夢は逃げない 逃げるのはいつも自分だ

2020年7月9日

いよいよ僕のブログでもこのコロナ騒動について書く時が来ました

ちょっと今回は旅の内容ではなく、僕なりにコロナウィルスと旅について書いてみたいと思います

これを書いている2020年7月9日現在、僕は今メキシコの首都メキシコシティに滞在してます

ずっとメキシコシティに滞在しているのであまり SNS で発信することも減った為、結構な数の人からよく「まだ海外にいるのですか?最近投稿がないので心配してました」という類のダイレクトメッセージをたくさんもらっていた

なので今回僕がまた海外に滞在していて無事に過ごしているという現状報告と共に今回のこの世界中の国境封鎖の状況でまだ帰らない理由について書いておきたいと思う

去年の年末ぐらいからコロナウィルスがちょくちょくニュースにはなっていて、今年に入ってから一気にその報道が熱を増し世界中で騒がれるようになった

そして僕が南米を旅してアルゼンチンのパタゴニアまで行ったところでアルゼンチンはもちろん周辺の南米諸国が一気に国境の封鎖を発表しました 

たしか3月18日の事だったと思う

この後またブログを書き進めていくのでこの事も今後詳しく書きますが、僕が滞在していたパタゴニアのエル・カラファテという町でフランス人観光客のカップルがコロナウイルスにかかっている事が判明して一気に町の緊張感が高まり町の封鎖に繋がりました

パタゴニアの封鎖が決まった時、政府からバス会社に通達がいっていたらしくアジア人にはバスチケットを売ってもらえないという事態もあった

宿の部屋に閉じ込められて部屋から一歩も出ないでくれと軟禁状態にされたこともあった

パタゴニアを出なければとブエノスアイレスに飛ぶ飛行機に乗ろうとしたらコロナにかかってないという医者の診断書がないと乗せられないと言われたこともあった

その全てをなんとかクリアして僕はパタゴニアからアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに移動し、そのままブラジルのサンパウロを経由して3月20日に規制の緩かったメキシコに逃げてきたのだ

アルゼンチンでとっさにその時点で規制の緩い国がどこかを考え、それと同時に日本人が一回の入国で長く滞在できるのはどこかと考えた時にそれが僕の中ではメキシコだった

このとっさの判断は今でも正解だったと思っている

そのまま南米に閉じ込められた人のその後の生活と言うか滞在状況はなかなか悲惨なものだった

週に数回しか外に出れなくて、外に出たとしてもスーパーに買い出しに行く以外は外出禁止

南米はそんな処置を取っている国がほとんどだったのだ

それに比べるとメキシコはまだお店も普通に開いてるし人も普通に外を出歩いている

緊急事態宣言もまだメキシコには出ていなかったし、なんといってもメキシコは日本人はノービザで180日 つまり半年も滞在できる国だ

3月の20日にメキシコシティに逃げて来てから僕は現在3ヶ月ちょっとこの町に滞在してこのコロナウイルス騒ぎの状況を見守っている

そう僕はまだ海外に滞在していて帰国するつもりはないのだ

今回のこのコロナ騒動の真相が一体どういうものなのかはここでは一旦置いておきます

またもしかしたら機会があれば今回のコロナウイルス騒動の裏で何が起こっていたか?

この騒動の本当の目的は何だったのか?

もしかしたらそれも今後書くことがあるかもしれません

ですが今回は一旦置いておきます

今回のこのコロナ騒動は本当に世界中を旅している人のプランに多大な影響を及ぼしました

国から国に移動することが出来ずに八方塞がりになり、国境の封鎖により行動の遅かった人や素早い判断ができなかった人がその国に閉じ込められた

国境封鎖に伴って今までのように同じ数の飛行機を飛ばしていても乗る人がいないので飛行機の便もキャンセルが相次ぎみるみる便数が減っていた

そのため世界一周や旅をあきらめて帰国する人たちも高いチャーター便などを利用して帰国せざるを得なくなった 

直接の知り合いではないがキャンセルの効かない世界一周航空券で移動する日時を全て決めてしまっていた人もいて、飛行機に乗りたいんだけど国境封鎖のために飛行機が飛ぶ国に移動出来ないので今後のフライトが全て無駄になってしまって手持ちのお金で航空券を買って移動することも出来ずに泣きながら帰った日本人女性の旅人もいた

旅行中でなくてもどこの国でもイベント会社や旅行会社さらには飲食店など商売が立ち行かなくなりお店を閉めなくてはならなくなり、破産した人や商売を畳んだ経営者の人も多いだろう

本当に世間の人々が死活問題で外にも出れなくて金も無いし心の余裕もなくなっていくのを見てきた

みんなコロナで心をすり減らしている

こんな今までにない未曾有の状況になったのだ 無理もないだろう

状況が状況なので僕も一度帰国するべきかなとも考えた

ただ僕は自分の世界一周に一時帰国はしないというこだわりを持ってここまでやって来た

少し頭に「帰国」という文字がよぎった頃に久しぶりに高橋歩の本を PDF で読む機会があった

そこには僕が好きな言葉が書かれていた

夢は逃げない 逃げるのはいつも自分だ

これは僕が数多くの高橋歩の本を読んできた中でも一番好きなフレーズだ

夢ってのは勝手に人から逃げていかない 勝手に離れていかない

人こそが、自分こそがいろんな理由をつけて夢を諦めそこから逃げていくのだ

世界一周は僕の子供の頃からの夢

やりきらずに帰っていいのか?このまま帰国して後悔や心残りは無いか?

それを考えた時僕は帰る事が出来なかった

今日本に帰ったら必ず後悔する

僕が歳をとっても諦めない限り僕の中の夢は歳をとらない 

夢を追うことは時には勇気がいることだし覚悟も決めなければならない

不安に生きるか、理想に死ぬか

やりきれなかったことを胸に後悔しながら生き続けるぐらいなら、僕はここでとことん自分のやりたいことを追求してくたばる方がまだマシだ

自分の夢から逃げるのは辞めて自分がどうしたいのかに従う事にしよう

僕はそのまま海外に残る事を決めたのだ

こう書いたからと言って僕は志半ばで世界一周をやめて帰国した人達を突ついてるわけでも見下してるわけでもない

さっきも書いたがこんな騒ぎだ 仕方ないだろう みんな何かしら被害を被ってるんだ

むしろこんな状況下なので帰国する人の方がまともに見える

これは単に僕の勝手な覚悟であり、心の中の問題で自分自身との決着なのだ

まぁそんな訳でとりあえず僕は今メキシコで元気に過ごしてます

この先いつになれば以前と同じように自由に国と国を行き来できて普通に観光ができるようになるようになるのかはわからない

もしかしたら世間で噂になっているコロナの第2波が来るかもしれない

当分の間は国と国の移動は出来ないままかもしれない

でも、それでも僕は帰らない

僕の夢だから

これは紛れもない世界一周

僕の一生に一度のやりたい事なのだ

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コメント

  1. しほ より:

    無事で何よりです!
    私も始めは「帰国せずに世界一周」と決めて出発しましたが、私の場合は友人に「一時帰国する=挫折ではない、それよりも周りを安心させることが大事ではないか」と諭され、その後は海外と日本の往復を繰り返し、少しずつ世界一周を進めているという感じです。
    一つのことを貫徹するのも勇気ですが、中断する方も勇気が必要かと思います。
    夢はメリさんが生きてこそ、叶えられるものです。
    どうかお気をつけて、今後も旅のご無事をお祈りしております。

    • メリ より:

      しほ様、コメントありがとうございます!

      たしかに一時帰国はイコール挫折ではないですよね
      僕はむちゃくちゃ元気なので大丈夫です^^

      コロナ騒ぎは秋まで膠着状態が続くと聞いています
      今はオセアニアに行きたくてニュージーランドやオーストラリアの国境が開くのを待ってますが秋の時点でどうなるのかを一旦見極めたいと思います

  2. ナナ より:

    あなたの「夢」「世界一周」は、カナダでホームレス施設に滞在した時にすでに終了していますよね。

    その際「施設に入れられた」という受動的な表現をされていましたが、そこに入ってそして何日も滞在したのはあなたの意志でしょう。自分で判断できない子供ではないのですから。
    それをやむをえず入れられたかのような書き方は、自分のしたことを正当化しているように思えてなりません。

    別にご自身の意思でホームレス施設に入るのは自由だと思います。
    でもそれは旅人のする行為ではありません。
    以前、一時帰国したらそれは世界一周ではないとおっしゃっていたと記憶しています。
    だったら旅人としては本来入るべきでないホームレス施設に入り、施しを享受した時点であなたの旅の信念も終わっているでしょう。
    一時帰国という行為が世界一周ではないなら、ホームレスに身をやつした時点で旅人ではありません。もはやあなたが当初言っていたような信念のある世界一周ではなく、長期旅行の延長のようなもの。
    もっとポリシーを持っている方なのかなと勝手に思っていたので、自分で自分の旅の価値を下げるような行為をしたのは意外でした。

    そして国際学生証の偽造。
    作成時点では学生ではありませんよね。
    入場料をケチって観光名所に入らない貧乏バックパッカーがいますが、それ以下の行為かと。
    このような乞食のような行いをして、口だけでは立派に世界一周を語るという。言っていることとやっていることの乖離が甚だしいです。

    コメント欄で批判的なコメントを論破しているようなコメント返しをいくつか見ました。
    でも、そもそもあなたの論理が破綻しているんです。
    結局自分が見たいようにしか物事を見ていないんですよね。
    中米のとある国であなたを一度お見かけしましたが、さかのぼってブログを読んでみて、あぁなるほどなって思いました。

    • メリ より:

      ナナ様、コメントありがとうございます!

      >中米のとある国であなたを一度お見かけしましたが

      へぇ〜〜そうなんですか?
      僕は中米では日本人には2人しか出会ってないんですよ
      しかもそのうちのお一人は再会した方です

      つまり本当の意味で出会った日本人は一人だけなんです
      でもその人は今でも連絡を取ってる仲ですがあなたはその人ではありませんよね?

      あの時はまだパンデミックも始めってなく中米でも多数の日本人が旅してました
      出会ったのではなく見かけただけならなぜそれだけで、それが私だと確信出来るのかその理由の説明も欲しいですね

      ホームレスシェルターの件ですが本当に施設の人に連れて行かれたのに「施設に入れられた」という表現のどこがおかしいですか?
      確かにその後も私は滞在しましたがそれは他の方にもコメントで返したように中の実情やそこで生活してるしてる人の現状をブログで伝える事が出来ると思ったからです

      それを信念を曲げてお金を浮かせる為にそこに意図的に入居したと思いたいのはあなたの思考ですよね?
      そういう風に思いたいからそう思ってるんですよね?

      学生証の件、あなた放送大学って知ってますか?知らなかったらどういう大学かよく調べてみてください

      シェルターの件といい、学生書の件といいあなたの憶測とあなたがこうだとツッコミどころがあっていいのになの希望的観測から決めつけて物を言うのはやめてくれませんか?
      サイコパスなんでしょうか?(笑)

      結局あたなが悪意があるように見たいからそう見てるんですよね?
      「結局自分が見たいようにしか物事を見ていないんですよね」という言葉は特大ブーメランとしてそっくりそのままお返しいたします

      あ、そうそう
      最近ある一定の時期からあなたと同じような口調の同じような文体のアンチコメントが来るようになったんですよ
      なぜでしょうね?w
      誰かコメントで軽くあしらわれた人がよっぽど悔しくて名前とアドレス変えて何度もアンチコメしてるんでしょうか

      さかのぼってコメントを読んでみて、あぁなるほどなって思いました(笑)
      あ、これもブーメランになってしまいましたかね?

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