2020年8月22日
僕の隣の部屋には1匹のエテ公がいます
エテ公ってのは僕が勝手につけたあだ名です
日本人の観光客もすでに日本にほぼ帰ってしまっているので今宿にいる人数は非常に少ない
なので今泊まっている宿泊者の僕らはドミの部屋を個室のように一人一部屋使わせてもらってる状態だ
部屋自体は個室状態なのでプライベート空間で一見何の問題もなさそうなんだけど、やっぱりこういう多くの人が集い泊まる場所で迷惑な行動を平気で行う輩ってのはいるもんだ
その一人が僕の隣の部屋の日本人
こいつの声がデカイのなんのって
僕が泊まってる宿は3階建てプラス屋上なんだけど、屋上にいようが部屋にいようがどこにいてもこのエテ公がどこにいるかすぐわかります
声がクソでかいので
僕が泊まっている宿は中央部が吹き抜けになってるので1階にいても大きな声で話したり笑ってたりすると3階とか屋上まで普通に聞こえるんですよ
僕の部屋は3階だけど部屋の窓を開けていると1階の人が何を喋っているのかまでハッキリ聞こえます
エテ公本人もここに数ヶ月暮らしているのだからそんな事ぐらいわかってるだろうに
それでもエテ公は何の遠慮も臆面もなくデカイ音で食堂で YouTubeをかけてバカみたいな動画を見て猿の様に笑ってる
僕も出来る事なら同じ宿に泊まってる人に注意とかしたくない
でも人がおとなしくして黙ってるとどこまでもエスカレートするマナーや教養を学んだ事がない中国人並みの奴が存在するのも事実だ
以前もね、このエテ公が昼間から自分の部屋の窓とドアを全開にして大声で何時間も電話してたんですよ
で、僕も隣の部屋なので「うるさいなぁ」とは思ってたんですね
それでも昼間の時間帯くらいは人それぞれ好きに過ごしたいだろうと思って我慢して注意はしなかったんですよ
でもそれが何時間も続いてたので僕とは別の宿泊者がついに我慢できずに「うるせーから窓とドア閉めて電話しろ」って注意しに行ったんですね
でもそのエテ公はホームラン級のバカなので注意をされたその日しか静かにすることが出来ないんですよ
次の日になったらもう声のボリューム元に戻ってるんですね(笑)
エテ公はその他にも宿のトイレに自分のスマートフォンを持ち込んでウンコしながらずっとスマホいじって一人で宿のトイレを10〜15分も占領してる事もザラでした
頼むからそんなことは自分の家でも買ってその家の中で好きにやってくれよ
自分の足の爪を切る時もなぜかわざわざ部屋から廊下に出てきて廊下で足の爪をパチパチ切り始める
足の下にゴミ箱を置いてる訳でもなく何か敷いてる訳でもなく
自分の部屋に足の爪が落ちるのは嫌だけど廊下なら宿の人か誰かが掃除してくれるっしょ、みたいな感覚なんでしょうねコイツ
ほんとマナーは守らないのに不潔感だけはいつも満点の男でした
そもそもゲストハウスにしてもホテルにしても人が多く集まって泊まるような場所で大きな声を出すべきか出さないべきかなんて小学生でもわかる話じゃないですか
ではなぜこのエテ公は30代にもなってそんな小学生でも分かることを守れないのか
答えは単純に自分勝手で馬鹿だからです
マナーや礼儀関係なく自分のしたいことを優先させ、自分の気持ちを抑制できずに自分を律することが出来ないタイプ
そんなんだから子供でも知ってるマナーを守れないんです
今思い返すとこういうタイプは僕が世界一周で出会った中でも30代前半ぐらいのゆとり教育世代に多かった気がする
空気を読むとか人に気を使って過ごすとかって誰も学校で習わないことじゃないですか
でもそんな事って人に教えてもらうまでもなく生きてきた人生の中で自然と学びを取るものじゃないですか
なのにそういう事を一切考えて生きて来なかった無神経な偏差値3ぐらいのモンスターがたまにいる
一緒の宿に泊まっている人からすれば本当に迷惑な話ですよね
どうもこういう連中は自分の行動によって他人に我慢をさせてるのが分からないみたいだ
しかもこのエテ公、「僕は日本でもシェアハウスに住んでいたし、オーストラリアでワーホリ中もキャラバンパークに住んでいたし、旅中はいつもドミトリーだし共同生活が長いんですよね〜」とかドヤ顔で言うんですよ
「そうなんですね、スゴイですね」とだけ言っておきました(笑)
いやいや、お前共同生活長くてそれだったら今までいろんな人にめちゃくちゃ我慢させてきてるから
めちゃくちゃ迷惑かけてきてるから もうそれに気づけよ
コイツに出会って20年ぶりぐらいに“親の顔が見て見たい”という言葉を思い出した
まぁ外国でゆっくり長々と過ごしていると思われがちだが宿という共同生活の場だとこういう迷惑な奴に何ヶ月も苦しめられることもあるというグチでした
エテ公はあと少しで日本に帰国
こいつの帰国日がただただ楽しみで仕方がなかった
今晩もエテ公が食堂で YouTube を見て馬鹿笑いしている
猿のような声が宿中にこだまする中眠りについた