2018年11月19日
朝起きてからブダペストの街で有名なカフェレストランに朝食を取りに来た
※ここは今回記事でオススメするカフェではないです
オススメのカフェは後述してあります
Cirkuszというお店
欧米人などに人気で朝からこの賑わいよう
店内で順番待ちをする人達 僕も10分〜15分ほど順番待ちしました
Cirkuszの場所はこちら
朝食や昼食が人気でいつも朝からいっぱいになってるカフェ
なんでも朝食ではエッグベネディクトが有名だそうだ
こちらがメニュー
写真ボケててすいません 僕が注文したのは下の写真の1900フォリント(約750円)のエッグベネディクトです
ちなみにエッグベネディクトというのは半分に切ったイングリッシュ・マフィンにハムやベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズソースを乗せて作った料理
・・・ってウィキペディアの受け売りですが(笑)
こちらが出てきたエッグベネディクト
何やらよくわからないですがお洒落な感じにしてありますね
ホットラテも注文しました
味はまぁ美味しいと言われれば美味しい気もします
正直それくらいのもんです(笑)
正直ここまで朝から列が出来る理由がわかりませんでした
街歩きしながらドナウ川に向かってる最中に例のチムニーケーキで有名なMolnár’s kürtőskalácsという店に出くわした
Molnár’s kürtőskalácsはチムニーケーキの老舗らしい
ここのチムニーケーキは中にアイスを入れてもらえる
もはや完全に女子の好きなスイーツだ
でもアイスなどを入れてる分、本来のチムニーケーキとはかけ離れていて少し邪道な気がする
ここが一番美味しいなんて言う人もいるけど正直屋台で焼きたてのを買って食べた方がいいよな気がした
評判とは裏腹の味にガッカリしながらドナウ川沿いに出てきた
この辺りから綺麗な建物と銅像が増えてきてドナウ川沿いが観光地だという事を証明している
この銅像の向こうに見える建物は世界遺産にも登録されているブダ城
よく鎖橋と一緒に写真に収められる綺麗な建造物だ
モンゴル軍に潰されるまでは木造の城壁だったらしい
結構再建と改造を繰り返してきた城だ
そしてハンガリー観光のど定番の鎖橋
全長375mにも及ぶセーチェーニ鎖橋
ドナウ川にかかる橋の中で一番古くて一番美しいと言われている
確かこの橋が出来るまではブダとペストって別の町だったんだよな
ブダペスト市の成立が決まったことによって2つの町を統一するために作られた橋らしい
セーチェーニ鎖橋が出来た事によってブダペストという街が完成したようなもんだ
セーチェーニ鎖橋を通り過ぎて少し進むとドナウ川沿いの歩道に大量の靴のモニュメントが設置されていた
昔8000人近いユダヤ人がハンガリーを追い出され、収容所が待ち受けるオーストリアの国境まで「死の行進」をさせられた
そしてそのうち約2000人がドナウ川の堤防で理不尽に殺されている
当時まだ靴は高価な物だったので射殺してドナウ川に落ちる前に靴を脱がせたらしい
靴の大きさからして男も女も関係なく、そして子供までもが殺されたようだ
人々は今から殺されるのにここで靴を脱がされたんだな
60足を超える鉄の靴のモニュメント
当時は残酷な殺しがまかり通ってしまう壮絶な時代だった事を証明している
続いて目の前に現れたのは世界一綺麗と言われてる国会議事堂
昨日のブダペスト西駅のマクドナルドといい「世界一〇〇」というフレーズが好きな国だな
たしかにここはすごく綺麗なんだけどね
でも夜のライトアップも綺麗らしいのでまた鎖橋も含めて夜に見に来よう
さてここからはブダペストでPC作業するにあたってオススメのカフェです
Madal Cafeというお店
ドナウ川遊歩道の靴や国会議事堂からすぐの場所にあります
特に国会議事堂からは徒歩5分圏内
Madal Cafeの場所はこちら
店内はPC作業や勉強に勤しむ若い人達で埋まっている
結構広い店内で席数も十分あるんだけど時間帯によっては席がないこともあるのでご注意を
夕方近くから夕食の時間くらいまでは結構混み合います
Wifiサクサク PC作業に適した大きめテーブルも複数あり
久々にPC作業に関しては最適なカフェでした
飲み物もタップリ容量で出てくるのでこの一杯で十分長時間過ごせてしまいます
ハートの形は少し歪んじゃってるけどカップを乗せてくるプレートもお洒落だよね
ブダペスト市内でのんびり長時間にわたるPC作業をしたい場合はこのMadal Cafeはおすすめですので是非利用してみてくださいね
夕方17時半前 小雨が降り、気温は3度まで下がってしまった
手がかじかむ寒さに耐えながら鎖橋とブダ城の夜景を見に行く事にした
ブダペストに来てライトアップされた鎖橋とブダ城を見ないわけには行かない
震えるほどの寒さの中、光り輝くドナウ河岸とブダ城地区が見えて来た
スマートホンでの撮影なので決して綺麗には撮れなかったんだけど綺麗だったなぁ
そして他国でも見て来たんだけどここでも美しいものと負のモニュメントがこんなに近い距離にあるという皮肉なコントラスト
なぜかこのパターンが世界には意外に多い
ブダペストは「東欧のパリ」とまで呼ばれている美しい街だけど悲しい過去も持ってる街だ
ブダ城とセーチェーニ鎖橋の夜景
昔この橋がかかるまでは夏には船で、冬は川が凍ってからその上を歩いて向こう岸に渡っていたそうだ
だからこの鎖橋は東西の統一だけでなく市民にとってもなくてはならない橋だった
セーチェーニ鎖橋の出入り口には西側と東側で計4匹のライオンの像が橋の門番かのように備えられている
ライオンとブダ城と鎖橋が全部入るこのアングルはお気に入り
東から西へセーチェーニ鎖橋を渡り、もう一度鎖橋を通って東側に戻って来た
綺麗な夜景だったなぁ
夜景って通常高いところから見下ろす形がほとんどだけどここの夜景は特に高台に行かなくても川沿いの遊歩道から十分楽しめてしまう
帰り道にもう一度世界一綺麗な国会議事堂の前を通って帰った
この国会議事堂は内部もかなり豪華でチケットを購入すれば見学する事も出来る
内部には中庭が10もあり691室の部屋があるらしい
ただ僕はあまり贅の限りをつくした建物に興味がなくなってきてるので中までは見に行かなかった
巨大で繊細な国会議事堂を横目に宿に向かって夜のブダペストを20〜30分歩いた
綺麗で整備された街並みを見ながら明らかな変化を感じていた
ベオグラードやここブダペストあたりから首都の規模が変わり、街の雰囲気も物価も変わり始めている
街の全ての豪華さからしても目指していた中央ヨーロッパはすぐそこだ