2019年11月23日
今日はメキシコのバカラルを出てベリーズに入国してベリーズシティまで移動する日
まずはメキシコのバカラルから次の国ベリーズに行くためADOのミニバンに乗って国境の町チェトゥマルに向かう
簡単な流れとしては
バカラル→チェトゥマル→メキシコ側の国境（出国）→ベリーズ側の国境（入国）→ベリーズシティ
こんな感じ
朝9:30にバカラルで泊まってた宿をチェックアウトした
バックパックを背負って歩いて9:50にバカラルのADOバスターミナルに到着
10時、予定より早くミニバン到着&出発
チェトゥマルまでは45ペソ（約240円）
バカラルとチェトゥマルはそこまで離れていない
１時間もかからないはずだ
ミニバンは予想通り10:40にチェトゥマルのADOバスターミナルに到着
チェトゥマルのADOバスターミナルの場所はここ
ただしここで注意点がある
ここからメキシコとベリーズの国境に向かうのだがそこまでは10km弱ある
実はADOのバスターミナルから国境までのバスは無い
その為ボーダーまでは別のローカルバスに乗って移動するのだが、そのローカルバスが出てるポイントもここから４kmほど離れてるのだ
僕はこの事をこのバスターミナルに着くまで知らなかった
乗って来たミニバンの運転手に「ベリーズとの国境まで行きたいんだけどバスはどこから出てるの？」と聞くと運転手が言った
運転手「国境に行きたいのか？それなら君の目指してるバスが出る場所は少し遠いから乗せて行ってやるよ ほら、もう一度乗り込みな」
めちゃくちゃラッキー
４kmというと何も持たずに歩いて１時間くらいだ
重さ20キロ越えのメインバックと7キロのサブバックを背負って１時間近く歩くのはなかなかの労力と時間のロスだ
お言葉に甘えて乗って来たミニバンにもう一度乗り込み僕が次に乗るバス停の近くの交差点まで送ってもらう
運転手「君の乗りたいバスはこの道をまっすぐ行ったところにあるよ それじゃあ気をつけてな」
運転手のおじさんにお礼を言ってバス乗り場まで約200m歩く
そして到着したバスターミナルがここ
バスターミナルというより小さなミニバスを２台収納できる程度の屋根のあるガレージのような建物にバスチケットを売る受付があるだけの場所
ローカルのバス会社の事務所兼ガレージみたいなところかな
建物の目の前にはすでに僕が乗る国境行きのボロいバスが停まってた
チェトゥマルのベリーズとの国境行きのバスが出る事務所の場所はここ
受付でバスチケットを購入
ベリーズとの国境まで14ペソ（約70円）
バスの中はこんな感じ 外国人は僕以外ゼロ
11時過ぎに国境行きのオンボロバス出発
11:20 あっという間にメキシコ側のイミグレの前の小さな町に到着
ここが終点 この商店の前でバスを降ろされた
みんなが荷物を持って歩いて行く方向に付いて行くと目の前にメキシコ側のイミグレが見えて来た
これが国境のメキシコ側のイミグレ
写真の左側に途上国のイミグレの小屋のようなブースが見えるがあれはベリーズからメキシコに入国する人が立ち寄る入国審査のイミグレ
出国側のブースは車の陰にかくれてるけど右側にあります
ここでまた注意点です
メキシコの出国には出国税がかかります
僕ら旅人の間では出国税という事になってますが入国税ととらえてる人もいます
まぁ何にせよメキシコを出る際に出国税か入国税の名目で500ペソを払わないといけないんです
ただし空路でメキシコに入った場合は航空券代にすでに出国税が含まれてるのでその場合支払う必要がありません
僕はこの情報を事前に知っていたのでキューバからメキシコに飛んで来たときの航空券の切れ端をずっと捨てずに持っていました
案の定、出国手続きで出国税の事を言われたのでこの航空券を提示して「空路入国なんで問題ないはずだよね？」と言うと向こうも大人しく引き下がりました
という訳で出国スタンプをもらってメキシコのイミグレをすぐ通過
約２ヶ月いたメキシコともさよならだ
今度は橋を渡ってベリーズ側のイミグレに向かう
因みにメキシコとベリーズでは時差が１時間ある
ベリーズ側のイミグレ行くまでに時差で時間が1時間戻る
今メキシコ時間で11:30なので現在ベリーズでは10:30だ
なのでここからはベリーズ時間で流れを説明していく
10:40 ベリーズ側のイミグレに向かう途中でベリーズシティまで行くローカルバスを見つけた
このバスはベリーズ側のイミグレとベリーズシティに行く
バスは下の写真の建物の前に停まって客待ちしていた
グーグルマップのスクショでいうとこの辺りでバスを見つけた
川の上の黒い線が国境 川にまたがってる白い橋がメキシコ出国後に歩いて渡った橋
青い丸が僕がこのバスを見つけたポイント
SILVA’Sというバス会社
スタッフからバスチケットを購入 11ベリーズドル（約600円）
ペソ払いもドル払いも可能
バスが出発するまでにバスの中に入ってきた売り子からココナッツウォーター購入25ペソ
国境での両替は小銭が両替出来い場合が殆どなので使っておきたかったから調度良かった
11:05 ベリーズ側のイミグレに向かってバスが出発 もちろんベリーズ時間ね
もともと国境の間でバスに乗ったのであっという間にベリーズ側のイミグレ到着
この時点で11時10分
入国カードを書いてすぐにベリーズ入国
荷物検査は隣の検査員と雑談しながらやってるのでほぼ見てない
イミグレ出ると金網の向こうから闇両替屋に声をかけられる
両替を済ませてバスに戻り11:25ベリーズシティに向けて再び出発
これがベリーズのお札
バスはどんどんベリーズを南下してゆく
11:40頃、ベリーズシティまでの中継地点になるコロサルという町に到着
ここで他の乗客が結構乗り込んできて、ほぼ満席になる
さらに南下して12:45 オレンジウォークという町に止まる
ここはベリーズの中でもそこそこの規模の町のようだ
また客が多く降りて多く乗ってくる
物売りがまた入ってきてジュースやご飯を売ってくる
物売りの兄ちゃんが「ヘイ、軽く食事でもどうだメーン？」って聞いてくる
あ、これ話盛ってませんよ ホントにこんな喋りです（笑）
ベリーズは中米の中でも唯一の英語圏
グアテマラの一部やベリーズでこんな風に語尾に何でもメーンを付けて話す人がいるとは聞いた事あったがベリーズ入国初日にいきなり出会ったよ
メーンのお兄さんが売ってる食事の中にフィッシュ&ライス&ビーンズという食事があったので買ってみた8ベリーズドル（約400円）
見た目はあんまりだけどこれ激ウマ
朝から何も食べてなかったのでこれが今日初めての食事
そしてバスは南下を続けて15時についにベリーズシティのバスターミナルに到着
バスターミナルを出たらこんな感じ
ここがベリーズ最大の街ベリーズシティ
なかなかの途上国っぷりです（笑）
その辺の道路にオッチャン寝てるし
川沿いの道で布団とマクラ売ってるしw
その辺のお店は鉄格子付きだし
そしてこれがファーストフード？
ベリーズシティは海に面してるので少し歩くとすぐに海辺が見えてくる
ただこの辺はあまり綺麗でない
海辺の船着場近辺にはここから船で行ける島へのチケット売り場が多数ある
僕が明日乗ろうと目をつけてたのはBelize Express（ベリーズエクスプレス）という船
この看板によると朝８時から運行してるようだ
そう ベリーズに来たらみんなベリーズシティではなく離島のキーカーカー島に行くのだ
僕も明日船に乗ってキーカーカー島を目指す
ひとまず今日予約してたゲストハウスに向かう事にする
僕が泊まったのは「Sea Breeze Guest House」という宿
Sea Breeze Guest Houseの場所はここ
Sea Breeze Guest House
- ロケーション：★★★★☆
- スタッフ ：★★★☆☆
- 価格 ：★★★☆☆
- 清潔感 ：★★★☆☆
- WIFI ：★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
全て個室のゲストハウス
キーカーカー島まで行く船着場まで徒歩５分の立地
次の日朝イチでキーカーカーに向かうならいい場所だと思います
シャワー室がもう少し綺麗で広ければなぁという感じ
あとベリーズは思った以上に物価が高いです
ここの個室は中米にも関わらず一泊3000円しました
この宿でもらったBelize Express（ベリーズエクスプレス）の時刻表によるとさっき見た看板よりも多くの便が出てるようだ
明日は朝９時くらいの便で向かおうかな
日が傾いて来たベリーズシティーを歩いてみる
決して綺麗な街じゃないけどここがこの国の大半の人が住んでる生活の拠点なんだよなぁ
この日まだ一食しか食べてなかったので夕食を食べるために宿の近くの一軒のレストランに入ってみた
「Nerie’s」という中米料理を出してるレストラン
日本人の感覚からすればレストランというより町の食堂って感じかな
Nerie’sの場所はこちら
何を注文すればどんな料理が出てくるか全くわからないので他の客が食べてる料理を指差して同じものを注文
出て来たのがこれ これまた十分満足な味
ベリーズ意外に食はイケるよ たしか600円くらい
晩飯を食べ終わってレストランから出たらもう辺りは暗くなっていた
宿に帰る前にせっかくなんで夜のベリーズシティを徘徊
治安？
全然悪くないよ 相変わらず路上生活者はいるけどめちゃ普通です
夜まで開いてるショッピングモールもどきもある
ベリーズは普通に暑い ここでは真夏のクリスマスだな
メキシコが思った以上に綺麗に整備されてたのでベリーズに付いた途端一気に中米感が増した気がする
僕はこういう雰囲気好きだけどね
ある程歩き回ったところでスーパーマーケットを見つけたのでここで飲み物と少しのお菓子を買ってから宿に戻った
キーカーカー島は世界で２番目に大きなブルーホールを有する島
明日ついにずっと憧れていたあのキーカーカー島に行けるんだ
