2022年11月20日
おはようございます
今日書くこの記事は実際には11月13日〜14日に友達とNSW州（ニューサウスウェールズ）の山にキャンプに行った時のものです
１週間ほど前に友達から「今度ニンビンにキャンプ行きませんか〜？」っと誘いを受けていた
Nimbin（ニンビン）
すごく興味があって行きたかった場所
実はこのNimbin（ニンビン）という場所、ちょっとおもしろい場所なのだ
マリファナ好きの人ならこの町の名前を聞いたことがあるかもしれない
そう
Nimbin（ニンビン）という町は大麻、つまりマリファナが合法化に近い状態で黙認されてるグレーゾーン的な場所なのだ
Nimbin（ニンビン）は僕の住んでるQLD州（クイーンズランド）とNSW州（ニューサウスウェールズ）の州境にある山間の小さな町だ
州境だけどギリギリNSW州（ニューサウスウェールズ）になる
でも僕の住んでるゴールドコーストから車で２時間で行ける場所だ
大麻が合法化状態の小さな町、Nimbin（ニンビン）の場所はこちら
という訳で僕は友達と1泊2日でNimbin（ニンビン）にキャンプに行く事にした
朝10時にサーファーズパラダイスに住んでる友達のマンションに向かいます
友達と合流して部屋で一度ゆっくりする
やっぱり部屋からサーファーズパラダイスの海が見えるのはいいなぁ
ベランダで友達とちょっと一服
え？何をって？（笑）
とにかく10時20分、友達の車でゴールドコーストを出発
南に向かってひたすら車を走らせます
州を越えて山道を走ってるとものすごく小さな町、いや村と言っても過言ではないくらいの規模の町 Uki（ウキ）に着いた
かろうじてスーパーマーケットと土産物屋、そしていくつかの飲食店があるくらい
本当にこの道路に面したところにだけ建物がある小さな町だ
でも、このUki（ウキ）という場所、ただの通り道にある小さな町ではないんです
実はここ、密かにあのキノコが流通してる町なんですよ
そうです
マジックマッシュルームが有名な町なんです
ここの周辺の山でマジックマッシュルームが育てられててそれがこの何もない小さな町で売買されてるんです
だからここにはマジックマッシュルームを求めてオージーだけでなく、欧米人の観光客がやって来る
それに合わせて土産物屋が出来たり、小さな飲食店が出来たり
そうやって少しずつお店が増えて来た
何もなかった山間の町がこういう風にキノコひとつで発展していくのを見てると、キノコでもマリファナでも使い方ひとつだなぁっと思ってしまう
面白い町だけど、今日の僕らの目的は違う
あくまでも僕らの目指してるのはニンビン
ただでさえNSW州（ニューサウスウェールズ）はサマータイムを導入してるので僕らが住んでる場所より時間が１時間早い
NSW州（ニューサウスウェールズ）に入った事で時間が１時間進んだのだ
だからゴールドコーストから２時間で着いたとしても、時差の関係で実際は３時間かかったのと同じことになる
ある程度は早く着いてしまいたいから先を急ごう
Nimbin（ニンビン）は本当に山の中の町なので、途中の山道ではスマートフォンの電波が無くなる箇所があります
道が何度も枝分かれしてるわけじゃないし、ほぼ一本道だから迷うような事はないと思うけど一応調べる事は事前に調べておいた方がいいかも
そんなこんなでゴールドコーストを出発して２時間ちょっとでNimbin（ニンビン）に到着しました
まずはキャンプ場にチェックイン
・・とは言ってもこのキャンプ場は常にスタッフが常駐してないから、もう先に勝手に入ってテント立てておく
すると後からスタッフが来て新しい客だと判断したらお金を取りに来るってシステム
それでもスタッフがその日来なかった場合は入り口にある細長いボックスにお金を入れてからキャンプ場を出るように
「お金を払わずに出て行こう」とか恥ずかしい貧乏バックパッカーが考えるようなせこいマネはくれぐれもしないようにね
このキャンプ場は広い上にトイレやシャワーの設備もちゃんとしてる
何よりニンビンの町から徒歩圏内（町の中心まで10分かからないくらい）という立地が良い
僕らが今回泊まったキャンプ場はここ
この日は天気もいいし、日曜なのにこの広いキャンプ場にいるのは僕らを含めて７組ほどだけ
人も少ないから他の人から距離を空けた場所に陣取ってテントを建ててしまおう
少し暑いけど風もあるしいい感じ
これがあと１ヶ月経てばかなり暑くなるそうだ 僕らは調度いい時期に来たな
友達と協力してタープとテントを張り終えた
ほんとキャンプなんて久々だ
今晩は大自然の中で虫達の声を聴きながら寝れるぞ
楽しみだ
さぁテントも張ったし、そろそろニンビンの町を探索してみよう
ここがNimbin（ニンビン）のメインストリート
このNimbin（ニンビン）もまたメインストリート以外はほぼ何もないような規模の町
本当に山間部にあるマリファナで繁栄してるような町だ
メインストリートの両端には服屋さんや可愛い大麻関連の雑貨屋さん、お土産物屋がいっぱいある
服屋も大麻やヒッピーに関連した物を多く取り揃えている
こんな町なんで当然ヒッピーも多い
でも、この町はどちらかというと昔ヒッピーだったオジサン、オバサン
もしくはヒッピーだったお爺さん、お婆さんが多く住んでいる
この山々に囲まれたマリファナが許されてる静かな町で、大麻を吸いながら老後をゆっくり楽しく過ごしてる老夫婦が多いのだ
僕はそれを見て素直に素敵な町だなっと思った
大麻ひとつでこんなピースフルな町が出来て、こんな山奥なのにそこそこ発展してるんだよ？
大麻って凄くない？
もうインターネットが広がって以来、大麻が本当は体に悪いものではないという事は隠せなくなった
じゃあ大麻ひとつで山奥の町が潤うほどの可能性を秘めてるのだから、頭ごなしに禁止するのではなく大麻をもっと上手に使えばいいのにね
本当に可愛くて穏やかで平和な町だなぁ
僕はこの町がなんだか気に入った
メキシコ人の彼女も連れて来てあげたいな
きっと彼女も喜ぶはず この町を気にいるはず
山奥の町だから不便そうと思うかもしれないが、ある程度の物や店は揃ってる
ここはNimbin（ニンビン）に２件あるスーパーマーケットのうちの１件
スーパーマーケットもあるし、レストランもカフェも公衆便所もある
公園や小さな病院や警察署だってある
あ、大麻の町だからと言って警察署がある事を心配しなくても大丈夫です
このNimbin（ニンビン）では大麻の所持も喫煙も全て黙認されてます
そういう素晴らしいルールなんです
因みにNimbin（ニンビン）の町は電波あるのでスマートフォンも普通に使えます
ね？
以外に快適でしょ？
こちらの可愛らしい雑貨屋さん
実は以前はこの店の中でも大麻、つまりマリファナが買えました
この町の人はお店やってる人もみんな大麻を嗜んでるからね
みんな大麻持ってます
だから以前は色んな店の中でマリファナが買えたんだけど、今はあまり露骨に売らなくなったみたい
少し歩いてると面白い建物が見えて来ました
これ HEMP EMBASSY（大麻大使館）って書いてあるね
HEMP EMBASSY（大麻大使館）の建物には「THE LAW IS THE CRIME」と書かれた垂れ幕が
THE LAW IS THE CRIME
つまり「大麻を禁止してる法律こそが犯罪だ」っと主張してる訳ですね
なかなか面白いじゃないの
あとで寄ってみよう
そしてそのHEMP EMBASSY（大麻大使館）の隣にあるのがこのNimbin（ニンビン）で唯一のまともな宿泊施設
「Nimbin Hotel（ニンビンホテル）」というホテル
そのままだね
みんな若い人たちはここに泊まって夜までプカプカとマリファナを吸うんだろうな
ニンビンホテルのすぐ目の前には公園
因みにこの公園でもたまに地元の連中がたむろしてて、観光客相手にマリファナを売ろうと声をかけて来る事があります
ただ僕はこの公園で大麻を買う事はオススメしません
その理由は明日のブログに詳しく書きたいと思う
そうそう、この公園
ゆっくりしたところだけど実はここにはブラウンスネークという毒ヘビがたまにいる
ブラウンスネークは噛まれたら死んでしまうほどの毒を持っている
だから公園内を歩くときは足元に気をつけて歩くように
そしてこれがNimbin（ニンビン）の町の公衆トイレ
ちゃんとトイレットペーパーも備え付けられてるのでご心配なく
トイレの落書きはインパクトあるけどね
お次はNimbin（ニンビン）のラジオ局
その名もThe Hemp Club
すごいね
こんな町なのにラジオ局まであるなんて
どんな内容なのかちょっと聞いてみたい
英語が堪能で全て理解出来たら面白いんだろうなぁ
ストリートにはNimbin（ニンビン）の地図もあります
まわりは全部山だけど、Nimbin（ニンビン）と呼ばれるエリアは以外に小さい事が分かる
Nimbin（ニンビン）と呼ばれてるのは本当にこの町の周辺だけだ
さぁ町を見ながら一度スーパーで買い物してキャンプ場に戻るか
大好きなココナッツウォーターを購入
あと友達が日本のお菓子をいっぱい持って来てくれてた
ぬれおかき！ チョイスが神過ぎ！
お菓子を食べながら夕方過ぎまでマッタリ
三脚があったので友達と１枚記念写真を撮っておいた
日が傾いて夕日が周辺の山を照らし出す
気温も良いし、風が気持ちよくてめっちゃいい感じだ
日が暮れてきたので焚き火を始める
今日は友達が僕の為に晩御飯を作ってくれるらしい
食材を切って色々用意してくれる
牛タンまで買って来てくれていた
もう完璧な「おもてなしキャンプ」状態だ
美味そうだなぁ
早く食べたいよ
もう良い感じに焼けて来たから齧り付いてもいいか
今夜は最高の夜だ
実はこの日、もっと面白い場所に行ってたんだけど長くなるから明日皆さんが気になってる情報を一緒に記事に書きます
そうです
Nimbin（ニンビン）の町ではどこでどうやって大麻を買って、どこで吸うのかについてです
