2018年6月25日
ゴミの悪臭と時々近くを通る人の足音で目が覚めた
ここはバングラデッィシュの首都ダッカ
昨晩バス停で寝た僕は近くで寝ていた浮浪者達と共に朝を迎えた
とりあえず予約はないが何となくこの辺にしようと目をつけていたホテルに向かって早朝から歩き出す
それにしてもなかなかボロくてエグい街だ
公共機関の乗り物を見ればある程度その街のレベルをうかがい知ることが出来るけど、今現在は心配にしかならない状況
このバスは廃棄されてるのではなくまだ現役
道端で野良犬が悪臭を放つ腐った生タマゴを食べていた
ラオスと並んで最貧国と呼ばれるバングラディッシュだがラオスでもここまでの光景は見たことがない おそらく今まで見て来た中で一番汚い街並み
これが首都だってんだから思った以上に酷い状況だ
インドではほとんどがオートリキシャーだがここバングラディッシュでは大半が自転車を漕ぐタイプの普通のリキシャーだ
バスターミナルから20分ほど歩いて目をつけていたホテルに到着した
今回僕が泊まったのはこちら
HOTEL SHALIMAR INT’L (RESIDENTIAL)
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
まぁ普通です(笑) スタッフは若干適当
部屋はシングルを取ったので快適に過ごしましたが設備などは少し古く最低限のもの
Wifiがちゃんと動いた事が救いでした
宿から少し離れたところにハジビリヤニというバングラで有名なビリヤニのお店がある
せっかくなんでそこにビリヤニでも食べに行こうかと宿を出た
バングラディッシュは人がいいので有名な国
あのインド以上に人が懐っこいのがバングラディッシュ人らしい
道を歩いてるとよく握手を求められ、一緒に写真を撮ろうと言われる
そしてそのあとFacebookの交換 これがパターン
そして一人だけでなく外を出歩くと必ず複数人から声をかけられるのでそれに全部応じてると目的地に着くのにかなり時間がかかってしまう
天気が悪くなって来たので彼らとの交流はそこそこにしてハジビリヤニに向かおう
街を歩いているとゲームのラストオブアスに出て来そうな作りかけのまま放置されている巨大な廃墟ビルが見えてくる
このあときつい雨が降り始めて街の雰囲気はそれこそラストオブアスで主人公のジョエルがテスとエリーと一緒に雨降る夜のダウンタウンを進んでいく場面のようだった
雨は次第に激しさを増し傘を持ってない僕はこの時点でだいぶ濡れてしまった
そしてやっと入り口のわかりにくいハジビリヤニに到着
ハジビリヤニの場所はこちら
大きな道路側に入り口はないので少し回り込まないといけない
お店の中はよく言えばシンプル 悪くいうと質素w
結構地元の人達で混んでいてみんな手で食べている
とりあえずビリヤニとコーラーを注文
こちらが有名店ハジビリヤニのビリヤニ
作るときの味付けするスパイスなのか黒い風味づけの木のようなものも混ざってました
僕は手で食べる気なかったので食器(スプーンとフォーク)をもらって食べました
味は美味しかったです ただ気になる点がある
ミャンマーのカレーでも感じたんだけど具に対してご飯が多過ぎる
というより逆でご飯の量に対して具が少な過ぎるんだよなぁ
バングラディッシュの食事はそういうものが多いらしい
具が少なくてご飯が多い だからご飯ばかり食べる事になる
そして街の中で売ってるお菓子はどれもメチャクチャに甘い
そんな食生活だからバングラディッシュの中年の人はみんなお腹が出てる
すごく人のいい国だけどここにいる限り食事のバリエーションと具のすくない食事内容には困る事になりそうだ
帰り際、もう道路は傘なしで歩くような状態ではなくなっていた
昨日も国境付近で降ったがこっちの雨はかなり激しいスコールだ
リキシャーを捕まえた僕はドシャ降りの雨の中をホテルに向かって帰った
コメント
15年くらい前にダッカに行きました。当時も外国人と見るや人だかりが出来てしまいましたが、今も変わってないんですね。
街並みも、15年前とあまり変わってないような気がします。少なくとも不潔度は。。。
harumame様、コメントありがとうございます!
バングラデシュ人のあの人懐っこさ・・全員相手にしてたら目的地にいつまで経っても着けないですよね(笑)
街並みは汚くても心が綺麗な人達だったので僕は好きな方です^^