2022年2月4日
信じられない景色の中を歩いた昨日のウユニ塩湖
本当に夢のような別世界だった
そしてそのウユニ塩湖の夢のあと
飛び跳ねた塩湖の塩水でジーンズは白のペンキがかかったみたい
ウユニ塩湖に立てて使ったミニ三脚もこんな状態
何もかもが白に染まる強烈な塩分のウユニ塩湖
ウユニ塩湖にいる間は綺麗な景色が目立つが実は足元はえらい事になっている
それがウユニ塩湖
おはようございます
実は昨日の朝、日本人御用達の穂高ツアーからWhatAppにメッセージが来ていた
「ラパスからウユニの町に戻って来たよ!良かったら今日もツアー参加出来るから会社に来て」
ラパスに旅行に行ってたのか
前日にウユニ塩湖のツアーに参加したところだけど一応朝から穂高ツアーに話を聞きに行ってみた
ここが穂高ツアー
中は日本人からのお礼のメッセージでいっぱいだ
中に穂高ツアーのオバサンがいたので話を聞いてみる
今日からツアー参加は可能みたいだ
だけど問題がひとつあると言う
それは今朝会社を再開させたばかりなので今日はお客さんが僕しかいないという事
つまり一人のプライベートツアーと同じ料金がかかるみたいだ
一応プライベートツアーだと料金は700ボリビアーノ
ただ僕がシェアでツアー参加出来ると思ってたので、予定より高くつく為500ボリビアーノに値下げしてくれるという
内容は昨日と同じツアーで500ボリビアーノ
うーーむ どうしようか
実は先日一緒に塩湖に行った韓国人のケン君から今日の夜中からウユニ塩湖で星空を見るツアーに誘われている
会社は先日と同じBrisaツアー
星空を見に行くツアーも人が少ないので高めのプライベートツアーだ
今のウユニはコロナパンデミック以降、ほとんどの観光客が外国人ではなく地元のボリビア人で成り立っている
まだまだウユニは外国人観光客よりも地元観光客の方が多いのだ
そしてそのボリビア人旅行者からは昼間のツアーだけが人気
地元のボリビア人観光客は星空のツアーに興味がないのだ
何故かと言うと、ボリビアという国は標高が非常に高くてラパスやスクレなどの大きな都市以外は少し町から離れるとすぐに光のない山だらけになる
だから正直どこでも天の川が見れるような国
地元ボリビア人の彼らは普段から天の川を見慣れている
そのためわざわざウユニに来てツアー代を支払ってまで夜に星空を見に行かないのだ
そのような理由から今現在星空のツアーは人が少ないためプライベートツアーのみとなっている
ちなみに星空のプライベートツアーは700ボリビアーノ
だけどBrisaツアーのスタッフのアレハンドロ君が値下げしてくれると言っているので600ボリビアーノで行ける
さらに穂高ツアーでWifiに繋がせてもらうと調度ケン君からWhatsAppに「僕の韓国人の友達も行くから3人でスターライトツアーに行こう!」とメッセージが来ていた
3人で星空のツアーに行くとなると600ボリビアーノを3人で分けるから、一人200ボリビアーノで行けるということになる
もう今日ツアーに行くとしたらそっちかな
穂高ツアーには申し訳ないけど理由を説明して今日はパスすることにした
というわけで今日僕は夜中の3時から韓国人のケン君達と星空のツアーに参加することに決めた
それに向けて今のうちに少し早めにご飯を食べておこう
夜遅めにご飯を食べるとウユニ塩湖にツアーに行った時にトイレに行きたくなるかもしれない
これが一番困る
当たり前だがウユニ塩湖にトイレなんてない
一応、塩のホテルにトイレがあるが本当にトイレはそこだけ
しかも夜中の星空のツアーとなると塩のホテルにも入れないから全てを外で済ますことになる
ちなみにウユニ塩湖でのトイレは地元の人から「インカトイレ」と呼ばれている
インカトイレ、つまりその辺で野糞するということ
男は小便なら立ちションが出来るからまだいいけど、女性は本当に人目のつかない奥の方まで歩いて行って用を足さなければならない
中途半端な時間に食事をしてツアー中に大の方をしたくなるのが一番困る
というわけで今日は早めにバーベキューのお店に一人でご飯を食べに来た
テーブルに座って自分の注文した肉が焼けるのを待つ
その間に自分のズボンを見て改めてめちゃくちゃ汚いなと思う
この店ではいろいろ肉の組み合わせを試した結果、このバーベキュー店ではチキンとチョリソーの組み合わせが一番ベストと判断した
安定のこれですよ、これ
これが一番うまい
ちなみにここをお店、スタッフによってなぜかいつも値段が違う
おじさんが店番をしてる時はこの組み合わせでサラダもついて20ボリビアーノ
だけどオバサンが店番をしてる時はなぜか30ボリビアーノ取られる不思議(笑)
食事を終えて自分のホステルに戻るとまたケン君からWhatsAppにメッセージが来ていた
「3人組の韓国人のファミリーが参加することになったから合計6人で行くことになったよ。だから一人100ボリビアーノで大丈夫だよ!」とメッセージが来ていた
100ボリビアーノなら昨日参加した昼間の鏡張りとサンセットと星空を1日中楽しめるツアーよりも安い
高いプライベートツアーが通常のツアーより安く行けるようになったなんてついてる
「OK じゃあ今夜3時に!楽しみにしてるよ」っとメッセージを返した
そして日付が変わった2月5日の夜中3時
僕のホテルの前にツアー会社のピックアップの車が来た
ここからが今日のブログですね
すでにケン君を含んだ韓国人が5人乗り込んだ車に僕も乗り込んで、韓国人5人と日本人の僕一人の合計6人で夜中のウユニ塩湖を目指す
たどり着いた夜中3時半のウユニ塩湖は本当にもう真っ暗
だから僕のiPhone7なんて何の役にも立たない
ここからはツアー会社が撮ってくれた写真とケン君が一眼レフで撮ってくれた写真です
またこれ系の写真(笑)
もうこういう類の写真はホントいらない
ドライバーのホセという気のいいオジサンが頑張って撮ってくれるから断ったりはしないけどね
星空の写真で僕の一番のお気に入りはケン君が撮ってくれたこれ
車の上に上がって撮ってもらったこの写真
ここから見る星空は流れ星なんて当たり前
天の川も凄すぎて、もう銀河を感じれるレベル
本当に宇宙に放り出された気分だ
感動モノ
もう最高だ、ウユニ塩湖
ここには文句のつけようがない
こんな景色たった100ボリビアーノ(約1600円)で見ていいのか?
そして星空を見ながら過ごす事、約2時間
ジワジワと夜明けが近づいてきた
気温的にはこのころが一番冷え込んでいた
空はすぐにオレンジ色に変わるかと思いきやゆっくりと空は青く染まっていく
ようやく灯りがなくても足元が見えるようになってきた
空の青がどんどん強くなっていく
そしてそれが塩湖に反映される
これが本当に不思議なんだけど太陽のオレンジ色の光が強まることになぜか空がどんどん青くなって周りが青の色に包まれていく
僕のこの言葉でうまく表現できないのは分かっているんだが、本当にこれは見てみないと意味が分からないかもしれない
どう表現していいのか僕自身もよくわからない
ここから空の青とそれが映ったウユニ塩湖の水面の青に包まれた完全な青の世界に入っていく
遠くに見える別のツアー会社の車を見ても、まるで海の中を走ってる車を見てるような錯覚を起こしそうになる
遠くに見える山は海底の火山かのようだ
俺今マジで海の中を歩いてる?
なんなのこの景色?
もう凄過ぎ
ケン君が僕に「あそこの空を見て。ピンク色になってきたよ」と言った
そういえばケン君が出発する時に車の中で「天気がいいとウユニでは夜明けの空がピンクに見えるらしいよ」と言ってたな
太陽のオレンジと空の青がゆっくりと混ざって空がピンク色に変わってきている
本当にウユニ塩湖は同じ場所からいくつもの風景を見せてくれる
綺麗だなぁ
いつまでもここに居たい気分だよ
少しずつ太陽のオレンジ色が強くなってきた
海の中のような景色もそろそろ終わりみたいだ
そして時間の経過とともに普段僕らが知っている青い空の夜明けが訪れた
ウユニ塩湖で星空を見るスターライトは夜中の3時から朝の7時までのたった4時間のツアー
それでもこの4時間の間に宇宙空間の中にいるかのような信じられないようなとんでもない星空とサンライズと海の中にいるかのような風景が見れる
プライベートツアーだから基本的に600〜700ボリビアーノするが、多くの人数で来る事が出来てこれが100ボリビアーノならめちゃくちゃお得だ
完全に夜が明けた
さぁウユニの町に帰ろう
あと1度くらいはツアーに参加したい
今週は本当に天気がいい
ウユニ塩湖を堪能するなら今のうちだ