2019年9月14日
昨晩野宿した教会の前で目を覚ました
野宿の日は周辺に人が増える前に退散しないといけないので自然と早起きだ
重いバックパックを背負ってトロントの街を徘徊する
相変わらずホームレスは多い
僕も今日泊まるところがないから同じ立場だけどね
クイーンストリートにネイサン・フィリップス・スクエアという広場がある
3Dの文字で「TORONTO」と書かれたサインがある広場だ
この広場の前にはたくさんの移動販売車が集っている
僕はここでホットドッグを食べるのが好きだ
もらったホットドッグには店の前に置いてあるテーブル上にあるトッピングが全てかけ放題
安く腹を満たすには最適だ
あと時折中華街にも足を伸ばしている
ダンダスストリートとスパダイナアベニューが交差する地点まで来るとそこはもうチャイナタウンだ
あっという間に街の雰囲気が変わる
僕が行ったのはこのチャイナタウンの中でも餃子が美味しいと評判のこちらのお店
Dumpling House Restaurant という中華料理屋
お店の正面のガラスの向こうでは餃子の皮を作ってる現場が見れる
中に入って早速定番の餃子とチャーハンを頼んでみた
出て来た餃子がこれ
焼き立てで、あえて餃子一個一個を切り離してないまま出して来るスタイル
こりゃ美味そうだ
一人前の注文で餃子が12個
思った以上の量だ
そして更にこのチャーハンの量
写真じゃわかりにくいかもしれないけど結構大盛りです
これね、正直2人で食べるくらいで調度いいです
一人でこれは苦しいくらい満腹になります
チャイナタウンで腹を満たしたらそのままTen Ren’s Teaというタピオカ専門店でミルクティーを買い、タピりながらトロントの街を散歩する
途中で入ったカフェで MacBook Air を広げた
アメリカの観光ビザを取るための面接の予約を入れようとしたからだ
僕はこの世界一周でイランとスーダンに行ってるためアメリカに入国が出来ない
アメリカの観光ビザを取る必要がある
トロントに来てからアメリカ観光ビザを取るために奮闘した記事はこちら
僕はこの2日間アメリカの観光ビザが郵送されてくる郵便局に足を運んで、本当にカナダかアメリカの運転免許証を持っている人でなければ荷物を受け取ることができないのかどうか確認をしていた
そしてその郵便局で僕を対応してくれたセバスチャンという男性と仲良くなり、面接を受けて無事アメリカビザを貼ったパスポートが郵送されて来た場合、僕の代わりにセバスチャンがその荷物を受け取ってくれる事になった
送られてくるパスポートを受け取ってもらえる人が見つかったのは大きな進展だった
僕は勝利した気分で早速トロントにあるアメリカ領事館に面接の予約を入れようと思いカフェで MacBook Air を開いたのだった
しかしその画面には信じられない文字が表示されていた
え・・?
正直自分の目を疑った
トロントでは面接を行っていない!? なんだよそれ・・
トロントどころかバンクーバー以外全滅じゃねーか
しかもそのバンクーバーの次の面接日が11月13日
約2ヶ月後
ちなみにトロントからバンクーバーまでバスでどれくらいで行けるのか調べてみた
結果・・・
なんとバスで4日
ふざけてんの?おちょくってるの?
同じ国の中で街から街へ行くのにバスで4日かかるとか正気ですか?
カナダ広すぎ
例えバンクーバーまで行ったとしても次の面接日が2ヶ月後
仮にその2ヶ月後の面接を受けたとしてそれが通るかどうかも分からない
また仮に2ヶ月後の面接に通ったとして領事館がビザを発行するまでの時間、 ビザを貼ったパスポートを発送するまでの時間、発送されたパスポートがトロントの郵便局まで送られてくる時間
これらを考えると結局2ヶ月半ぐらいはかかるんじゃないだろうか
正直待てない・・
アメリカ行き終わった・・・
せっかくセバスチャンがパスポート受け取りもしてくれるところまで持って行ったのに肝心の面接が2ヶ月後
今からカナダで2ヶ月待つと11月も終わる頃だ
さすがにカナダだけでそこまで待てない
僕の世界一周でのアメリカ行きの計画はガラガラと崩れ落ちた
コメント
アメリカ合衆国へ行けなかったのは残念でしたね。
ペンギン様、コメントありがとうございます!
アメリカはレンタカーで横断したかっただけに残念でしたね