2018年8月14日
カラコルコーヒーでランチボックスを買い込んだあと、バザールのマルシュ乗り場に来てアルティンアラシャン行きのマルシュに乗り込んだ
今日はこのまま登山口からアルティンアラシャンまでトレッキングしてアルティンアラシャンで一泊する予定だ
数人の欧米人と一緒に登山口で降ろされる
この分かれ道を右に進めばアルティンアラシャンへのトレッキング道
アルティンアラシャンには天然温泉があるらしいのでそれに入る為、早めに到着したい
10:30 早速トレッキング開始だ
ところどころに分かれ道があるが写真のようにアルティンアラシャンを示す看板があるのでそれの通りに進めば問題なし
途中から地元の人やアルティンアラシャンから帰ってくる人達とすれ違い始める
欧米人は結構寝袋やマット、トレッキングポールをしっかり装備して登ってる様子
時々ジープが後ろから追い抜いて行く ジープで頂上までも行けるらしい
登山口から頂上までの中間ぐらいまで歩いた頃だろうか
山と山の間に頂上に雪が積もる山が見えてきた 相当高いと思われる なんていう山だろう
アルティンアラシャンの直前には結構長い坂道が続くエリアがある
今思えばここが一番しんどかったかも
僕がアルティンアラシャンでキツかったのは2箇所
ひとつは中間地点ぐらいでクランクのように道がクネクネ曲がってる地点
急に傾斜が上がります
そしてもうひとつがこの頂上到達前の長く続く坂道
この坂道を越えて下り坂になってきたら建物やユルタが見えてくる
そこがアルティンアラシャンだ
アルティンアラシャンの入り口 到着したのは14:30
4〜5時間かかると聞いていたが4時間で着いてしまった
入り口を潜って少し歩くと右手に今日僕が泊まろうとしていたユルタキャンプの看板が見えてきた
Eco Yurt Camp Arashan & Guest House “Gulnara”
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :☆☆☆☆☆
※あくまでも個人的な評価です
一泊450ソム(750円) 僕は朝食付きにして600ソム
僕は予約なしで泊まれましたが他の客はCBTで予約して来てました
アルティナラシャンは温泉が湧くので温泉付きのキャンプが多いのですがここの宿は温泉がないので隣のゲストハウスの温泉を借りに行く事になります(有料)
ただ隣の温泉はあまり綺麗じゃないので宿のオバチャンに「お金払って借りに行くなら無料の天然温泉に行った方がいい」と言われました
この山の上なので当然wifiはありません
スマホの充電ですが基本的には出来ないですが宿の若い男の子にお願いしたらやってくれました オーナーのオバサンをはじめ、スタッフは好印象です
これはPUBGというゲームでよく見たロシアの車メーカーのUAZだ
生で初めて見たよ・・ロシア圏に来たって感じだな 久しぶりにPUBGやりてぇ
東京から5233Km
逆に言えば東京から5233Km移動すればこんな場所までこれてしまうわけだ
ここにいると日本で社畜生活を送っていた頃が嘘のようだ
中央アジアに来る旅人は少ないけど、中央アジアはロシア語の壁さえ省けばかなり旅しやすい地域です 人も優しいし物価も安いので日本での生活に疲れた人は東南アジアだけでなく中央アジアにくればいいのにと思います
ここのユルタは馬も貸し出ししてくれる
帰りは馬に乗って山を降りる人もいます またアルティンアラシャンの奥にあるアラコル湖という湖にホーストレッキングに行く人も多い
またここのキャンプはユルタだけでなくゲストハウスも持ってます
ゲストハウスの中はなかなかいい作りでした
ここはトイレと簡易シャワー シャワーは夕方6時以降から使用可能
キャンプのキッチン
ディナーを頼んでる人はここで作ってもらった夜ご飯を食堂ユルタで食べれます
ここがこのキャンプの食堂 大きめのユルタの中にテーブルが並べられています
ここではお水が無料でもらえます
山々の向こうに見える通称テント峰 正式名称はパラータ山
ホントいい景色だわ 近くには小川もあります
木で作ったブランコで宿の子供が遊んでる
ここの子供と一緒に遊んだり、馬にエサをあげたりしながら過ごしました
キャンプの洗濯物とパラータ山 絵になる光景だ
隣のユルタにいた子供
手を振ってくれるんだけどカメラを向けると固まってしまう(笑)
さぁ暗くなる前にそろそろ無料の天然温泉に行こう
ここはなんでも混浴だそうです
まず見つけないといけないのはこのゴルフのグリーンの芝読みかと突っ込みたくなる道
これに気づかないと天然温泉の方には行けません
ビシュケクにいる時、何人かアルティンアラシャンに行った人から無料の温泉に辿り着けなかったという話を聞いてたんだけどそもそもこの分かれ道がわかりにく過ぎるからだと思う
この道を進むと右手は山の斜面、左手は崖と川になって細い道を進む事になります
進む事約10分、右手にカエルのような形で縁取られた温泉が見えてきます
温泉の湯船は全部で3つあるので空いてる所に入りましょう
お湯は綺麗かと言われれば正直綺麗とは言えない
外の露天風呂なんで虫とか葉っぱとか色々浮いてます お湯は少しぬるめかな
着替える場所とかはないので基本みんな水着を下に着てきます
水着で入ってるカップルが多かった 僕は水着を忘れたので裸で入るんですが結構近くで順番待ちする人が多いので「今から全裸になるからちょっとそっち向いていて」と言って大急ぎで脱いで入りました
さっきも書いたようにお湯は正直ぬるいんですが山の中で入る露天風呂というシチュエーションが気分良く入浴させてくれます
ただ湯冷めしないように夕方前には温泉に入りに来る事をおすすめします
細い山道を歩いて来るので暗くなると帰り道が危ないです
お腹が減ったので宿に戻ってきて食事
僕はディナーは申し込んでないのでこの日の晩御飯は下の町で買ったリンゴとクルミ
日が暮れて来るとパラータ山が夕日に染まってくる
気温はこのあたりから一気に冷え始める
同じユルタのトルコ人が俺がひもじい思いをしてると思ったらしく紅茶を入れてくれた
ムラトという名前の優しい奴だった
彼はアラカル湖に行って右足を挫いたらしい 帰りは馬で山を降りていた
彼とはカラコルの町でも再会した
この日の夜に見た星空はキルギスで見た星空で1番のものだった
トイレのついでに10分ほど外に出てただけで流れ星を2つ見れた
ユルタの中は思ったより暖かく快適な夜を過ごせた
明日は今日歩いた道を戻りカラコルでゆっくりしよう