2018年9月25日
今日は久々に早起きした
シーラーズに来ている観光客が早起きする理由はひとつである
マスジェデ・ナスィーロル・モスク、通称ピンクモスクと呼ばれるモスクを見るためだ
朝日がステンドガラスに差し込んで非常に綺麗な光のモスクとなるそうだ
場所はこちら
モスクは朝8時から開くので僕は宿を7時20分ごろに出て7時40分に到着しました
・・・が何故かもう開いてました(汗)
時々このようなフライングがあるようですので早めに着いておくことに越したことはないと思います
急いで靴を脱いで入場券を買って中に入ります
中に入るとステンドガラスに光が差し込みこのモスクが作り上げる芸術がすでに始まっていた
光がステンドガラスに差し込んでモスクの中が優しいピンク色に染まる
これがいつしかここがピンクモスクと呼ばれるようになった由縁だ
朝日は時間帯によって角度が変わるため絨毯や柱など様々な場所を芸術的に染めていく
なんて美しいモスクなのだろう
一通り写真を取り終えたら皆カメラを離し、時が経つのも忘れてただこの幻想的な光のショーを眺めている
天井を見上げると淡いピンクのハートが幾何学的に美しく並んでいた
ここは女性観光客に人気の場所だけどこれは男でも心奪われるわ
イラン人もここに観光に来るんだな
結構写真撮影を熱心にしてるイラン人も多い
中国人の女性観光客がこの絨毯の上で寝転がって写真を撮っていたんだけどモスクの人に「それはやめてくれ」と注意されていた
いくら綺麗な観光場所でもここはモスクですからね、マナーは必要です
最初入場して来た時よりも光の差し込みが強くなって来た
こうやって時間が経つにつれ美しさに変化が現れるのもこのモスクの魅力だ
このイラン人女性は他の観光客のようにポーズ決めまくったりせずにただ壁にもたれて佇んでた分より幻想的に見えた 神聖にされてる人ほど絵になりますねここでは
そうして太陽の光は一層強みを帯びてピンクモスクの朝日が見せてくれるショーは終了した
これ以降の時間帯からは光の強さも差し込む光の角度も大きく変わってしまう為、朝イチのような美しさは見れなくなってしまうからだ
こんなに綺麗な光景を見れたなら早起きをした甲斐は十分にあった
イランは僕の世界一周の中でネパールと並んで良かった国だ
またいつかイランに戻って来たらもう一度この朝日に照らされる美しいモスクを見に来よう