2022年1月14日
この大統領大好きだわ
ブラジルのボルソナ大統領が「オミクロン株の死者はいない」と述べる
だってただの風邪だもの
権力に負けず当たり前の事を当たり前に言える数少ない大統領
日本にもこういう人がいたらなぁ
おはようございます
今日はまず数日前の振り返りから
数日前にここに行ってました
Museo de la Coca(コカ博物館)
コカインの原料となるコカの葉に関する展示がされている小さな博物館だ
ラパスに来たばかりの時も目の前を通って今度来ようと思ってた場所なんだよね
もうすぐラパスを離れると思うのでその前に行っておこうと思ってました
コカ博物館の場所はこちら
建物の入り口でチケットを購入してから入場
チケットは確か14ボリビアーノか18ボリビアーノのどちらかです 忘れた
チケットを買うと一緒にコカのキャンディをもらえます
中に入ると英語かスペイン語の冊子をもらってその説明を読みながら中の展示を見て回るという形
展示されている品物や写真を見ながら、ボリビアでのコカの葉の生産やその葉がどのように使われるかを学んでいく
実際にコカの葉も置かれていました
この地図によると南米大陸の西側を中心にコカの葉は生産されてる
それも南米大陸の西側全体ではなくだいたいがコロンビアからボリビアまで
つまり南米大陸の北から中盤ぐらいまでの西側でコカの葉は主に作られているみたいだ
これはコカの葉100グラムにどれだけの栄養が入っているかというのを示したもの
そしてコカの葉そのものだけではなくコカの葉から作られたコカインでどういう被害が出て、どういう争いが繰り広げて来られたかも展示されている
ポラロイド写真でどのようにコカインが生成されていくかも展示されている
もう半分コカインの博物館って感じだ
やればやるほど同じ量では今までと同じ効き目を得ることができず、常用者はだんだんと使用する量が増えていく
そのため今までと同じ効果を得るのにコカインの量とお金ばかりを使うので一時期は「リッチマンドラッグ」なんて呼び方もされていたコカイン
こんな白い粉を巡って多くの人が死にその多くの家族が悲しみに暮れた
小さいけどなかなか興味深い博物館だったな
さて、ここからが今日のブログです
夕方、ラパスを離れるためにバスターミナルにやって来ました
ラパスのバスターミナルの場所はここ
僕がこれから向かうのはボリビアの憲法上の首都のスクレ
事実上の首都から憲法上の首都に移動です
スクレ行きのバスチケットは昨日のうちに買いに来てました
僕が昨日いくつかバスターミナル内でバス会社に聞いてまわったところ、スクレ行きは最安値が70ボリビアーノ
逆に高いのは180ボリビアーノと倍以上の値段がしたりもする
ちなみにボリビアの長距離バスは泥棒が出ることで有名です
そのためあまり安い最安値のバスなどは使わない方がいいと聞いていた
なので僕は大体中間クラスのバスを選ぶことにしました
僕が選んだのはツアーズコパカバーナという会社
この会社はラパスからスクレまで130ボリビアーノ(約2100円)
中間クラスよりちょっといいバス
出発は夜の7時30分
スクレまでは約11時間 遅くても12時間以内には到着するとのこと
予定通り行けば明日の朝の6時半ぐらいには着くはずだ
これが前日にお金を払った時にもらっていたバウチャー
バスに乗る当日これをバス会社のカウンターに持って行くとバスチケットに変えてくれる
これがスクレまでのバスチケット
ラパスのバスターミナルは乗り場が A とか B とか分かれてるので、自分の乗り場がどのプラットフォームなのかよく確認しておく必要がある
僕のバスはプラットフォームAの3番に到着する予定らしい
出発時間の10分前になってようやくバスがプラットホームに入ってきた
これが僕が乗るスクレ行きのバスだ
ラパスからの長距離バスはだいたい2階建てになっていて、2階が普通席で1階がちょっとリッチな席になっている
僕が今回選んだ席は1階のベッド並みにシートを倒して寝れる席
1階席の中はこんな感じ
1階席には2列シートと1列シートかある
僕は隣に人がいるのが嫌なので1列シートのシングル席 これは快適そうだ
バスの中の泥棒対策としてはメキシコでとある旅人からもらったワイヤーを使う
これで自分の体と貴重品の入ってるサブバッグを結びつけて鍵をかけておく
これで完璧
今のところ1階席には僕しかいない
これはこのまま行くとかなり快適に過ごすことができるかもしれないな
※実際には出発後、空港近くのバスターミナルに立ち寄ってそこで人がたくさん乗ってきて一階席は満席
そういえばラパスのバスターミナルといえば、ターミナルの使用料を払わないとバスに乗れないと聞いていたのにどうなってるんだろう?
今のところまだ何も払っていない
もしかしてバスターミナルの使用料を払うという制度はなくなったのかな
・・・っと思ってたら、バスが動き出してバスターミナルを出るときにゲートがあって、そこでバスターミナルの職員が乗り込んできてバスの乗客一人一人からターミナルの使用料を徴収し始めた
なるほどここではこういう形で支払うのか
バスターミナルの使用料は一人2.5ボリビアーノ
夜、7時45分
僕を乗せたバスはスクレに向かって走り出した
色んな馴染みの場所や思い入れがある街を離れ、明日の朝にはまた行ったことのない新しい街だ
おやすみなさい