2024年5月23日
おはようございます
世界一周前に日本で山登りやトレッキングに行く時に履いていたKEENのシューズに数年ぶりに足を通しました
こんなのを履いたって事は・・?
そうです
今日はちょっと山登りに行きます
日本に帰って来てから一度も山に行ってなかったからね
バイクに乗って愛宕山を目指します
愛宕山って日本全国にあると思うんだけど、京都の愛宕山は愛宕神社の総本社がある
なのである意味全国の愛宕山の中でも一番ありがたい山
それを省いても、京都で山登りといえば比叡山か愛宕山ってくらい人気の山だ
バイクを北西へと走らせどんどん山の方へ入っていく
山道をある程度進んだところで出てくるのがこれ
清滝トンネル
昔から幽霊トンネルとか呼ばれてたトンネル
夏の昼間でもビックリするくらいトンネル内は冷んやりとして、トンネル天井部から地下水みたいな水滴が常に落ちて来てる
年中なんとも言えない暗さと冷たさに覆われたトンネルだ
僕らが昔からこのトンネルについて聞かされていた怖い話がある
車やバイクで深夜にこのトンネルに差し掛かるとトンネル入り口の端っこに白い服の女が立っている
気味悪いなと思いながらもそれを横目にトンネルに入って走り抜けると出口に入口にいたのと同じ女が笑って立っているって話
昔、友達と夜に肝試しに来たときもこのトンネルが異様に怖かったな
そんなトンネルを抜けて下り坂を進めばもう山の麓だ
この橋を渡ったらもう登山道の入り口
橋を渡ったところにバイクを停めていよいよ登山の始まりだ
この鳥居が愛宕山の登山道の入り口
入口にあるお地蔵さんに登山の安全をお祈りしたら山登りスタート
この愛宕山はとにかく序盤がキツイ
写真では坂の傾斜が伝わりにくいかもしれないが、出だしからなかなかの坂道が続く
登り始めて5分ちょっとのところにあるこの「お助け水」と呼ばれる湧水の場所に到着するだけで息が上がってる
日本に帰って来てからすっかりなまってしまってたからな
せっかくだからお助け水を飲んでいこうと思ったけど置いてあるコップがまあまあ汚い
ずっとここに置いてある物だから細かな汚れや土がたくさんついている
ある程度水と手でコップを洗ったけど取れない汚れは「これもミネラル」と思ってそのまま飲む事にした
湧水を飲んだら先を急がないと
まだほぼスタート地点みたいなもんだからな
ハアハア言いながらも歩みを進めていく
もう息切れしながら20分以上は歩いた
最初の休憩所はまだか?
・・・と思ってたらようやく着いた最初の休憩所
ここに到着したという事はこの山の一番しんどい部分は終わったという事
でもまだ頂上までの全体で言えば1/3くらいのところ
休憩は5分くらいにしてまだまだ登り続けないと
しばらく歩いてると視界が開けて京都市内が見える場所に出た
そういやこんな場所あったな
なにせ最後にこの山に登ったのは世界一周に出る1年半ほど前
だから7年半ぶりくらいの愛宕山
登山コースもうる覚えだ
あ、ここ! ここは覚えてる
カワラケ投げだ
かわらじゃなくて「カワラケ」ね
カワラケってのは日本の中世から近世にかけて製作された素焼きの土器のこと
山の道中にあるお茶屋で使ってたカワラケをここから投げてたみたいだね
確かここって山の7割くらい登った位置だったはず
もう少しだ 頑張れ俺
次に見つけた休憩小屋は「水尾別れ」
ここから登山道の入り口とは別の方向に降りる事も出来る
頂上に登った人は帰り側にここで下山コースを選べるってわけだ
この小屋が見えたということはもう山の8割登ってるはず
あと少しで黒い門が見えてくるはずだ
その門をくぐればゴールは目前
また傾斜が出て来たけどあと少しのはずだ
もうすぐ終わるはずと自分に言い聞かせて一歩一歩進んでいくと
!!!
あの門だ
これだー!
これを潜ればあとは灯籠が並んだ参道と頂上の神社に続く石段のみ
懐かしいなこの景色
ここまで来たらあとは最後の試練、神社に続く石段だ
この先が見えない石段が最後の頑張りどころ
気合い入れて登るしかない
ま、まだか??
もうだいぶ登って来たぞ こんな長かったっけ?
そしてついに石段の一番上に
やっとだよ でもこの門を抜けた後もまだ少し石段が続いたはず
これが本当に最後の石段 石段の上に見えてるのが愛宕神社だ
ついに山頂の神社に到着!
古い木のままの外壁 変わってないね
さぁお参りだ
僕がこういう神様が祀られた場所でお参りする際に願う事は家族と恋人の健康
それ以外は平凡でもいいから世界平和だ
個人的な利益やお願いはしない事にしてる
こういう場所でのお願いに金の事とか願う奴の気がしれんわ
なんか神主様みたいな人も出て来た
こんな山の上の神社にもちゃんとこういう方が滞在してるんだね
さぁお参りも終わったし休憩もそこそこにして下山するか
久々に来れて良かったな
来る前は絶対にしんどいのが分かってたから山登りするのが億劫だったけど、来てみたらしんどい事でもやって良かった、来て良かったって思えるよね
さ、帰りは足を滑らせないように怪我をしないように下まで降りなければ
今まで僕この山を下山する際に3回くらい滑ってこけてるので(笑)
登山は帰り道によく怪我をするって言うからね
家に帰って休憩して時刻は夜の7時
僕は近所の焼肉屋に呼び出されていた
今日は職場の人と焼肉だ
ホテルで一緒に働いていた従業員の中に一人たまたま家が近い人がいて、その人から焼肉でも食べにいこうと誘われていた
やって来たのは肉屋がやってる焼肉屋「さの」
肉屋が焼肉屋も経営してるって最近ではよくあるパターンだよね
生レバーは出せないけど、炙りレバーという形で生レバーが食える店
これもよくあるパターンだよね
映画村に近いから俳優さんとかのサインも数多く飾ってある
久々にタンやレバーをたくさん食べた
午前中の登山で疲れ切った体にこの日の焼肉は沁みた
こうしてられるのもあと少し
もうすぐ色々動き出すぞ