2018年9月20日
昨日からお世話になっているヤズドスターホテルで目を覚ました
ここイランのホテルの朝食はブッフェスタイルが多い
置かれているもので定番のものはナンとこっちの方でよく出てくるしょっぱいチーズ
トマトにキュウリ、 ゆで卵 、後はフルーツでメロン、スイカ、デーツ
あとは飲み物でチャイ これがだいたい定番だ
しょっぱいチーズはどうやって食べようか悩んでいたら欧米人が「そのチーズはトマトやキュウリなど水気の多いものと一緒に食べると美味しいよ」っと教えてくれた
言われた通りに食べてみるとなるほど確かに美味しい食べ方だわ
さて今日はイランはアーシュラーデーという大きな祝日だ
このヤズドの街でのアーシュラーデーを楽しもう
ヤズドまで一緒にやってきた例の守銭奴Hさんからアーシュラーデーのフリーツアーに参加しませんか?と言われたが隣町まで移動して見るツアーらしいのでお断りしておいた
僕はこの街にいるんだからこの街でのアーシュラーデーの祭りを見たいのだ
宿を出て街を歩くと水を配ってたのでもらってみるとなんとこれ砂糖水だった
正確には砂糖水ではないのかもしれないがほぼそれに近い味
暑いから非常に美味しく感じる
さて昨日の広場にやってきた 今日はここで15時からお祭りのセレモニーがあるらしい
会場は猛暑にもかかわらずどこもかしこも人、人、人
どうも祭を動かすのは男性のようで女性達は完全に見る側に回っている
あまりに暑いので霧状の水をかけにくる係の人までいる
そしてよくわからないがなぜかお香を焚いてまわってる人もいる(笑)
群衆の中から年配のおじさんが声をかけてくれて観光客だとわかると「上に登って見れるように頼んでみるよ」と言ってくれた
上に登る階段は既に警察が封鎖している
しかしそのおじさんは警察に粘り強く交渉してくれ僕は階段を登って建物の屋上に出ることができた
ここも見る側に回っている女性たちでいっぱいだ
そのうち男性たちが広場に集結し昨日の前夜祭で見たように右手で自分の左胸や頭を叩き始めた
これは亡くなったイマームホセインに対する追悼の儀式だ
なかなかすごい迫力だ 旗を持った人たちがやってきて色んな儀式が行われてた
まさかこのアーシュラーデーのセレモニーをこんな特等席から見させてもらえるなんて思わなかったな
アーシュラーデーに満足した後はカフェで軽く休憩
その後も町を歩いているとまたもや周りの人がご飯を持って帰れと言って食事をくれた
これは何だか日本の赤飯に似ているな一応これもビリヤニ
毎日毎日食事をもらってなんだか申し訳ないな
この日僕は夕方ヤズドの街の中でたまたま出会った例の H さんと合流して旅行代理店に行った 次の街シーラーズに行くためのバスチケットを取るためだ
出来れば一緒に動きたくなくもう一人がいいんだけど、なぜか移動日が被る(涙)
そしてここで取ったバスチケットが移動日に思いもよらぬトラブルを生むことになるのである