2018年12月26日
マイナス気温の極寒の中で野宿したミュンヘンの街外れで早朝に目を覚ました
本当に恐ろしく寒い夜だった 寝袋がなかったら十分凍死レベルだ
目を覚まして周辺の家を見ると所々につららが出来ていた
やっぱこんな気温だったんだなぁ 少し眠れたけどあまりの寒さに熟睡は出来なかった
寝てた天使の像の周辺の芝生が霜をまとって凍りかけていた
我ながらよく昨晩あの寒さの中、宿も取らずに野宿を敢行したもんだ
ただ昨晩サンタからのプレゼントで人の暖かさをもらった
昨晩何があったかはコチラ
それを胸にまた今日も過酷な野宿に耐えるぞ
・・・と思いきやいきなりコレもんです
昨晩野宿してた近くで若いドイツ人カップルに拾われました
「あの寒さの中こんな所で野宿してたの?」と向こうから話しかけて来てくれた
「日本人なんだ?じゃあ泊まる所ないならウチにおいでよ」
こんな一言でいきなりこの展開
いきなり見ず知らずのアジア人旅行者を自宅に泊めてくれるなんてもうドイツ人の優しさときたら
しかもこのカップル、今日26日はドイツではまだホリデーだから彼女が彼氏の実家に泊まりで遊びに行くらしい
部屋の鍵を渡されて「じゃあ僕らは行くからくつろいでね 明日帰ってくるけど、もし僕らが帰ってくるまでに部屋を出る場合は鍵はここに置いといてね」とか言って本当に出かけて行ってしまった
この日は周辺の店もスーパーすらもほぼ閉まってたので本当に部屋でゆっくりさせてもらった
会ったばかりの野宿なんかしてた野良犬みたいな汚い僕をこんなに信用してくれるなんて
僕も日本に帰った時にはどの外国人にも優しく接し、彼らを受け入れる部屋と心の準備を怠らないようにしよう
本当にドイツは拾う神ばかりだ