2020年1月12日
おはようございます

今日はホンジュラスの首都テグシガルパからニカラグアに移動する日
朝6時過ぎに宿をチェックアウトしてまだ人も全然歩いてないテグシガルパの街をマイクロバス乗り場に向けて歩いて行く
マイクロバスっていうのはチキンバスやミニバンと同じく中米の人の市民の足だ
大きさ的にはミニバンより少し大きいぐらいの車
チキンバスと同じように黄色い色など目立つ色に塗りたくられていることが多い
テグシガルパからニカラグアへの国境まで直通で行くバスは無いのでまずはテグシガルパと国境との中間の町 Choluteca(チョルテカ)に行かなければならない
Choluteca(チョルテカ)行きのマイクロバスが出てる場所はここ
上の地図の赤ピンの所まで行けば交差点付近にマイクロバスが数台停まっていて客引きがいるのですぐにわかると思います
朝6:30 マイクロバス乗り場に到着

これがCholuteca(チョルテカ)行きのマイクロバス
いつも通りある程度の人数が集まらないと出発しないのでマイクロバスに乗り込んで出発待ち

朝6:50 マイクロバスはCholuteca(チョルテカ)に向けて出発
Choluteca(チョルテカ)までは100レンピーニャ(約420円)
ひたすら南下して朝10時にCholuteca(チョルテカ)の町に到着

Choluteca(チョルテカ)のバスターミナルの場所はここです

ここで次にニカラグアとの国境に行くミニバンに乗り換え

また乗り込んで出発待ち

日本車!
中古車が流れてきてるみたい

10:20 マイクロバス出発
国境までは40レンピーニャ(約170円)
そこからは1時間も走らずに11:05に国境到着

自転車のリキシャーに声をかけられるが乗らずに歩きでまずはホンジュラス側のイミグレーションを目指す

この国境に架かる橋は日本の寄付金で作られたようだ


今日も暑いなぁ・・
汗が頬を伝い喉元を流れていく 水を持ってないと倒れてしまいそうな暑さだ

この先がホンジュラスとニカラグアにイミグレ
まずはホンジュラスの出国手続き
秒で終了!ホンジュラスを出た

次に10分歩いてニカラグア側のイミグレで入国審査
ここで覚えておかなければいけないのがグアテマラ,エルサルバドル,ホンジュラス,ニカラグアによる中米4か国協定
中米4か国(グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア)の滞在期間が合計90日以内の場合、ビザ取得の必要は無く入国審査時にツーリストカードを購入(10米ドル)することでニカラグアでの滞在が認められる
僕の場合はこの4カ国で言うとグアテマラに1ヶ月ちょっと、エルサルバドルに2日、ホンジュラスに約1週間滞在した
なので90日にはまだまだ余裕があるので十分入国出来る

10ドルを支払って11:30にニカラグア入国
入国審査が終わった後に荷物検査があるのでそれをクリアしてイミグレの外のバスターミナルまで歩く
僕は今日ニカラグアのレオンという町まで行く
この国境からレオンまで直通のチキンバスはないので、また途中の町まで一旦行く必要がある
町の名前は Chinandega(チナンデガ)
まずはそこまで行くチキンバスを探さなければ
バスターミナルに行く途中の両替屋でホンジュラスの通貨レンピーニャをニカラグアの通貨コルドバに両替
チキンバス乗り場でChinandega(チナンデガ)行きのバスを教えてもらって乗り込む

12:10 チキンバス出発
Chinandega(チナンデガ)まで45コルドバ(約140円)

13:50 Chinandega(チナンデガ)のバスターミナル到着

チキンバスが多過ぎてどれかわからなかったので「レオンに行きたいんだけど」と近くの人に言うとバスの前まで案内してくれた

これが一番早くレオンに行くチキンバス
13:55 レオン行きのチキンバスに乗車

14:05 レオンに向けてチキンバス出発
レオンまでは28コルドバ(約85円)
バスを降りたらもうだいたいそこからまた次のバスが各方面に出てるので大して調べもせず地元の人が教えてくれたチキンバスをただただ信じて乗り継いでるような状態

それでもちゃんと目的地についている
どうとでもなるしどこにでも行けるもんだ
最近チキンバスもマイクロバスも慣れてしまっていつもチキンバスの中では寝てしまっている
油断してたらそのうちスリぐらいは会うかもしれないけど、あれだけ危ないと教えられてたチキンバスも乗ってみたら実際そうでもない

15:20 ようやく今日の目的地レオンに到着
朝が早かったから結構長い移動に感じた
とりあえずここから宿まで歩いて行く事に

レオンは教会の多い古い町ということしか知らない
というよりそもそもニカラグアのことを全然知らない

ニカラグアについて知ってることといえば琵琶湖の約10倍以上の広さを誇るニカラグア湖
後はボクサーのローマンゴンザレスぐらいしか知らない
ちなみにニカラグア湖は中米で一番大きい湖
南米を含めたとしてもチチカカ湖の次に大きな湖だ
後から知ったことだがモモトンボという火山もかなり有名らしい
モモトンボは日本で言うところの富士山のような存在

国の名前の由来はスペインが侵略に来た時に立ち向かった先住民の首長ニカラオの名前からニカラグアと名付けられた

また中米の中でも教育水準が低いとされており国民の識字率は70%を切っている
つまり国民の30%ちょっとの人は字が書けなかったり読めなかったりする状態だ
それに加えて国内は停電・断水は日常茶飯時
まあまあキツそうな国

それでも治安の悪いエルサルバドルやホンジュラスに比べると観光客はある程度多い
中米を南下していく場合「ニカラグアに入った途端観光客の数が増えるよ」とは聞いてはいたけど確かに町の中心には観光客がちらほら歩いている

町に観光客向けのレストランやカフェが増えたのもここに常に観光客が訪れてる証拠だ


ここがレオンの町のソカロのような場所
地元の人は昼夜問わずここに集まっている
そしてやはりパッ見でも町中の教会の数は多い



スペイン語が読めないので何が書かれてるかわからないがデモや革命の時の活動が描かれてるようなプロパガンダ的壁画がいくつか町中にある


何か食べて落ち着きたかったのでこの町で評価の高いカフェに行ってみた
「Libelula coffe」というカフェ
店内は落ち着いていて奥には冷房が効いてる部屋もある

これはアイスラテとオムレツ
食事も飲み物も美味しいしwifiもサクサク


夜になってからもう一度レオンの町を歩いてみた

ニカラグアの人は基本優しいんんだけどあまりアジア人に興味を示さない
正確に言うとアジア人に興味を示さないというよりもどちらかと言うと中国人がすごく嫌われてるって感じ
僕が日本人だって分かると急に相手の対応が変わることが多かった


am/pmやん!
懐かしい 日本国内にはもう無いんじゃなかったっけ?
24時間営業だったのでレオンにいる間重宝した

夜の教会でやってたミサ
ほぼ満席 ニカラグア人も結構信仰深いんだな
教会の側の壁にはまたあのモモトンボの絵が描かれていた

昔実はこのレオンという町は別の場所にあったらしい
しかし上記したモモトンボという火山が1610年に噴火して深刻な被害をもたらしたことによってレオンの町の場所を現在の位置に移転した
町そのものの移転なんて当時気が遠くなるような時間がかかったんだろうな


約10日ぶりに訪れた観光客がいる町
明日はもう1日この町をゆっくり見てみよう





