岩だらけのインドっぽくない町ハンピ

2018年7月4日

インド東部の貧しい漁村プリーからインド中央部のハンピに移動します

まずハンピという観光地に行くにあたってホスペットというハンピにアクセスする拠点となる町に行かなければならない

そしてそのホスペットに行くには一度ハイデラバードという大きな町まで電車で行って首都高から夜行バスに乗り換える必要がある

1日半ぐらいかかる移動になってしまいそうだが進まなければ

ハイデラバード行きの電車はプリーの駅からは直接で出てないのでプリーから電車で一時間半ほど北にある駅まで行ってそこからハイデラバード行きの電車に乗ることになる

プリー

まずはプリーの駅からジェネラルシートと呼ばれる一番安いローカル車両に乗ってハイデラバード行きの電車が出る駅に向かおう

プリー

ジェネラルシートはなかなか臭くて暑くていかにも一番安いインドの電車って感じ

中ではトランプで賭け事をしている地元の乗客が多い

プリー

そんな中のひとりのインド人男性がこっちに来て座れよと呼んでくれた

彼の名前はラジュさん

プリー

「食べな」っと車内販売で買ったチャナというひよこ豆を分けてくれた

プリー

彼曰く彼はコルカタの空港で働く職員だそうだ

今は休みでプリーに観光に来てたらしい

プリー

更にラジュさんは車内販売の大きなキュウリに赤い香辛料をつけたスナックを僕に奢ってくれた

プリー

電車は順調に北上して行く 目的の駅に着いてラジュさんとFacebookを交換して別れた

30〜40分後にホームにやってきた電車に乗り込む この日は車内で一泊し明日の昼ごろにはハイデラバードだ

ハイデラバード

次の日の昼前にハイデラバードに着きました

次はホスペット行きのバスを探さなければ

ここで困ったのがここからホスペット行きのバスチケットがどこで買えるのか?そのバスはどこから出てるのか?それを全く知らないという事

てっきりプリーからホスペットに直接行けるもんだと思っていたのでこの経由地のハイデラバードからホスペット行きの情報を全く持ってなかった

とりあえず町の人に聞きながら1時間ほど彷徨ってようやく長距離バスのチケット売っている旅行代理店を見つけた

ホスペット行きのチケットを購入して「ところでこのバスどこから出発するの?この事務所の前から?」っと聞くと「ここから南に10 km ほど行った別の駅前からだよ」と普通に言われてしまった

これによってまたここからその10 km 離れた駅まで行く手段を見つけなければ

町の人に聞いて回ると、ある寺院の前から出ている2番のバスに乗ればその駅に行けるという意見が一番多かったのでそれに従うことにする

ハイデラバード

まだドライバーもスタンバッてない2番のバスに乗って出発の時を待つ

何の情報もなく下調べもしていない町であってるかどうかもわからないバスに乗って待機してるというのは不安なもんだ

ハイデラバード

でも2番のバスは僕の心配をよそに目的としている駅にたどり着いた

バスが出るのはここから300メートルほど歩いた旅行代理店の事務所の前だ

夜バスが出発する時間まで僕は4時間半ほどドミノピザの中で過ごした

店員からも何やってんだコイツ?って思われてただろうな

そして時間になったら夜行バスに乗り込んでハイデラバードを出発し朝方の5時前にバスはホスペットの町にたどり着いた

なんとなく目をつけていたホテルがちょうど降ろされた地点から歩いて3分ぐらいの場所にあったのでそのホテルにこの時間からチェックイン

今回僕が泊まったのはこちら

Pai Residency Hospet

  • ロケーション:★★★☆☆
  • スタッフ  :★★★☆☆
  • 価格    :★★★☆☆
  • 清潔感   :★★★★☆
  • WIFI    :★★★★☆

※あくまでも個人的な評価です

個室を取ったのでいたって快適 エアコン、Wifiともに申し分なかった

朝方に到着したのになんなくチェックインさせてくれました

もう少し安ければ最高だったと思います

2日ぶりのシャワーを浴びて、しばらく睡眠を取り昼前になってから行動開始

ホスペット

なんだろうこのハートだらけの牛は? 3月のホーリーで地元民から落書きされたのかな?

ホスペットからハンピへはローカルバスが出ています

ホスペット

ホテルのすぐ裏が上の写真のバスターミナルだったのでそこから乗っていきます

ホスペット

ローカルバスは満員でぎゅうぎゅう詰め

ホスペット

オバチャン辛そう(笑)

約30分弱の移動でハンピに着きました

ハンピには無料で入れる寺院があるのでそこから見ていこう

まずここはSri Virupaksha Temple(ヴィルーパークシャ寺院)という場所

ホスペット

バスを降りた所からもうすでに見えてるはずです 靴は脱いで入らないといけません

見えている塔門は東ゴープラムという16世紀前半に建てられたもの

相変わらず葉っぱの売人とかガイドをして最後にお金をもらおうとする輩がうろうろしてるけど全部無視して内部と建物の奥を見学することにする

ハンピ

ハンピ

ハンピ

ハンピ

ここでも牛は祀られている

ハンピ

オープン・マンダパという拝堂 並ぶ柱にはヤーリが刻まれている

ハンピ

ハンピ

天井に描かれている無数の壁画 神秘的だな

ハンピ

ハンピは岩だらけの場所なので夏場はプライパンの上にでもいるかのように暑いです

散策時は水分補給を忘れずに

寺院の中から向こう側に抜けて景色が開けた途端ゴツゴツした岩が 視界に入った

ハンピ

これがハンピの有名な風景だ

寺院の裏側に出ると貯水池みたいなものもあり、牛がそこら辺にいます

ハンピ

ハンピ

ハンピ

付近を流れる川の両側には大小様々な大きさの岩が積み上がって小さな山ができている

これなんだよなぁハンピで見たかった景色

ハンピ

ここはもともと僕は全然知らなくて世界一周前は来る予定に入れてなかった場所なんだけど、世界一周に出発する前京都の僕がよく行ってたジェラート屋さんのオーナーがインド好きで僕に「インドに行ったら必ずハンピという場所に行ってみて」と進めてくれていた場所なのだ

さすがインドに何回も来てるあのオーナーは進めてくれるところが違うな

ハンピ

ハンピ

見た目が全然インドっぽくない場所でインドの中でも独特の景観をともっているハンピ

どうしてこのエリアだけこんなにも岩が固まっているんだろう

ハンピ

ハンピ

無料で見学できる寺院がいくつかあるのでそれを中心にハンピの町を回っていく

ハンピ

ハンピ

ハンピ

調度ハンピを一周した頃に観光を始めた最初の寺院の方に戻ってくると向こうから牛の群れが歩いてきていた

なんとなく絵になってそうだったのでパシャリ

ハンピ

インド人も観光に来ているみたいだ

ハンピ

ハンピ

この辺はホスペットをはじめ、地元の人たちはすごくフレンドリー

たった1日の滞在だったがなかなかいい場所にこれたなと思う

ハンピ

暑くてたまらなかったけど気さくなインド人に癒された場所ハンピ

今度また立ち寄る事があれば風景ではなく人を見に来ようかな

明日の夜から夜行バスでまた違う町に移動だ

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コメント

  1. ペンギン より:

    ジェラート屋のオーナーさんが、「インドへ行ったら、必ずハンピという場所へ行ってみて」とおっしゃったそうで、「必ず」ということは、よほど良いと思ったのでしょう。

    • メリ より:

      ペンギン様、コメントありがとうございます!

      このオーナーさんはインドに20回くらい行ってるエキスパートでしたからね
      彼が勧めるならと信頼して行きました

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