2019年2月13日
エチオピアの首都アジスアベバから飛び立った飛行機はケニアのナイロビの空港でのトランジットを経てマダガスカルの首都に到着した
僕は昨日飛行機の中で知り合ったベトナム人の男性と一緒にマダガスカルの地に降り立ち、
そこから彼が下調べしたというローカルのミニバスを乗り継いで首都アンタナナリボを目指した
ここもエチオピアの乗り合いバンと同じくキャパオーバーの乗車率
僕のバックパックはめちゃデカイサイズなのでこの狭い車内に持ち込むのは無理で僕は後ろのドアにしがみついて立ったまま乗っていた
途中ゴチャゴチャした町で地元の人に聞きながら何度か乗り換えをしていく
この写真の右に写ってるオレンジのTシャツはこの後マダガスカルの至る所で見かけた
どうやら大統領の顔写真プリントがされたTシャツで何かの記念に配られた物らしい
最後のミニバンを降りた時には周辺はすでに暗くなり始めていたので中途半端だが、ここからはタクシーを使う事になった
一人4000アリアリ(約120円)
マダガスカルの通貨はアリアリ 名前が可愛いよね(笑)
僕とこのベトナム人の男性はそれぞれ違う宿を予約してる
でも2件とも近いので同じエリアでタクシーに乗って先にベトナム人が予約してる宿に向かう
もうちょっと明るい街の中なのかなと思ってたんだけど周辺は思った以上に暗かった
所々で犬の鳴き声がする
僕も早く自分の宿にチェックインしないと
ベトナム人の男性がチェックインしてる間にスマホのフェイスブックのメッセンジャーアプリでこのマダガスカルに先入りしてる旅仲間のKサンに連絡を取った
僕はKサンと同じタナジャカランダというゲストハウスに泊まる事になっている
もうすぐ到着する事を伝えると宿の門の前で待っててくれるという
その後3人で飯を食べようという事になったのでベトナム人も連れてタナジャカランダに向かうと暗闇の中にKサンらしき人影が見えた
Kサンは去年キルギスのサクラゲストハウスという日本人宿で一緒になり、その後アルメニアで合流して未承認国家のナゴルノ・カラバフにも行った
2日ほどだけどエジプトのダハブでも再び合流したので今回で4回目だ
2回くらいはよくあるんだけどここまでよく合流を繰り返す旅人は今のところKサンぐらいだ
タナジャカランダでチェックインを無事済ませて僕ら3人がやってきたのは・・・
韓国料理!!
あぁ、辛い料理食べたかったよ まともな米も食べたかった
エジプト〜エチオピア間ってアフリカだけど案外辛い料理無かったからなぁ
料金はマダガスカルの物価では正直高め
運転手のついてる車で食べに来てる韓国人とかがいたので韓国人の大使館員や駐在の人がよく利用してるような店なのかな
酒の飲めるKサンとベトナム人はビールで
僕はパイナップルジュースで乾杯
僕は石焼ビビンバを注文 久々の東アジアの飯だ
ここのキムチ思った以上に辛かった〜
写真左がベトナム人の男性(名前忘れた・・)
写真右が4回目の合流のKサン
この日は韓国料理を食べたあと宿に戻ってここまでのそれぞれの旅の話をしながら早めに寝ました
翌日僕とカズさんはモロンダバという町へ向かうバスのチケットをバス会社の事務所に買いに行った
ここからがようやく本日のブログですね
あ、先に宿の紹介しときます
タナジャカランダ
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
周辺は坂道なので宿から街中に行くときはちょっと上り坂になります
ドミならアンタナナリボの中ではまぁまぁ安いんじゃないでしょうか
wifiも早くは無いけどそこそこ繋がります
マダガスカルに来た日本人が結構泊まるゲストハウスです
スタッフもなかなか親切な方だと思う
朝から2人で街の中心を歩いてマーケットを通りバス会社の事務所を目指します
バス会社の事務所は宿から3キロほど離れてるので急がずボチボチ行きます
モロンダバ行きのバスを出してるバス会社の事務所はここ
Cotisse Transportという会社
アンタナナリボの街は高低差があるので坂や階段が多い
マーケットに向けて息切れしてしまいそうな長い石の階段が伸びている
これを降りるって事は帰りはこれを登るって事だ
この階段でジョギングしてる人も結構いた
マーケットはこんな感じで途上国によくあるタイプ
バラック小屋と言っても過言では無いお店が軒を連ねている
マダガスカルって元フランスの植民地で皆フランス語話すんだけど、その頃から引き継がれてるのかフランスパンがその辺で売っている
しかも激安
山積みされたフランスパンの横をフランスパンの似合わなそうなオバサンが立ち食いしながら横切る
マダガスカルって何だか東南アジアとアフリカの雰囲気がミックスされた感じでそこにフランスの食文化も入ってゴチャっとしてる
でもこの喧騒と雰囲気は好きなタイプだ
写真はないけど僕はここのマーケットでサンダルを購入(約200円)
エチオピアの国境を抜けたところで世界一周の為に買ったTevaのサンダルが無くなってる事に気づいた
どうもあの国境でメインのバックパックから盗まれたようだ
走れるサンダルで結構高かったのになぁアレ
バス会社に行く途中でオバサンが頭の上のケースにカラフルな小さい容器を沢山入れて何か売って歩いてるのを見かけました
Kサンが「あれヨーグルなんですよ」と教えてくれた
ヨーグルトをあんな感じで歩いて売って回ってるのか
これは東南アジアとかでも見ないぞ
「一個食ってみますか?マダガスカルのヨーグルトはビックリするほど旨いんで」
そう言われたら一度は食べて確かめて見たくなるわけで早速お買い上げ
これね、マジ最強
昔はよく食べてたんだけど最近はヨーグルトってあまり食べないようにしていた
でも結果マダガスカルに滞在中かなりの数のヨーグルトを食べる事になった
理由は簡単
僕の経験上、多分世界一ヨーグトが旨いです
ブルガリアで食べたブルガリアヨーグルトとか一体なんだったのかと思います
あとそんなに旨いのにメチャクチャ安い
スーパーで50円しないくらいで買えます
安いのにクオリティー高いです
マダガスカルに来たらフルーツとヨーグルトは絶対食べて欲しいですね
本当におすすめなので!
バス会社について明日の朝のモロンダバ行きのチケットを購入
チケット購入時に席を選ぶんだけど、もう選べる席がほとんど無かった
つまりほぼ完売に近かったという事
もうちょっと買いに来るのが遅かったら売り切れてたと思います
僕がマダガスカルを訪れた2月は一応雨季なのでオフシーズンではあるのですが、この時期でこのバスの席の売れ方なら乾季のオンシーズンは当日とかだとまず購入は難しいと思います
バス会社の事務所に食事も売ってるベーカリーカフェみたいなのが併設されてたのでここで2人で遅めの朝食を取りました
ソーセージの入ったサラダとディニッシュ、あとミルクティー
値段忘れた・・・でも物価はかなり安い国なんで多分300円したかどうかです
バスチケットも購入できたのでKサンとまた宿まで来た道を戻ります
歩いてチケット買いに来るといい運動になりますね
帰りのマーケットでKサンは帽子を購入 120円 安すぎるだろマダガスカル笑
あとはさっきもちょっと書いたけどフルーツの旨さと安さかな
これもヨーグルトと一緒
めちゃくちゃ美味いのにめちゃくちゃ安い
パイナップル一個が3000アリアリ(約90円)とか
買ったら持って帰るかその場で切ってもらうか選べます
僕らは毎回その場で切ってもらって路上で食べてました
これは獅子唐の中にすり潰したお芋を入れて揚げた物
その辺の屋台によく売ってます
これも安くて美味い
Kサンがこれの別タイプで中に納豆が入ってるやつを食べた事があるらしい
マダガスカルの納豆とかどんなのかメチャ興味あったので食べたかったんだけど僕はマダガスカルにいる間に結局納豆入りのやつは見つけられなかった
それにしてもこれだけ活気に溢れたマーケット見るのは久しぶりだ
去年の秋からずっとヨーロッパだったもんな
そこらへんで誰かが何かを歩いて売っていて僕らの見た事ないものも多いからついつい興味がいってしまう
これはアレですか?
よくある意識高い系の健康思考のフレッシュジュース屋でしょうか
入れて欲しい材料を選べばミキサーにかけてジュースにしてくれます
ただなんで生タマゴ(写真手前)があるんだろう・・・
どうやるんだよ?って思ってたらKさん曰くこの生タマゴも殻ごとミキサーに放り込むらしい
たしか卵の殻って結構菌がついてるって聞いてるんだけど
これもThis is Africaですか(笑)
帰り道、宿の近くの超ローカルなフードコート?で昼飯
なんかさっきから食べてばっかりいますね(笑)
ゴハンに煮込んだ豆をかけてやつにソーセージを追加しました
たしか150円くらい コスパ良し!
当分このマダガスカルでの生活は物価に助けられそうです
宿の2階からはいい景色が見渡せる
暑いけどベランダから入ってる風が気持ちいい
明日はいよいよあのバオバブの木がある町、モロンダへ移動だ
コメント
パイナップル1個90円は安いですね。その場で切ってもらえて食べれるのはいいですね。
ペンギン様、コメントありがとうございます!
あのパイナップル破格で美味かったんですよね
暑いマダガスカルでは喉の渇きを癒せるあのパイナップルはマストでした!