2018年11月9日
宿から歩いて5分もかからないところに「Gallery 11/07/95」という写真展がある
ここは昨日前を通ったイエスの聖心大聖堂のすぐ横にあるボスニア紛争当時のギャラリーだ
昨日イエスの聖心大聖堂に来た時に目に入ったこの看板が気になっていた
Gallery 11/07/95というこのギャラリー
看板の時点から悲壮感が漂っている
Gallery 11/07/95の場所はこちら
イエスの聖心大聖堂の東横なのですぐわかると思います
早速ビルの中へ エレベーターで上に上がり受付でチケットを購入します
こちらがチケット 12兌換マルク(約760円)
英語のオーディオガイドを付ける場合は更に3兌換マルク
ペットボトルの水やカバンを持ってる場合は受付に預けていよいよ中へ
のっけからいきなり紛争で亡くなった人たちの大量の顔写真に圧迫され入り口から心を鷲掴みにされる
なんだこのギャラリーは・・・
今まで見たことのない、感じたことのない悲壮と絶望
この時点でもうインパクトが強すぎてここは僕にとって忘れられないギャラリーとなった
写真を見ていて僕が感じたのは絶望の数々
もしある日あなたの愛する家族や友人が、そして恋人が理不尽に目の前で殺されたら?
絶望を感じて当たり前ではないだろうか 自我を保っていられるのだろうか
色々考えた
どうすればこのボスニア紛争とこのギャラリーについて上手く伝えられるかを
でも考えても言葉にしようとすればするほど陳腐な文脈の羅列になりそうで、むしろ言葉よりもこのギャラリーの写真をそのまま見てもらう方が良いのではないかと思った
そしてこのギャラリーの写真の数々を見て少しでも誰かがボスニアで起こったことについて興味を持って知ってもらえればと思うようになった
ですのでここからはこれを読んでくれてるあなた自身で見て感じて見てください
UNITED Nothing(国連は何もしなかった)
どうだったでしょうか?
もしあなたがこれらで少しでもボスニア紛争に興味を持ってくれたなら情報はネット上に多々ありますのでググって詳しく調べて見てください
そしてもし東ヨーロッパを訪れる機会があれば、サラエボに来る機会があるならその時は是非ここに足を運んであなた自身の目で見て感じっとってみてください
これは昔話ではない たった23年前にボスニアという国で実際に起こっていた事なのだ