2022年8月10日
おはようございます
ここには書いてなかったんですが、実は1ヶ月ほど前に働いてたシーフードレストランのオーナーと2回喧嘩して、2回目の喧嘩の時に仕事を辞めました
いや別に厳しいとか、ハードな仕事なだけなら全然構わないんです
こんな世界を放浪してきた野良犬みたいな僕を拾ってくれた職場なので、厳しくても理不尽じゃなければちゃんとついて行って働こうと思っていました
でもこんな風に書きたくないけど、オーナーがマジでクソ野郎で理不尽な上に人を人として扱わない奴だったので喧嘩になりました
その日で辞めて、後日給料だけ取りに行きました
それでも今は別の仕事を2つ掛け持ちして働いてます
まぁオーストラリでの職場でも色々あります
知り合いの女の子が働いてるレストランでこの間日本人のワーキングホリデーの男の子が仕事をクビになったそうです
理由は前日になって職場で急に上司に「Can I get day off tomorrow?(明日休んでいい?)」を2週間連続で繰り返したからだそうです
まあ自分が働きたいと言って入った職場のシフトを守れない人はオーストラリアでも普通にクビになるってことです
実は最近、僕の職場でも韓国人の男の子がクビになりました
ボス曰く、「あいつは仕事が遅くてやる気が見えないし、一度教えた事が出来ない。だからここで働くのは無理と判断してクビにした。」との事
僕はゴールドコーストに滞在しているから、いわゆるシティジョブっていう街の中での仕事をやってるけど、よくワーキングホリデーの人たちが働きに行くファームでもクビはあります
日本人の知り合いが今働いている果物のファームは時給制です
果物のピッキングの仕事ですね
そこではピッカー達の1ヶ月の成績が貼り出されるそうです
貼り出された成績表の平均以下の成績の人はその月で全員クビになるそうです
要するにオーナーからすれば「多く収穫出来ないピッカーに高い時給を払ってられないから別の人を雇うわ」って事です
つまりオーストラリアの仕事ってお金は稼げるけど、意外にクビになる人もいるって事です
オーストラリアの労働時間は短いです
日本みたいに残業なんて皆無
短い時間で店側も労働者もいかに稼ぐかが重要
前にも書いたけど、オーストラリアはそういう意味ではものすごく生産性の良い国です
だからその短い営業時間の間にいかに早く客を回転させて稼ぐかが重要
そして、そこで働いてるから僕らも他国に比べたら短い労働時間で稼げる、高い時給をもらえるんです
ちなみに今僕はアルバイトという形で仕事を2つ掛け持ちしてますが、僕の現在の1日の労働時間はだいたい6時間ぐらいです
たった6時間 短いでしょ?
1日6時間労働で週に5〜6日働いてだいたいひと月に35万程度もらってます
この労働時間でアルバイトにしては効率良いほうだよね
でも仕事はそれなりにハードです
別に難しい事をやってる訳じゃないけど忙しいのでまあまあしんどい
特にこっちで仕事を始めた頃は約5年半ぶりの労働に体が慣れるまで苦労しました
今はもうだいぶこのサイクルにも慣れてきたけどね
でも、そんな稼げる環境のオーストラリアの職場で仕事に馴染めなかったり、クビになってるのがだいたい若いワーキングホリデーの子達
こんなツイート見つけました
こういうのホントあります
同じ日本人と思えないほど気遣いが出来ない若いワーキングホリデーの子達を僕も数人見てきました
特に日本で社会に出て働いた経験がないままオーストラリアにワーキングホリデーに来て甘い考えのまま「オーストラリアで稼いでやるぞ!」って思ってる人にこういうタイプが多い
オーストラリアでも日本でも、仕事となったら甘えてられないんで
特にさっきも書いたようにオーストラリアは短い時間の中でどれだけ集中的に仕事をして稼ぐかという職場が多い
そこで自分で考えてテキパキ動けないというのは「使えない奴」の烙印を押されてしまう事になりかねない
そうなってしまうと本人も職場に居づらくなってしまいますからね
そういう意味では労働経験の少ない若い人たちは、最初の職場選びはしっかり自分に合った仕事が何なのかを見極めて面接に行った方がいいかもしれないですね
ちなみにワーキングホリデーの人達がセカンドビザを取るために3ヶ月間働きに行くファームも何故か劣悪な悪徳ファームで働いてるのは日本人ばかりです
ちゃんとリサーチしてないんですかね
よく他の外国人が「なぜ日本人はあんな劣悪な環境の所で働くんだ?セカンドビザを取りたいにしてももっと職場は色々あるのに」とか「俺たちは日本人みたいにShit job(シットジョブ)はしないことにしてるんだ」とかよく聞きます
ちなみにShit job(シットジョブ)というのはやっても報われないクソみたいな仕事のことです
日本人はShit job(シットジョブ)をすると言われるのは悔しいですが、確かに悪徳ファームにカモにされてるのは日本人が多い
そんな劣悪な環境の農場にいなくても他にも沢山農場はあるのになぁ
セカンドビザの為に劣悪な環境でも我慢してるんだろうか
それとも変な日本人に騙されてるんだろうか?
因みにオーストラリアの農場には日本人を騙す日本人というのがいます
まだ収穫のシーズンでもないのにSNSなどのダイレクトメッセージで「良かったら私のいるファームで働いてみませんか?環境めっちゃいいですよ」っとめちゃくちゃ早い段階から農場に勧誘する日本人がいるんですよ
農場って街から離れてるからその農場が有する宿舎のようなところに泊まるのが普通なんです
でもまだ収穫のシーズンでもないのに勧誘されてその農場に行くとどういうことになるか
シーズンじゃないから仕事が全然ないのにレント(家賃)だけ取られることになります
その勧誘して来た日本人は農場のオーナーに頼まれてワーカーを宿舎に住まわしたら「1人につき100ドルあげる」などと言われてキックバックをもらってワーキングホリデーの日本人をまだ仕事がない農場に呼んでるわけです
仕事がなくても家賃はかかるわけなので、ワーカーはお金が出て行くだけ
農場のオーナーからすれば家賃収入がチャリンチャリンと毎週入ってくるのでおいしいわけです
そのようにオージーのオーナーや韓国人のスーパーバイザーなどに金をチラつかされて、同じ同胞の日本人を騙してでも金を稼ごうとするクソみたいな奴がいる事をこれからオーストラリアに来るワーキングホリデーの人達は知っておいた方がいいですね
特にQLD州のCaboolture(カブルチャー)という農園エリアは悪質です
その中でもCaboolture(カブルチャー)の苺ファームは悪徳ファームの方が多いくらいなので絶対働きに行かない方がいいと思います
ロクな話を聞かないので
まぁそんな訳で色々書きましたけど、オーストラリアの仕事は稼げるけど甘い話ばかりではないです
それに物価が半端じゃないので、稼いでも家賃やら食費やらですぐにお金が出て行きます
それでも貯金をしたかったら労働を増やすしかない
だから僕も仕事を掛け持ちして暮らしてます
稼げる金額だけ聞いて甘い考えのままオーストラリアで働き出すと、いきなりの英語環境下での労働のハードさに晒されて心折られるかもですね
まぁでも海外での労働というのも勉強になるし、良い職場に巡り会えたら楽しいもんです
何より贅沢せずにちゃんと貯金すると他国に行けばビジネスを始められるくらいのお金を稼げるから夢はありますよね
という訳でもう少しだけ今後の旅の資金と日本に帰ってからの生活費をここで稼ぎたいと思ってます