2018年12月24日
イブです
ついにクリスマスイブです
これはピラミッドと呼ばれるクリスマスの飾り付けがされたタワー
たしかドレスデンのクリスマスマーケットでも見た事ある
上の写真の子供が触ってる所に小さな輪っかがあってそれを回すと御利益でもあるのかみんな回してました
クリスマスイブという事もありこの日のニュルンベルクの旧市街のクリスマスマーケットは凄い人出だ
明日25日のクリスマス当日は街は完全にホリデーモードになり、お店というお店が閉まるのでクリスマスマーケットは実質今日が最後だ
皆今日でクリスマス関連の買い物を済ませ、今日で外で買えるクリスマスの食べ物を食べておこうって訳だ
僕も食べておきたいものは今日中に食べておこう
ニュルンベルクの旧市街を歩いてる時にガラス越しに何か木の削りカスをいっぱい出しながら何か作ってるオジサンが見えた
何かな?っと思いそのお店に近づいてふとそのお店の看板に目をやった
あれ・・なんかこの看板のロゴ見た事あるぞ
ってかSTAEDTLER(ステッドラー)じゃないか!?
子供の頃、鉛筆や消しゴム使ってた覚えがあるぞこれ
STAEDTLER(ステッドラー)は筆記具の世界的なブランドだ そこまでは僕も知っていた
これは後から調べてわかったんだけどSTAEDTLER(ステッドラー)ってドイツのニュルンベルクに本拠地を置いてるドイツ発祥の筆記具ブランドだった
鉛筆ってもともと1662年にニュルンベルクに住んでたフリードリヒ・ステッドラー(Friedrich Staedtler)って人が鉛筆を発明したの始まりらしい
つまりSTAEDTLER(ステッドラー)鉛筆の発明者のブランドなんだ
種類も豊富で鉛筆の濃さを示す記号も普段あまり使わない様な3Bとか7Hとかがある
7Hってどんなだろ?相当薄い色だよな
STAEDTLER(ステッドラー)の消しゴム
これ学生の頃使ってたよなぁ 懐かしいわ
まさかここドイツのニュルンベルクのブランドだったなんて
昔何気なく使っていた身近な商品のルーツに世界一周の旅中に出会うって嬉しいもんだ
フラっと立ち寄っただけなのに鉛筆の発祥のブランドの店舗で色んな種類の商品を見て歴史を感じられてなんだか得した気分になったよ
クリスマス前に皆でワイワイ楽しむ最終日
若者からお年寄りまで皆で楽しむクリスマスイブのマーケット
明日はそれぞれの家族とクリスマスを過ごすのが定例だ
日本のクリスマスも好きだけどドイツのこのクリスマスの雰囲気は僕にとって格別なもの
聖母教会のライトアップをバックにした夜のクリスマスマーケットは景色として本当に映える
聖母教会と並んで見える夜のピラミッド
ニュルンベルクで見られる贅沢で綺麗な光景だ
やはりここでもトンネルを意味する「シュトレン」という名前の粉砂糖たっぷりのケーキが売られている
僕はすでにベルリンで一度食べてるので今回はパスしといた
シュトレンは美味しいけど喉が渇くのと、あの甘いケーキを一人で食べきるのは結構キツイからね 2人とかで1個を分けて食べるとちょうどいいんじゃないかな
その代わりと言っては何ですが 出ました Lebkuchen(レープクーヘン)
前に別の記事でも紹介したと思うけどLebkuchen(レープクーヘン)というのは蜂蜜や香辛料、オレンジ等のピールやナッツ類を用いて作ったケーキのようなクッキーでドイツを中心に欧州各地で作られている伝統菓子
食感もどちらかと言えばクッキーというよりケーキっぽい
この日はクリスマスイブで明日のクリスマスはクリスマスマーケットが閉まるのでお店としては今日中に売ってしまいたいところ
なので夕方くらいから値引きが始まってました(笑)
クリスマスマーケットでも夕方遅めの時間のスーパーの食品売り場みたいな事するんですね
値引きされたLebkuchen(レープクーヘン) を買ってみた
砂糖や軽いジンジャーなどが合わさってすごく美味しかったです
もしクリスマスマーケットで見かけたらせっかくなんで一度くらいは食べてみてくださいね
オーナメントを売ってるお店も今日が最終商戦
僕もドイツに住んでたらクリスマスにはこういうの家に飾ってみたい
こっちではジンジャーブレッドクッキーやさっき僕が食べたレープクーヘンもオーナメントとして飾りつけたりするらしい
そうして飾りつけたジンジャーブレッドやレープクーヘンをクリスマス当日に食べるとかやってみたいよなぁ
あぁマジでドイツは一度住んでみたい
1本で4ユーロ(約500円)とか結構高いから手を出さなかったこのチョココーティングされた串
最終日なんで買ってみた
中身はイチゴでした
美味しいけどあのベルギーのグランプラスの広場で食べたゴディバのイチゴチョコには敵わない
その時の記事はこちら
まぁここもベルギーに負けず劣らず甘い物だらけだけどね!
旧市街のシンボル聖母教会に有料のチケットを買うと入れて上からクリスマスマーケットの様子を見降ろせると聞いてチケットを買いに来ました
チケットを販売してる時間には限りがあります
遅すぎると買えないので注意
僕の数人後ろに並んだ人は断られてました 僕は本当にギリギリだった
聖母教会の上のバルコニーにやってきました
教会は大きな建物なんだけどバルコニー自体はそこまで高い位置にあるんではないので上から見た景色はこんな感じになります
11月にスロバキアから始まったクリスマスマーケットも今日で見納めかぁ
約1ヶ月ちょっと色んな国の色んな都市でクリスマスマーケットを見て来たんだよな
冬のヨーロッパはいつもどんよりした曇り空で厳しい寒さだった
でも僕にとってはヨーロッパの華やかで綺麗な冬は楽しんで過ごせる物だった
もう少し冬のヨーロッパを旅したら僕は中東へ飛ぶ
ヨルダンからエジプトを起点にアフリカに入り、そのままアフリカを縦断するつもりだ
この寒さを味わうのもあと少し
ヨーロッパを離れたら白い息を吐く事ももうほぼ無くなるだろう
そう思うとこの凍てつく寒い夜もなんだか恋しくなるな
バルコニーから見た聖母教会の内側は外の賑わいとは反対に静かなものだった
明日は外も驚くほど静かになる事だろう
幸せそうなクリスマスマーケットの喧騒の中、僕が夏の終わりから追いかけて来たヨーロッパの冬が、そしてヨーロッパで過ごす素敵なクリスマスイブが終わる
ドイツではまだクリスマスイブ
でも日本ではもうクリスマスだ
皆さん良きクリスマスを
Merry Christmas
コメント
いきなりコメントすみません!
今年の年末ドイツに行く予定があり、質問させてください!
ニュルンベルクの24日イブのクリスマスマーケットは14時で終わりという記事をよく見かけるのですが、こちらのブログを見ると、かなり暗い時間までやってそうな感じが見受けられるのですが、
実際、何時ごろまでやっていましたでしょうか??
まなみ様、コメントありがとうございます!
2018年の事なので正直あまり覚えてないのですが、夕方過ぎくらいまでやってたんじゃないかな・・?
ただその後、コロナ騒動もあったりで色々カリキュラムは変わってるかもしれませんので11月くらいに一度ニュルンベルクのクリスマスマーケットの公式HPを確認されるのが一番良いかと思います