2021年5月26日
今日は日本人も多くの人が飲んでいるエナジードリンクのお話です
日本のコンビニでもよくモンスターとかレッドブルとか売られてますよね
今では私生活に欠かせないって人もいるんじゃないでしょうか?
でもこのエナジードリンク、めちゃくちゃ身体に悪い事はご存知ですか?
実際に海外ではエナジードリンクの飲み過ぎで死んでしまった人が何人もいます
あの異常なカフェインと砂糖の量は中毒性を高めるので毎日飲むどころか1日に何本も飲む人もいます
ただ正直あれを毎日数本飲むというのは自分の体を間違いなく壊しにかかってるので本当にやめたほうがいいです
実際僕の友達も日本でエナジードリンクが中毒になって毎日レッドブルを3〜4本飲んでました
そんなペースで飲んでしまってたので、もうレッドブルを飲まないと仕事をする気になれなくなってしまい、朝もレッドブルを飲まないと起きて活動出来ないというところまで行ってしまっていた
結果病院に行く事になり病院の先生から言われた言葉がこれらしいです
「エナジードリンクで元気の前借りはするな」
夜、残業などでもう一踏ん張りしたい時に「プシュ!」と気軽にエナジードリンクを開けてしまいがちですが、そうやって本当はもう疲れて眠いのにカフェインたっぷりのドリンクで元気の前借りをした分は必ず自分の体に何らかの反動で帰って来ます
エナジードリンクは元気になって目が覚め、シャキっとならないと消費者が効果を感じられず買ってくれなくなります
なので、そうならないように大量のカフェインが入ってます
そして中毒性を高めてまた変われるように大量の砂糖も入ってます
これは原材料だけでも相当身体に悪そうですよね
よくアメリカなどで小さな子供がエナジードリンクを飲んで死んでしまったニュースを聞いた事がある人も多いかと思います
あの死因はほとんどがカフェイン中毒なんですよ
例えばモンスターというエナジードリンク
容量も多いので1日に何本も飲む代物ではないですが、味がジュース感覚なので子供が普通の炭酸飲料と同じようにゴクゴク飲んでしまうんですよ
でもあのモンスターというエナジードリンク、実は2本でカフェインの量が小さな子供の致死量に達します
だからあれを時間を空けずに連続で飲んでしまった小学生くらいの子供が死亡する事故が多発したのです
そのくらいのカフェイン量が含まれた恐ろしい飲み物なんですよ
とても子供に飲ませるようなドリンクではないです
いくら大人とはいえモンスターを1日に何本も飲んでる人は今すぐ止めたほうがいいと思います
そもそもあれって1日に何本も飲みたくなるほど美味しい飲み物じゃないでしょ?
なのにあれを1日数本飲んでるという事はすでに中毒になってます
今すぐエナジードリンクではなく水を飲んで体内の水分を浄化しましょう
レッドブルというエナジードリンクもそうです
あれね、炭酸水にカフェインと砂糖をぶち込んで少し味を調整しただけの飲み物ですよ
ただそれだけの液体が世界中で200〜250円とかそんな値段で売られてるんです
原価は1本20円もしないと聞いた事があります
世界中の情弱相手にもうボロ儲けですね(笑)
あんなに体に悪い飲み物を「体が元気になってくれる飲み物」みたいなイメージで売り出してるんですから
そりゃ儲かるからF1のスポンサーになったり、格闘技イベントのスポンサーだったり、eスポーツのスポンサーになったり出来る訳だわ
レッドブルやモンスターって今やいろんなところのスポンサーになって広告宣伝費を出しまくって商品の認知度を上げてます
あれのカラクリは自社商品がめちゃくちゃしょうもなく安価で作れるドリンクだからです
だからあれだけ広告費にお金を回せるんです
めちゃくちゃ安価でしょうもない商品を作ってる代わりに凄い量の宣伝を世界中に打つ事によって自社商品を世界中の人に知ってもらってブランド力を高めるという戦略を取っているからなんです
普通はブランド力を高める場合って商品の中身や質を企業努力で向上させて、それをユーザーに認めてもらってブランド力が高まるじゃないですか
しかしその努力と時間を放棄して、しょうもない中身スカスカの商品を作り、大量の広告宣伝で馬鹿を騙す事によって作り上げたブランドがあの2大エナジードリンクです
正直昔から日本にあるユンケルとかの方が原価も高いし、しっかり中身も考えられててちゃんとしたものが入ってると思います
でも日本の企業は努力していい物を作ってもマーケティングが下手で商品開発にお金をしっかりかけてる分、宣伝を世界中に打つような事が出来ないので同じ戦略が出来ないんです
日本の商品の方がしっかり作られていて質もいいのに商売としては負けてしまってるんですね
海外のエナジードリンクの会社は今はもう「広告費をどれだけ払って製品の質とコストをどこまで下げれるか」という戦略で世界と戦ってます
海外の会社もやろうと思えばもっとコストと時間をかけて良いドリンクを作れると思います
しかし彼らはあえてそれをしていないのです
戦略的に広告費だけ出してお馬鹿さん相手にドリンクを売る方が早くて儲かると分かっているから
だから適当に作られたエナジードリンクを美味しそうに毎日飲んでる人は騙されてるし、継続して買ってしまうように中毒にされてます
自分のところの自社ドリンクを買ってもらいながら心の中では「この味オンチが。せいぜい飲みまくって中毒になってもっとウチの商品をこれからも買ってくれよ」と嘲笑ってるということ
まぁ僕も含めて庶民に味なんてほとんど分からないですからね
本当に味が分かる人はエナジードリンクなんか好んで飲みませんから
世の中の大多数の味のわからない人は広告の力に押されて「なんか最近流行ってるから美味しそう。買ってみよう」で買ってみる訳です
そして広告のイメージで「これだけ世界中で宣伝されてて買われてる」と植え付けられてるので、そこまで美味しくもないしょうもないエナジードリンクをイメージで美味しいと思い込んでしまうって訳
つまりね、現代ではうまくブランドを作ってしまって消費者を騙した方が儲かるって世界の企業はもう分かってるんですよ
ただ日本の会社は良心からかあまりそういった戦略は取らない傾向にあります
日本人はまだまだ世界でもまともな常識を持った人種だ
僕は何も騙されてるからエナジードリンクはやめた方がいいと言ってるわけではない
もちろんそれもあるが、何よりエナジードリンクが身体に及ぼす影響が悪すぎるからです
あんな身体に悪いものを1日に何本も飲むくらいならそのお金で田舎の農家からオーガニック野菜でも取り寄せた方がよっぽどいいです
僕は日本人が広告のイメージなんかであんな怖いドリンクを買うより、日本の会社や農家から質のいい食べ物を購入する事を願っている
そしていつかコンビニの商品棚から身体に悪い中毒性の高いドリンクが消えてくれる日が来ればいいなと思っている