パズルの最後のピース

2021年9月8日

おはようございます

リマ

ハイ、そうです

どん兵衛です

とある日本人の繋がりで頂きました Sサン、感謝です

リマ

どん兵衛から始まる朝ごはん

幸せを感じてしまう

リマ

おあげを食べるのも久しぶり

うん、インスタント麺だけどやっぱり最高の味だ

さてこの日は僕一人で街に出てみることにした

リマ

タクシーに20ソルで断られる事、数台

ついにOKしてくれた初老の男性が運転するボロタクシーを拾ってミラフローレスというリマの中でも綺麗なエリアを見に行くことにした

リマ

タクシーで約40分、運転してくれたお爺ちゃんが「この辺りだよ、君が言ってた公園は」と右手を指差した

右側には長細い公園が広がっている

リマ

ここはリマで育ったリマっ子達がカップルでやってくる「アモール公園」という場所

ミラフローレスの中でも恋人達で賑わう公園だ

リマ

え?

誰と一緒に行ったのかって?

一人に決まってるじゃないですか

バックパッカーですよ僕は

リマ

このお店の壁には世界中の言葉で「愛してる」と書かれている

日本語を見つけた

リマ

送り仮名がちょっと間違ってて「き」が抜けてるけどちゃんと日本語があって良かった

僕が滞在してるカヤオとは比べものにならないくらい綺麗な場所だけどこの日はあいにくの曇り空

リマ

リマはまだギリギリ冬だ

寒さもあって人はまばらだった

リマ

リマ

リマ

そしてこれがこの公園で有名な銅像らしい

リマ

リマ

やたらダンディなおじさんとその恋人らしき人が抱き合ってる銅像

リマ

そしてスカートの中を撮影する一人のオッサン

何してんだ俺は・・

ミラフローレスの海は結構波が立っていて見るからに寒そうだ

リマ

一人で来た僕の心の中と同じくこの日の海は大荒れでした(笑)

リマ

リマ

よく見たらサーファーいた よくやるわ、この寒さの中

リマ

さて今度はミラフローレスの街の中を見ながら歩いてみよう

立ち並ぶコンドミニアムの敷地にテニスコートがあってそこで優雅にテニスをする人が見える

リマ

リマ

そう言えばさっきの公園もスポーツウェアを着込んでランニングしてる人達が多かった

欧米人や地元のエリートっぽい連中がランニングをしてるエリアってだいたいどこの国でも治安の良い場所

貧困街や治安の悪い場所住んでる人たちは体力的にキツイ仕事などしてて、仕事で擦り切れてるからそんな事に体力使わないのでランニングしてる人なんてほとんどいない

これは僕が世界で見て来た共通点だ

そんな光景を横目に僕がやってきたのはここ

リマ

高級住宅街にある「Kaldi’s Coffee & Te」というカフェ

リマ

ペルーに来てから初めてのまともなカフェ

リマ

パイやケーキ、ブラウニーなどどれも美味しそうだ

リマ

僕はラテとチョコデニッシュを頼んだ

リマ

店内はこじんまりしてるものの、非常に綺麗で可愛い作り

リマ

こちらが注文したラテ

そしてチョコデニッシュ

リマ

リマ

ペルーの初カフェは大満足だった

このパンめちゃくちゃ美味しかったです

リマ

カフェを後にした僕は街の中心へと歩く

それにつれてどんどん人が増え賑やかになっていく

リマ

リマ

ペルー代表の人が作ったレストランかな?

中は試合が観戦できるような作りになっていた

そのまま街を歩いてると客引きの一人が「やぁ、美味いチキンはどうだい?」っと声をかけて来た

さっきカフェに行って来たとこなので手短に「Ya(すでに)」っと一言だけ返して断った

するとその男性は「コリアンかい?それとも日本人?」と聞いて来た

「日本人だよ」と答えるとその客引きは急にレストランの客引きをやめて僕に「コロンビア人かベネゼエラ人の女はどうだ?」っと僕に売春婦の斡旋を始めた

正直いらん

僕はメキシコに大事なあの人を置いて来た身だ

そんな気分になんかとてもなれない

それを断ると今度は「じゃあマリファナはどうだ?」と聞いて来た

ペルーのネタらしい

でもこいつ、僕が相場が分からないと思っててたった4グラムのマリファナを100ソル(約2500円)で売ろうとしてる

「気が向いたら買うわー」っと適当に返事してその場でWhatsAppだけ交換して離れた

リマ

コイツが僕に女とマリファナを売りつけようとしたエドアルド

別に悪い奴じゃないけどね

リマ

因みにこの国では基本あまり路上に立っている売春婦、所謂「立ちんぼ」ってやつを見かけない

どうもこの国では露骨に路上でそういう商売をするのはNGみたいだ

リマ

でもだからと言ってどの国にも男と女はいる訳だし、その手の商売がない国なんて無い

厳しいイスラムの国でも実は隠れてそういうお店はあるもんだ

ではこのペルーはどうかと言うと・・・

リマ

男性の股間の治療や出張マッサージという形で女性がホテルにやってくるシステムになっている

リマ

つまり男性客は先にホテルに入って、そこから電話をして部屋に女性を呼ぶという事

実際リマの街を歩けば地面にその手の広告シールがあちこちに貼ってあるのが目に入る

リマ

ミラフローレスから1時間半ほど歩いたところにペルーのサッカー協会発見

やっぱりこの辺は大使館なども多いみたいで色んな団体の本部などもある高級エリアだ

もうここまで歩いたんだからこのままとことん歩いて滞在してるカヤオまで歩きで戻ろう

タクシーで40分の道のりって歩くとどれだけかかるか知らんけど

そこから更に歩く事1時間 ようやくカヤオの端っこに入ったようだ

リマ

道路には「カヤオへようこそ」の文字

実はカヤオって結構広い

でも先ほど歩いていた場所とは明らかに変わった街の光景がすでにカヤオに戻って来たことを僕に教えてくれる

リマ

リマ

時刻はもう夕方 歩き出してもうすぐ3時間になろうとしてる

リマの街には地下鉄というものが無い

なので夕方の渋滞は酷い

地下鉄が無いから街のバスの混み方がエグイ

リマ

そして渋滞が酷いから車のクラクションが鳴り止まない

インドほどではないけど夕方のリマのクラクションもなかなかのもんだ

街の渋滞とクラクションの音はその国の民度を測れる

ホント久々に「ザ・途上国」って感じだ

馬鹿にしてるんじゃないよ

ただ事実と肌で感じたことを話してるだけ

リマ

さぁもうだいぶ宿のあるエリアに近づいてきたはずだ

正直カヤオのエリアに入ったあたりからもう足が痛くなっていた

メキシコで2日に1回はランニングしてたとはいえ、メキシコシティでこんなに長く歩く事なんてなかったもんな

またバックパッカーとして体を慣らしていかないと

リマ

夕方の18時を過ぎたあたりでようやくグーグルマップ内に自分の宿が表示された

もうあと1キロないはず あと少しだ

リマ

リマ

そして滞在してるカヤオの町に戻ってきた

ここまでタクシーで40分走った道を歩きで約3時間45分かけて戻ってきた

リマ

つ、疲れた・・

でもどこかこの疲れと歩ききった達成感が気持ちいい

宿のロビーでソファに座ってiPhoneを見るとユージ君からメッセージが来てた

「飯食いました?今近くの飯屋にいるんで来てください」

場所を教えてもらって「すぐに行くわ」と返してまたすぐに宿を出た

リマ

ユージ君のいる飯屋に向かって一人夜のカヤオを歩く

まだ到着して2日目だけど不思議ともうこの町に危険さは感じない

この地に降り立ってからカヤオの光景を見てずっと頭の中でここが本当に危険な場所なのか判断するために考えていた

リマ

そのパズルはまだ完成してない

でもやはり危なさはそこまで感じない

自分の危機感知センサーがメキシコの1年半でなまっていて、まだアンテナが立ってないだけかとも思ったけどそういう訳でもなさそうだ

確かに見た感じはボロイ町ではある

でもそれだけで本当の事なんて分からないもんだ

リマ

合流して食べたのは昨日に続きロモ サルタド

いや、これはマジ美味い

この店は17ソル(約450円)

リマ

食事後もカヤオの町をブラブラと歩いてみる

今まで世界一周中に色んな国で何度も見て来たスラムや貧民街

リマ

本当に危ない場所もあったけど、でもそのほとんどが話で聞くような危険な場所ではなかった

僕のアンテナはここカヤオも決して危険なエリアでは無いと言ってる

リマ

リマ

宿の近くのサッカーコートではまだ子供達がサッカーをしていた

ここだけ見るとその辺の安全な町とそうは変わらない

リマ

公園に勝手に干された洗濯物

乱雑に放棄されたトゥクトゥクの残骸

リマ

そのどれもがこのカヤオという町を表してるパズルの一片

リマ

たしかにこれがカヤオという貧民街の光景だ

でもそんな光景ばかりではない

ここには夜遅くまで遊んでる子供達の笑顔もある

リマ

この最後のパズルのピースが揃った時に確信した

僕のアンテナは錆び付いちゃいないと

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)
スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)
Translate »