2021年9月19日
おはようございます
今日は僕がサンフランシスコ村を出る日だ
朝起きてトイレに行く時、昨日出会ったAサンもすでに起きていた
Aサンも昨日は早めに寝て、早起きしたみたいだ
まぁでも電気も無いここでの生活ならそういうサイクルになるよね
Aサンと一緒に朝ご飯を食べて「あと30分くらいしたらここを出発しようかな」と思ってた時だった
Aサンが「マテオが今日プカルパの町に買い出しに行くらしいので良かったら一緒にタクシーでプカルパまで行きませんか?」と言ってくれた
これはありがたい
マテオがタクシーを家の前まで呼んでくれたのでそれに一緒に乗せてもらえる事になった
僕とマテオとAサンの3人を乗せた車はプカルパの町へと出発した
タクシーでプカルパの町に行く場合、タクシーはプカルパの中心までは行かずにプカルパの町の北部で止まる
プカルパの町の北部に戻って来た
なんか久々にアスファルトの道路を見たわ
そしてここでタクシーを降りてここからはトゥクトゥクに乗り換えてプカルパの町の中心に向かう
それもマテオがプカルパの中心まで行くのでタダで乗せてもらえる事になった
3人でトゥクトゥクに乗り換えてプカルパの町の中心に向かってる途中でトゥクトゥクがガソリンスタンドに立ち寄った
その時に道路の向かい側にウォールアートが見えた
ガソリンを補給してる間にAサンとウォールアートの写真を撮りに行った
最初はこっちの民族のウォールアートだと思って見てた
でも、よくよく見るとこれ
どれもがアヤワスカに関係してるウォールアートみたいだ
確実にアヤワスカと思われる木が描かれ、アヤワスカの儀式で見るビジョンのような絵が多い
これを描いた人たちは確実に数回アヤワスカを経験してるだろう
完全にアヤワスカのセレモニー中に脳裏に浮かびそうなアートの数々だ
凄いウォールアートだった
やっぱりプカルパの町はジャングルの入り口と共に、アヤワスカへの入り口でもあるんだ
この町に以前外国人が多く訪れていたのも確実にこの町の先のジャングルでアヤワスカの儀式を受ける為だったはずだから
トゥクトゥクが町の中心近くに差し掛かった時にグーグルマップを見ながらとあるポイントで僕だけ降ろしてもらった
僕には行こうと思ってた場所があったからだ
マテオがたまたま買い出しに行く日だったとはいえ、サンフランシスコ村からここまでタダで帰ってこれたのはありがたかった
そしてここでシャーマンのマテオとAサンともお別れ
Aサン、1日だけだったけどありがとうございました
アヤワスカの儀式、存分に楽しんでください
またいつか何処かでお会い出来れば嬉しいです
これからも気をつけて良い旅を
さて、トゥクトゥクを降りてから僕が歩いて向かったのはサンフランシスコ村に行く前にこのプカルパの町で出会ったエリザベスおばさんの住んでる建物
あの日僕は「サンフランシスコ村から帰って来たらエリザベスおばさんの住んでる建物で一室だけ空いてる2階の部屋に泊まりに行くよ」と約束してたのだ
エリザベスおばさんと出会った日の記事はこちら
ところがこの日エリザベスおばさんの住んでる建物に行くとニアミスでエリザベスおばさんは出かけたばかりだった
そしてそこの家主が言うには以前空いていた2階の部屋も人が入ってしまったらしい
どうしようかなっと思ってしばらく30分ほどその建物の前で待ってたんだけどエリザベスおばさんも戻ってくる様子はない
さすがにいつまでもここでじっとしてる訳にも行かないので荷物を背負って以前この町で泊まったホステルに歩き出した
エリザベスおばさん、結果的にタイミング悪くて会えなかったけど元気でいてくださいね
この町でエリザベスおばさんと出会った事は忘れないよ
以前泊まったホテル センテナリオにチェックインして水シャワーだけど約1週間ぶりにまともなシャワーを浴びた
体に石鹸をつけてボディタオルで体をこすっただけで足元に流れて行く水に垢が浮かんでるのが見える
やっぱりジャングルにいた間、めちゃくちゃ汚れてたんだな俺の体
ただの水シャワーに入っただけで本当に生き返った
あとはこの1週間ほぼ水しか飲んでなかったのでホテルのロビーでジュースを1本買った
これ Tampicoってジュースのシトラスパンチ
めちゃウマです
ホテルで少し落ち着いた後、明日のリマに戻るバスの時間を調べにトゥクトゥクでバスターミナルに向かう
リマからここに来た時と同じバス会社で時間を聞くと朝10時、昼の12時、14時という具合
ホテルのチェックアウトが11時だったから乗るなら昼の12時の便かな
そして夕方日が暮れて来た頃に町の中心に飯を食べに出かける
ペルー料理と中華料理を兼任してるような中途半端ん店に入ってチャーハンを注文
出て来たのがこれ 食べてみる
マ、マズ・・・
あまり料理を不味いとか言いたくないんだけどこれはちょっと・・って味だった
と言うかチャーハンをここまで不味く作る方が難しい気がする
僕はずっとサンフランシスコ村で質素な飯を食べ続けて来た
そしてようやく町に戻って来てまともな飯屋に入っての一食目
だから普通の料理でも十分美味く感じるはずなのだ今なら
なのにこの状況で不味いと感じるってよっぽど
適当な店に入って失敗したわ
夜のプカルパの町は思ったより賑わっていた
色んな体験をさせてくれたこのジャングルの町を僕は明日出る
さようならプカルパ
さようならジャングル
さようならアヤワスカ