2018年9月16日
昨夜は久々に空港泊したけど思ったより寝れたな
今日は空港に荷物を預けてアシガバード市内を観光予定だ
ここがアシガバート空港国際線の1階の荷物預けの窓口
正確な金額は忘れたが数百円で荷物は預けることができた
荷物を預けると下の写真のような番号札をもらえます
もちろん荷物と引き換えなのでなくさないように
空港のインフォメーションで市内に行くバスを教えてもらって乗り込み町の中心に向かう
今日の市内観光の目的は後日イランに行く為の国境行きのバスを探すため
バスには1マナトもせずその下の通貨単位のテンネ?と言うので乗れた
運賃は50テンネでした
このトルクメニスタンはガスなどの資源が豊富で中央アジアの中ではカザフスタンに次いで裕福な国だ 国民は水電気ガスが全て無料だ そして学校や病院も全て無料
ここだけ聞くと非常に裕福な国のようだが昨日僕がアシガバード市内を少し歩いた感じでは市民の生活にそこまでの余裕は感じられない
普通に金をせびってくるやつもいたので一般市民の生活水準はそこまで高くないように感じるのだ
バスから大きなスタジアムが見えたところでバスを降りた
グーグルマップによるとこのスタジアムの南側にバスターミナルがあるらしい
そこからイランの国境行きのバスが出てないかを確認する
バスターミナルに到着してその辺の運転手らしき人にバジグラン!(イランとの国境の町)と尋ねると16番のバスに乗れと言われた
この16番のバスがイランとの国境の近くまで行くようだ
国境越えの日は朝からこれに乗って向かおう
バスも確認できたことだし早速アシガバード市内を散策することにした
近くには大きな公園があり銅像が沢山立っている
公園の清掃員が何人もいてゴミを拾っているので常に公園内は綺麗だ
街のいたるところには警察官がいる
場所によっては写真を撮ってるだけで警察官に捕まることもあるようだ
街の警官には気をつけなければ
お金をかけて作られている建物や大きな公園には不気味なぐらい人がいない
一体何なんだこの街は・・・
マーケットなら人がいるだろうと思いロシアンマーケットという場所に来た
特に他の国と代わり映えしないマーケットだけど一応来たので写真を撮っているとマーケットの人たちから写真を撮ったらダメだと注意された
いや俺が撮っていたのはニンジンやカボチャなんですけど、この国はニンジンやカボチャを撮られて何か困ることがあるのだろうか・・?
その後もアシガバード市内を歩き回って写真を撮っていた時だった
とある場所でかなり立派な建物に出くわした
トルクメニスタンの大統領の金の像が立っている場所だった
その付近の建物を写真に撮っているといきなり軍人が笛を吹いてこちらに駆け寄ってきた
僕はあっと言う間にスマホを取りあげられてしまった
軍人3人に取り押さえられて僕は身動きが取れない
軍人の一人は無線で誰かを呼び出した 上司のような人に連絡を取っているようだった
そして、しばらくすると上官がやってきて僕のスマホの写真は全てチェックされた
幸いダルバザのガスクレーターについては触れられなかったがアシガバード市内の写真を数多く消すように指示された
正直「あ、これはもう今日は帰れないかも」と思っていたので写真を消すだけで解放されるならありがたいと思い指示された写真を軍人達の目の前で全て消した
そして軍人の上官は僕に向かって次やったらこれだと手首を合わせて見せた
逮捕される時のポーズだ 次やったらもう逮捕するぞという警告だった
写真を消したスマホを渡されて僕は解放された
まさかあんな大きな道の真ん中で警察ではなく軍人に拘束されるなんて思ってもみなかった やっぱりここは観光客ウェルカムではない国なんだ
その後もアシガバード市内を歩いていくつかの建造物やモニュメントを写真に撮ったがこれといって面白い街ではなかった
むしろ人の少なさにどこか不気味さを感じる街だった
トランジットビザの許す滞在期間の5日間いようと思ったがやはり明日この国を出よう
明日、朝からイランとの国境を目指すんだ