2023年7月1日
おはようございます
今日は海外生活やワーキングホリデーに憧れを持ってオーストラリア移住を考えてる方に知っておいて欲しいと思った事を書いておきます
僕は2022年5月2日にオーストラリア入りしました
それから約10ヶ月オーストラリアで働いて、ワーホリの人たちからも人気のゴールドコーストに住んでいました
その経験を元にこれからオーストラリアに行こうとしてる方に少しでも役に立つ情報を書いておきたいと思います
僕がオーストラリアに到着した時、オーストラリアの最低時給は20ドルくらいでした
オーストラリアって毎年最低賃金の見直しが行われます
そしてその見直された新しい賃金が施行されるのは7月から
だから僕がオーストラリアに到着してわずか2ヶ月で最低賃金が21.38ドルに上がりました
たしかあの時は5.2% の引き上げだったかな
だいたい今の相場で1AUD=90円 で計算すると1,924.2円
ただしオーストラリアには3種類の雇用形態があります
フルタイム(正社員)
パートタイム(パート)
カジュアル(バイト)
この中で一番時給がいいのは実はバイト扱いのカジュアルです
カジュアルはシフトの固定や有給休暇などが一切ありません
保証や権利がない分、最低基本時給はフルタイムやパートタイムの人の時給より高く設定されているんです(25%増し)
25%ってデカイよね
その代わり突然シフトを減らされたりして収入が安定しない事などもあります
それでもオーストラリアでのカジュアルでの時給は最低賃金よりも多くなるので魅力ですよね
そしてその最低賃金が今年も7月からまた上がりました
さらに時給が高くなりました
オーストラリアのフェアワークが全国統一の成人の最低賃金を時給23.23豪ドル(約2,100円)に引き上げ
実に8.65%の引き上げです
カジュアルワーカーの場合、さらに25%増しです
つまりカジュアル(アルバイト)には25%割増の最低賃金レートによりその額は29.04ドル
日本円にして時給は約2,800円
日本の2倍以上ですね
これが今のオーストラリでのバイトの最低時給です
しかもパブリックホリデーに働くと賃金は2倍
極端な話、皿洗いしてるだけで時給5000円越えの世界線があります
日本とえらい違いだよね
ここだけ読んでると凄く良さそうですよね
余計にオーストラリアに行って働きたいと言う意欲が出てきたのではないでしょうか?
ただ最近ちょっと事情が変わってきてるようです
っというのも、最近ワーキングホリデーでオーストラリアに渡った人たちがみんな住む場所と仕事探しに大苦戦してます
コロナ騒動があってオーストラリアの国境が条件付きで開いたのがたしか2021年の11月か12月だったはず
そしてPCR検査の陰性証明が必要なくなり、僕が入国した2022年5月はまだそこまでワーキングホリデーの人達も来ていなかったし、コロナ騒動でオーストラリアを離れた人達もまだ戻ってきてなかった
だから僕も自分で思っていたよりも早く仕事が見つかった
でも、今はオーストラリアを離れてた人達がどんどん戻って来ていて、ワーホリの若い人もかなりの数入って来てる
その為に今ワーキングホリデー勢の間では住む場所と仕事の争奪戦が起こってます
僕は今でもオーストラリア関連のツイートなどをちょこちょこ見てますが、みんな結構しんどい思いをしてるみたいですね
仕事さえ見つかったらなんとかなるんですが、その肝心の仕事が今なかなか見つけられずに資金が底をつきそうだから「2ヶ月前に来たばかりだけど日本に帰ろうと思います」などとツイートとしてる人達もいます
そんな時でも今まではファームに行けば必ずと言っていいほど仕事が見つかったと思いますが、現在はファームでも人が選ばれてるような状態
今ファームに滞在してるのに仕事もらえないで別の場所に移動しようとしてる人も沢山いる
オーストラリアは今冬だから時期的なものもあるかもしれないけど、まあ大変そうです
7月から賃金は上がったけど、電気代などの光熱費も値上がりしてます
さらにレント(家賃)もまた上がったって聞いてるし、仕事がなかなか見つからないと結構キツイでしょうね
以前、僕が滞在してた頃は30〜40万円くらい持ってきておけば、そのお金が無くなるまでに十分住む場所も仕事も見つかった
でもこれからオーストラリアに行くなら最低で50万、余裕があるなら70〜80万円位は用意してから渡航した方がいいかも
物価の高いオーストラリアで仕事無しで何ヶ月もいるのは限界がありますから
じゃあ、こんな事書いてるから今は行かない方がいいかと言うとそうでもない
仕事見つける人は見つかってるし、みんな色々情報交換して仕事や住む場所を見つける策を模索してる
無責任な言い方かもしれないけど、行ったら行ったでなんとかなるもんだったりもします
4月にオーストラリアに行った友達も6月末に「ようやく仕事が決まった」っと連絡ありました
だから行きたいという気持ちがあるなら行くべきです
ただ前と比べて状況が変わってるから、行くなら以前よりは準備が必要というだけ
あと苦し紛れに悪徳ファームには引っかからないようにしてくださいね
ゴールドコーストやブリスベンより北部にはカブルチャーという農園エリアがあって、悪徳イチゴファームがカモを待ってますから
また古参のオーストラリア在住の日本人には綺麗事を言いながらワーホリの若い子たちを搾取しようとする奴もいるので日本人にも注意は必要かも
ワーキングホリデーの若い子達がよく言っていた言葉で「オーストラリアに来た日本人の敵は日本人」ってフレーズが蘇ります
僕みたいにオーストラリアで良い人に出会うこともあるので全員がそうではありませんが、注意が必要な事もまた確かだと思います
あと今はアプリで仕事探す事も出来るので、日豪プレスやガムツリーなどの有名サイト以外にもアプリを使ってみるのも手かも知れませんね
例えば「Airtasker」ってアプリとか
(オーストラリア国内でしかダウンロード出来ません。オーストラリアに着いたらiPhoneのリージョンをオーストラリアに変更してからダウンロード)
あとFacebookでオーストラリアの仕事探しのコミュニティに入るとか色々方法はあります
なので以前より状況的に簡単ではなくなったけど努力と方法次第でまだ何とでもなるだろう
まぁあれだ
オーストラリアに本当に行きたかったら、オーストラリア生活がしたいなら、夢なら俺は行くべきだと思う
止めないから行ってこい
そして頑張ってこい
おまいらが憧れてた海外生活が現実のものとなり、楽しいオーストラリアライフを送れる事を心から祈ってる