2018年11月17日
今日はセルビアの首都ベオグラードからセルビア第二の都市ノービサードへバスで移動
上の写真はベオグラードのバスターミナル
ノービサード行きのバスはボスニアヘルツェゴビナから到着した時と同じバスターミナルなんだけど、バスターミナル内の別の建物から出ていました
これがノービサード行きのバスチケット
写真に写ってるコインはお金じゃなくてバスターミナル内のプラットホームに入るための入場コイン(バスチケットを買うともらえます)
要はバスが出るプラットホームにはバスチケットを買った人しか入れないようになっている
バスは清潔でいたって快適
快適なドライブであっという間にノービサードに到着した
僕が今回泊まったのはCorner Hostelというホステル
Corner Hostelの場所はこちら
Corner Hostel
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
宿のオーナーのオバサンが親切で愛嬌の良い子供達がいます
コーヒーや紅茶が2階のスペースで無料で飲める
すぐ隣の建物もこの宿のもので泊まる部屋によっては隣の建物に案内される
僕はドミを予約したけどドミの中にひとつ扉付きのベッドスペースがあってそこに案内されたのでほぼ個室と一緒でした
価格、スタッフ、ロケーション的には十分オススメ
宿のオーナーの娘さん
かくれんぼ好きなんだけどこれで隠れられてるつもりなのが可愛い(笑)
宿から大通りに出て少し歩くとすぐにこの街のシナゴークがあった
シナゴークっていうのはギリシャ語で「集会所」という意味らしく、ユダヤ教の会堂のことを指すらしい
僕はブルガリアのソフィアでもシナゴークを見ていて、その後も各地で地図にシナゴークが載ってるのを見てた
きっとヨーロッパ中に沢山あるんだろうな
ノービサードの街の中心に入ると大きな教会が見えてきた
この街のシンボルのように佇む縦長の教会は聖処女マリア教会
その名の通り聖母マリアを祀ったカトリック教会だ
教会のすぐ近くにはセルビアの作家ヨハン・ヨバノビッチ・ズマイの銅像がある
そして決して大きくはない旧市街の広場の東側にはのどかな公園が広がっている
このDanube’s Parkという公園を東に抜けるとあの有名なドナウ川に出る
ドナウ川にかかる大きな橋を渡ってると対岸に城壁が見えてきた
あれはペトロヴァラディン要塞だ
ペトロヴァラディン要塞は無料で入れるノービサード観光の目玉になってる場所でノービサードを訪れる人なら必ず先ほどの旧市街の広場とこのペトロヴァラディン要塞に来るはず
落ち葉に覆われた坂道を登ってペトロヴァラディン要塞の中へ
曇り空なのが残念だけどこの季節は東ヨーロッパのみならず中央ヨーロッパでもどんよりした空が続く 来年の春先まではずっとこんな天気らしい
門を潜ってペトロヴァラディン要塞の中に入ると城壁の中を一周できるようになっていた
歴史的にも古い要塞で、ここにはもともとローマ帝国がクスムという別の要塞を築いていて、のちにペトロヴァラディン要塞がその跡地に作られたそうだ
城壁内から見たドナウ川
周辺に立ち並ぶ建物の屋根はきめ細やかなウロコのような瓦が使われている
瓦というよりは薄く切られた平べったい石のようにも見える
綺麗で古さを感じることの出来る屋根だ 古いヨーロッパの建物って感じで好きだわ
ペトロヴァラディン要塞内の高台には時計台があった
そこから眺める周りの街並みは僕が想像してたザ・東ヨーロッパって感じの街並みだった
いい景色だなぁ どんよりしてても逆に東ヨーロッパの雰囲気が出て絵になるよ
ペトロヴァラディン要塞から見た街並みは僕のお気に入りの景色のひとつだ
無料で解放されてるのでノービサードを訪れたら絶対来るべき場所だなここは
旧市街の広場に戻って来ました
広場にあるマクドナルド内のマックカフェで休憩
今日は朝から全然食べてないので何かちゃんと食べに行かないと
そういえばまだセルビアでよく売られているプリェスカヴィッツァという豚肉のひき肉で作ったパテを使ったハンバーガーのようなファーストフードを食べていなかったな
で、適当に歩いて見つけたのがこちらのお店
メニューから好きなサンドイッチ、もしくはバーガーを選び次に中に入れる野菜を選びます
もちろん注文してからちゃんと焼いてくれる
持ち帰りも出来るようだったので僕はテイクアウトで
ホステルに戻ってあけてみたのがこれ これがプリェスカヴィッツァ
正確にはこのバーガー自体ではなく中のひき肉のハンバーグっぽいのをプリェスカヴィッツァって呼ぶらしい
味ですか?
ゲロうまです もう1個食べたいくらいでした
夜もう一度旧市街の広場に行ってみると綺麗にライトアップされた広場はカップルや家族づれで賑わっていた
カップルたちを見ていると一人で居るのが寂しくないと言えば嘘になる
でも僕はもともと一人旅 こういった状況も含めて旅を楽しんでいるのだ
時折突き刺さる孤独感や寂しさも一人で世界一周をする過程の醍醐味くらいに思えなければ2年という長い期間の一人旅は出来ないだろう
昼間見た景色とは一気に雰囲気が変わった 今のところヨーロッパの冬は案外気に入ってる
夜の街はかなり冷え込んで来ていた それでもなかなか広場を離れられなかった
今夜は美しく素敵な夜だ