2018年11月28日
もうお馴染みのFlixBusに乗って雪の残るチェスキークルムロフからプラハにバス移動してきた
プラハのFlixBusの停留所にあったホットドッグ屋が妙に美味しそうに見えたので1個購入
お腹が減ってたから美味しそうに見えたのかな?っとも思ったんだけどそうではなくて本当に美味しい物だから美味しそうに見えたという当たり前が起こっていた
要はこれメチャクチャ美味かったって事です
今日から3日間お世話になる宿はFlixBusの停車場所から徒歩5分のア プラス ホテル&ホステル
ア プラス ホテル&ホステルの場所はここ
ア プラス ホテル&ホステル
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
ロケーションですがプラハの中心地オールドタウンスクエアまで徒歩で15〜20分かかります
男性の足なら15分で十分着けると思います
街の中心地からは少し離れてるけどFlixBusの停留所から近いのでFlixBusでこの街に来て、FlixBusで次の街に行く人にとってはいいロケーションかもしれません
値段もドミはプラハの中ではかなり安い方です 近くにはドイツのヨーロッパチェーンのスーパーのLidl(リドル)もあります
結構豪華なビュッフェスタイルの朝食付き
チェックイン後にいつものように街歩き
宿から5分も歩かないところにカフェ・インペリアルという超高級カフェがあると聞いて前を通ってみたんだけど高級ホテルの中のカフェで無駄に豪華過ぎる
一人で入る雰囲気ではないし、カフェ使いする店というよりは完全に食事をするような場所だ
よってここは却下 カフェは別に目をつけておいた店に行くことにする
トラムの線路が走る大通りを西に向かって歩いてると有名なThe Powder Towerの近くの小さな広場に出た
本当に建物が豪華で綺麗になってきたなぁ
東ヨーロッパの中でもピカイチに綺麗な街
そして自分が今まで世界一周前に見て来た中央ヨーロッパに引けを取らない街
向こうに見えるのがThe Powder Tower
プラハの街の写真で幾度か見た事のあるこのタワー ついにたどり着いてしまった
この先にあるオールドタウンスクエアにもいよいよ足を踏み入れて当たり前だけど写真で見てたあの景色を見ることになるんだ
なんとなくプラハに辿り着いたことに一人で感慨深くなってる時にThe Powder Towerの向かい側にバレエの看板が置いてあるシアターがあるのがふと目に入った
SWAN LAKE 文字通り写真通り演目は白鳥の湖のようだ
よく考えたら僕は今までバレエなんて一度も生で見たことがない
もしかしたらこれは今まで見た事がないジャンルのエンターテイメントに触れてみる良いチャンスなのかもしれない
これが見せてもらった座席表と料金表
座席に×印がついてるところはすでに売り切れ
残りの×印が付いてない席からチョイスしなければならない
右側に記載されてるのが席のカテゴリーによる料金
もし気が向いたら思い切って一度見てみるのもいいかもしれない
The Powder Towerの塔の下を潜れば通りには観光客を乗せて街を走るクラシックカーがそこらじゅうに並んでいる
街中に溢れるおとぎ話の世界のような雰囲気
これはもう街作りの時点から計算されつくした代物だ
プラハは時計塔が有名だからか土産物屋には時計盤をモチーフにした様々な品が売っていた
そういえば昔見た「鑑定士と顔のない依頼人」というラストのドンデン返しが凄い洋画に出て来た店内一面が時計だらけのカフェもここプラハにあったと聞いた事がある
たしかナイト アンド デイというお店だったはず
あれは作中の架空のお店なのか、実在した店なのかは定かではない
さて、プラハで目をつけていた一つ目のカフェです
お店の名前は「Cafe No. 3」 ホットチョコレートが美味しいと聞いてたカフェ
Cafe No. 3の場所はこちら
こちらがメニュー
ホットチョコレートが65コルナ(約310円)
なぜかわからないけどチェコのプラハのカフェは普通のコーヒーよりもホットチョコレートが有名なお店が多い
ここもそのひとつだけどホットチョコレート好きな僕にとってはプラハのカフェは最高だ
早速頼んでみよう
こちらが出て来たホットチョコレート
感想としてはとにかく濃厚の一言
最初出て来た時は正直カップが小さいなって思った
でもこの濃厚さなら量が多いと濃すぎて味が美味しくても逆に全部飲めないかもしれない
量的にはちょうどいい感じだ
味も十分美味しかったけど個人的にはもう少しだけ甘い方が好みかな
でももしかしたら極端に甘過ぎないのはちゃんとしたカカオを含んだチョコレートを使用してるからかもしれない
街を歩いてると時折上の写真のようなABSINT(アブサン)という成分を含んだ飲み物やアイスが売られている
これは他のサイトでよく勘違いした人が「プラハでは大麻入りのアイスが売られています!」みたいに書いているアイスクリームだ
正確にはこれは全くもって大麻とは違う別物
ABSINT(アブサン)とはスペインでも見かける薬草を使った度数の高いリキュールの一種
もちろんアルコールと同じく中毒性があるのでどちらかというと大麻よりタチが悪いと思う
昔は画家のゴッホなどもアブサン中毒で身を滅ぼしたとか
またABSINT(アブサン)はニガヨモギの香味成分であるツジョンによって幻覚などの向精神作用が引き起こされるとされ20世紀初頭からスイス・ドイツ・アメリカなどでアブサンの製造・流通・販売が禁止されたという経緯がある
僕はアルコール系は一切興味がないのだけどもし興味のある方はプラハに来たらABSINT(アブサン)入りのアイスなどトライしてみるのも面白いだろう
オールドタウンスクエアに向かうにしたがって通りの両側が大きな高い建物で埋まっていく
プラハは世界一周で今まで訪れた都市の中でもかなり可愛い街だけど、今までの可愛い街と違うのは女性だけでなく男性も十分楽しめる街という事
これって意外と重要な要素
そしてここがプラハの中心、オールドタウンスクエア
僕が訪れた時はクリスマスの準備のために広場に白いテントがいくつも設置してあった
これは「ティーンの前の聖母教会」
有名なプラハの天文時計と並んでこのオールドタウンスクエアを代表する建造物だ
プラハの街の写真を見た事がある人ならこの聖母教会は必ず今までに見てるはずだ
広場ではクレーン車によって大きなクリスマスツリーの準備が行われていた
ここも夜ライトアップされたら素敵だろうな
広場の向かい側にはやたらと観光客が集まってる場所があった
みんなしきりに上に向かってシャッターを切っている
みんなが撮っているのはこの「プラハの天文時計」
この中世の天文時計はすでに600年もの時を刻んでるそうだ
文字盤と中の時計は1410年にとある天文学教授と時計職人によって制作された
時計の横に配置された計4体の像は特定の時間になると動き出す仕掛けだ
そしてこの時計台には入場料を払って登る事が出来て、その上からは広場とプラハの街並みを見渡す事が出来る
これが時計塔の中
上にはたしか階段とエレベーターで登れたはず
僕は階段を使っててっぺんまで登った
時計台からは間違いなく今までで一番美しい街が見渡せた
幾度となく見て来た世界の綺麗な街並み
でもここから見たプラハの街は頭一つ飛び抜けていた
さっき見た準備中の大きなクリスマスツリーがあんなに小さく見えるなんて
向こうに見えるのはプラハ城
有名なカレル橋という橋を渡ってブルタバ川を渡って行く事が出来るプラハの有名な観光場所だ 僕も明日か明後日にでも行ってみよう
赤い屋根で統一された街は昔イタリアのフィレンツェで、この世界一周ではクロアチアのドブロブニクですでに見て来たけど僕の中ではプラハが一番だ
大満足の時計塔から降りて来た街並みもやっぱりおとぎ話の世界
そこもかもが絵になり過ぎだよこの街は
かと思えばこんな物が展示されてるミュージアムもある
グーグルマップには性交機械博物館と表示されているこの場所
要はセックスの時に使う大人のオモチャの展示博物館ですね
このケースは恥ずかしい 非常に恥ずかしい
なんで顔写真を埋め込んじゃったの?(笑)
この下の写真のブランコみたいなのは何に使うんだろう・・?
なるほど
このように使用するんですね 昔の人もこんなプレイしてたんだ(笑)
うーむ これ本当に必要か? というか普通に手でやった方が早くないですかね?
いやいや、難しいだろこれ
ツッコミどころ満載のミュージアムだな
あ、ちなみにここのお客さん 半数は女性でした
僕は昔オランダのアムステルダムのセックスミュージアムにも行った事があるんだけど、あの時も客層の半分以上が女性でした
こういう所って意外に女性の方がドンドン入ってくるんだよね
何これ? どうやって使うんだよ
どんな体勢?何人分?何プレイ??
・・・・もうレベル高くてついていけないな
いやぁ昔の人ってこんなに夜の営みを工夫して楽しんでたんですね
現代人に負けてない変態っぷりとくと見せて頂きました!
非常に興味深い博物館を出て引き続き街歩きです
プラハの街を歩いてるだけで誰もが気づくと思うけど実はこの街どうも大麻に対する規制が緩いようであちこちで下の写真のような物を売ってるお店を見かけます
大麻が犯罪化されている国の日本人からしたらこの店の店内だけでもすごい光景に見えてしまうよね
まぁ正確に言うとチェコは大麻が合法化されてる訳ではなく「非犯罪化」されている
つまり合法とは認めてないけど大麻を使用したからといって犯罪になる訳じゃありませんよっというグレーな状態になっている
1個40コルナ(約190円)の大麻入りと見られるチュッパチャップス
こっちは大麻入りのチョコのようだ
お店の人に聞くとお土産に買って帰る人も多いとか
ひとまず試しに買ってみました
色々突っ込みが入りそうだから先にちょっとネタバレしておくけど実はチェコで売られているこれらお菓子に入ってるのは正確に大麻と呼べる代物ではないです
要は大麻を摂取した際に出てくるはずの飛びの成分が全く入っていない大麻もどきの商品なんです 僕は事前にそれを知ってたので購入してみました
ひとまず食べてみましょう
・・・期待させてすいません
正直ただのマズイ緑色のケーキです ここまで美味しくないパウンドケーキは初めてだわ
もちろん先述した通りなのでこの後なんの変化もなかった
あぁ無駄金!
お、レゴミュージアムだ
僕はブッキングドットコムの特典で半額で入場出来たんだけど中を見る限り完全に子供向けだったのでここはパス
LEGOってどんな形の物でも作れてしまうからすごいよね
考えた人も作ってる人もすごいと思う
泊まってる宿でプラハのマップをもらったんだけどそれによるとこのプラハの街にはちょっと変わったモニュメントやビルがあるらしい
今度はそれを見に行ってみよう
やって来たのはここ
Otočná hlava Franze Kafkyというモニュメント
フランツ・カフカという人の顔を模った高さ11メートルのモニュメントで表面は全て回転パネルで出来ているらしい
朝からホットドッグとホットチョコレートのみで歩き続けて、さすがにお腹が減ったのでフランツ・カフカのモニュメントの目の前の日本食レストランで食事
寿司に醤油 日本が懐かしくなる瞬間
でも食べたのはタイ料理(笑)
そもそもここ完全な日本食レストランじゃなくてアジア料理店でその中で日本食の占めてる割合が多いというレストランみたいだ
続いてたこれまたプラハで有名なビル
その名もダンシングハウス
ここ結構観光客が写真撮りにきてました
Dancing Houseの場所はここ
場所が川沿いなんで多分みんなここを見てから川沿いに北上してカレル橋を見に行くんだろうな
もうあっという間に夕暮れ時
夕日を受けてゆっくり色づく川沿いの道は綺麗だった
川沿いの街灯に灯りがともり、綺麗に立ち並ぶ豪華なヨーロッパ建築を更に美し光景に仕上げていた
川の向こうにはプラハ城
川には多くの水鳥達がいて親子がエサをあげている
振り返った川沿いの道は何度見ても飽きない美しさ
こんなにどこを切り取っても綺麗な街並みって今まであっただろうか
目の前にようやくカレル橋が見えてきた だいぶ日も落ちて来たけど橋を渡りに行こう
カレル橋直前のレストランのテラスで飲む外国人観光客
そんなに寒い中、毛布かけてまで外で飲み食いしたいかな?
ホント外国人って冬場でも外で飯食べるの好きだよな
橋の近くの鉄柵にはお約束の恋人達の愛を約束した証の錠前
僕は一時の感情にまかせて先の事をむやみに約束したりしない主義なのでこういうのは彼女がいる時でもしたことがなかった
地元の人はやってないだろうからやってるのはほとんど観光客だろな
ここがチェコで一番有名なプラハのカレル橋
これを西側に渡るとジョンレノンの壁やプラハ城、聖ヴィート教会などの観光場所がある
迫力ある大きな銅像が橋の両側に配置され観光客だらけの橋
でもやっぱりこの橋と向こうに見えるプラハ城を携えた風景は格別だ
うっすらと夕日に包まれ出したプラハ城
ちょっと来るのが遅すぎたなぁとも思ったんだけどこの時間のこの景色、これはこれで良かったな
これは絵の部分に触れるとご利益あります系の銅像
なんのご利益があるのかまでは知らない
みんなが絵の部分を触るのでその部分だけテカテカだ
カレル橋を渡った側は観光地の入り口らしい大きな街になっていた
こちら側の街もそれ相当な規模になってるようだ
ただし今日は遅くなってしまったのでこっちの散策は後日にする事にした
橋を渡ってプラハの中心に戻る頃には完全に夜の街
腕組み歩く恋人達が橋を、街の広場を楽しそうに歩いている
小さなクリスマスマーケットが開かれてる中プラハの中心地まで帰って来た
今日はよく歩いた一日だった
まだまだプラハを散策しきれてないので明日と明後日で更にこの魅力的な街を見回ってしまわないと
広場のライトアップを見てカップル達の波に一人飲まれながらホテルに戻った