2018年11月2日
アルバニアのティラーナからバスに乗ってモンテネグロのコトルという町を目指します
アルバニアの首都ティラーナから他国へのバスはここから出ています
バスは途中モンテネグロとの国境に近いシュコダルという町に立ち寄って客を拾ってモンテネグロに入るのだがそこで一人の日本人女性が乗り込んできて僕の前に座った
その女性がこちらを振り向いて「日本人ですか?」って聞いてきたのでお話する事になったんだけどこのMさんワーホリを2度経験し、中国で4年、そしてアイルランドで4年働いていてドイツにも住んだ経験アリと俺からしたら羨ましい経験の持ち主
当然英語ももうペラペラで今後はアメリカ人の彼氏と同棲を始めるために仕事を辞めてアメリカに移り住むんだとか
すごい経験の持ち主だなぁ その語学力の10分の1でも分けてもらいたい(笑)
色々話してるうちにバスはモンテネグロの首都ポドゴリツァに差し掛かっていた
ここは立ち寄ろうかどうか迷ったんだけど、ネットで情報見る限り首都とは思えないほど何も無い街と酷評されていたので寄らずにそのままコトルに直行する事にしていたのだ
バスの中から見る限り街の雰囲気もどんよりしていて全く活気がない、というよりそもそも何も無いから観光客もここでほとんど降りない
バックパックを背負ったヨーロピアンのカップルが一組だけ降りたけどあとは誰も降りず
ある意味レアな首都かもしれないなポドゴリツァ
バスは地中海方面へと進んで行き、バスで一緒になったMさんはコトル手前のブドヴァという町で降りてここでバイバイ
明日コトルに来るらしいので明日また会いましょうって事で僕は一日早くそのままコトルに向かった
到着したコトルは岩山に囲まれて湾があり、何だか僕が通って来たアルメニアのゴリスとジョージアのバトゥミのいいところを足した感じの町だった
こじんまりしてて細い路地だらけで片側は絶壁の岩山、片側はアドリア海
なかなか僕好みの町だ
秋の気候と空も手伝って雰囲気、居心地ともに最高
通貨はユーロなので今後のヨーロッパ旅の事も考えてATMで多めにユーロを降ろしておいた
ロープレのゲームの城下町のような雰囲気といい、味のある路地といいモンテネグロ初っ端から印象いいぞ
山の城壁の方まで行くと頂上付近まで登ってコトルの町並みと海を見れるらしいので明日行ってみよう
急いで東ヨーロッパを突き進んで行くのでなければ数日間ゆっくりしたくなる町
今回はキルギスでイレギュラーで1ヶ月もいた分、急がないといけないので2日だけの予定だけど夏にここでゆっくり出来たら最高だろうな
かわった首輪付けてもらってるなお前
日本じゃ見た事ないこの首輪、東ヨーロッパではこの後数回みかけました
食事はネットで評判の高かったボリュームあるお店で
これでかなり満腹になりました
明日はMさんもこのコトルにやってくる事だしゆっくりコトルの町を歩いてみよう
ブルガリアから始まって陸路でずっと移動して来た東ヨーロッパ
モンテネグロはコソボと並んでここまでで印象の良い国
この先も東ヨーロッパが好きになれる国と町に出会えますように