハウス

久美子ハウス

とりあえず一服にしかならねーじぇねえか!ってアミダ

マニカルカガートってのは昨日僕たちが行った火葬場だ

久美子ハウス

普通の女性はここで寝るのはちょっとキツいかもな

でも中国人女性が2人泊まってました

このドミスペースにはもう半年泊まってる日本人男性がいた

泊まってるというより住んでるレベルですよね

僕が「日本にはいつ帰るんですか?」と尋ねると、

「いやぁ 日本に帰れるなら帰りたいんですけどね〜」って言ってた

日本で彼に何があったのかは聞かないことにしました(笑)

その他にも半年とは行かないまでも、もう3ヶ月泊まってるという仙人みたいな容姿の人や完全にジャンキー化した人が沈没していた

仙人も日本には長く帰ってなく、タイやネパールやインドを行ったり来たりしてるらしい

なんだかいかにもインド沈没型って方々だ

夕方になって食欲はないけど何か食べに外に出てみた

何がいいかなぁって思いながら歩いてると一件のラッシー屋が目に入ったので一杯飲んでみることに

店の名前はババラッシー

久美子ハウス

壁は訪れた客の記念のメッセージでいっぱい

見てる限り意外に韓国人観光客が多いんだなバラナシって

確かに街でも見かけるアジア人って日本人より韓国人の方が多い

久美子ハウス

メニューを眺めながらどれにしようか迷っていた時にふと壁に面白いメッセージを見つけた

ババラッシー

「お父さん、お母さんごめんなさい もう絶対バンラッシーは飲みません」

バンラッシーと書いてあるがこれはおそらく大麻入りのバングラッシーの事だ

こんな普通のカジュアルなラッシー屋においてあるのか

お店の人に「ちなみにバングラッシーってあるの?」って聞いてみると「もちろんあるさ、強さはどれがいいんだ?」と聞かれた

「え?強さって何が選べるの?」と聞くと店員は「一番軽いのがライト、次がミドル、次がストロング、そして最高クラスがマハラジャだ」と言った

つまり強さのグレードによって中に入れる大麻の量が違うのだ

マハラジャは名前からしてキツそうだ

だからといってライトとか飲んでみて何も感じなかったらそれも意味がない

考えた末に「ストロングだ、ストロングをくれ」と注文

「オッケー、味が独特で飲みにくいかもしれないからババナとかフルーツ入れて味を調整して作ってやるからちょっと待ってな」

待つ事5〜6分、出て来たのがこれだ

ババラッシー

これがバングラッシー 上にパラパラ蒔いてある緑のは大麻ではありません

大麻はミキサーで細かくされてすでに粒状になってます

スプーン差し込んでるあたりに細かく見える黒っぽい斑点がミキサーで砕かれた大麻

少しずつ口に含み飲んでみる

フルーツを一緒にシェイクして味付けしてくれてはいるもののやはりお味は美味しいものとは言えない

味わって飲むより一気に飲んでしまった方が良さそうだ

こんなの一気に飲むと効果が怖いと思われるかもしれませんが、経口摂取なので胃で消化され腸で吸収されてからなので効いて来るのは30分〜1時間後です

ジワジワ効いて来る感じなのでそこまでの心配はいらないと思いますが、不安なら飲んだ後は飲み物でも買ってすぐに宿に戻ってベッドの上で寝転がってリラックスしてればいいと思います

一応興味ある人もいるかもしれないのでお店の場所も載せておきますね

ババラッシーの場所はこちら

水とスプライトを買って宿に戻り3階の共有スペースに上がると甘くて青い独特の煙が立ち込めていた

みんな音楽をかけて踊っている

仙人が僕が帰ってきたのに気づいて音楽を止め、ギターを手に取った

久美子ハウス

「一曲歌うか」そういって仙人は僕の知らない、でもかっこいい洋楽の歌を歌い出した

汚い床にザコ寝して微睡みながら仙人の歌を聞く

久美子ハウス

仙人の歌を効いてるうちにフワフワとして僕の眺めてる天井も歌に合わせて回り始めていた

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コメント

  1. harumame より:

    久美子ハウスのドミに半年泊まってる日本人男性…
    日本社会に適応できなかったのでしょうね( ノД`)・・・

    • メリ より:

      harumame様、コメントありがとうございます!

      久美子ハウスのドミスペースは治外法権でした
      久々に旅先で濃い日本人に出会いましたね!

  2. ハンニバル より:

    38年前の夏に泊まったよ。当時子供ちゃん2人いたっけな。ひとりはソウミョウくんだったっけ。旦那さんはもういないのかも。久美子さん元気かな。ドミの横は屋上でサルに注意だったな。ベトナム、モロッコ制覇したらまた行くかも、、、。

    • メリ より:

      ハンニバル様、コメントありがとうございます!

      「38年前の久美子ハウス」ってのもまたカオスで楽しそうな響きですね
      僕が行った時は久美子さんはバリバリ元気でした

      また久美子さんを拝みに行ってあげてください^^

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