2018年11月22日
スロバキアのブラチスラバからオーストリアの首都ウィーンに移動
移動はスロバキアのバス会社SLOVAK LINESを利用しました
ウィーンでの宿泊先に選んだのはここ
A&O Hostel
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
オーストリアは宿が高いのでウィーンで一番安い場所を選んだらここになりました
中心地まで歩けないことはないけどそこそこ時間がかかる
すぐ近くにウィーン中央駅(Vienna Central Station)があるのでそこから地下鉄に乗れば4駅でウィーンの中心地ど真ん中に出れます
シーツは畳んで置いてあるので自分で全部セッティングするタイプ
次のブログで書きますが同じドミの部屋のヨーロピアンカップルが部屋の中で夜のエクセサイズを始めたので次の日に「彼らの部屋を変えてくれ」と受付に言うと「じゃあ別の部屋案内するから君が移動して」と言われてはぁぁ!?っとなりましたがお詫びに翌朝の朝食無料のサービスとホテル内のバーでの無料ドリンク券をくれて一応ケアはしてくれました
ウィーン中央駅は立派でかなり広い駅
ここから地下鉄に乗ってウィーン中心街を目指します
人がいっぱいの地下鉄に揺られて4駅
中心地のStephansplatz駅に到着して地上に出てみて驚いた
見上げなければいけないほどのシュテファン大聖堂が目の前に広がり、これまでの東ヨーロッパとは街の規模のレベルが明らかに変わった
東ヨーロッパを北上して来て少しずつ街並みが変わってきてるのを肌で感じていたけどここにきて少しでは無く一気に引き離す変わり様
そして街も一気にリッチな街並に変わった
国の大きさと財力を感じずにはいられない
第一次世界大戦まではイギリス、ドイツ、フランス、ロシアとならぶ欧州五大国の一角を占めていたここオーストリア
第一次世界大戦で敗戦してなかったら今頃どんな強国になっていたもんかわからないな
サンタの長靴のカップでホットワインを飲むオーストリア人
様になってんなこいつら
僕もお酒が飲めたらクリスマスマーケットでホットワインくらい飲んでみたいもんだ
国民の約80%がカトリック教徒のオーストリア
神聖な教会が多く、教会内の装飾も豪華の一言
この日はミサが行われていた ウィーンの教会のミサは日曜だけでなく平日でもやってるそうだ
しかもこれらのミサは来るもの拒まずでキリスト教徒でなくとも参加できるらしい
教会を見学した後はお腹が空いたのでオーストリアに来たら食べようと思っていたカツレツのお店を探しながら街歩き
ようやく見つけたカツレツの老舗 Figlmüller Bäckerstraße
フィグルミュラー・ヴォルツァイレって読みます
フィグルミュラー・ヴォルツァイレの場所はこちら
人気店なのでもしお店がいっぱいならすぐ近く(歩いて2分)に2号店もあります
ここで食べるのはSchnitzel(シュニッツェル)と呼ばれる巨大なポークカツレツだ
こちらがメニュー
僕が注文したのは上の写真のPAN-FRIED SPECIALITIESの中の一番上のFiglmuller-Schnitzel
なんとなくこれが一番ド定番っぽかったのでこちらを注文してみた
出て来たのがこちら
デカっ!!
これ写真だと大きさ伝わりにくいよなぁ
肉を叩いて伸ばしてあるので正直顔より大きいんだけど
食べてるうちに胸焼け起こすかもな
とりあえずレモンを絞っていただきます
そこそこの値段を取ってる老舗店だけあって味はなかなか美味しいです
ただ最後の方はやはりちょいキツくなってくる
美味しかったし満足したけど何度も食べに来るものじゃないかな
ウィーンの街を歩いてるとすぐわかるんだけど本当に至る所にカフェがあってお洒落なマダムがその辺のテラス席でおつもお茶してる
そういえばウィーンのカフェ文化って世界無形文化遺産に登録されているらしい
僕も事前にウィーンに数度行ったことのある旅仲間からおすすめのカフェを聞いていたのでそこに向かって歩き出した
カフェに向かう途中Anchor Clock(アンカーロック)という変わった時計を見つけた
アンカーロックは2つの建物を結ぶ空中回廊に設置されている仕掛け時計でユーゲントシュティールの画家、フランツ・フォン・マッチュが設計したもの
観光客がかなり集まってこの時計の写真を撮っていたのを覚えてる
オーストリアは本当に彫刻や銅像の多い街だ
こういうのを見てると昔訪れたイタリアを思い出してしまう
あの頃一緒にイタリアを旅したあの人は今頃どこで何をしてるかなぁ
すごい色のチーズ
毒々しい色だけど試食のお皿に乗ってるチーズを食べると塩っけと言うかスパイスみたいなのが入っていてめちゃくちゃ美味い
普段からチーズやバターなどの加工食品は取らない様にしてるんだけどこのチーズなら買いたいと思ってしまうほど美味しかった
さて、登場したこのCAFE CENTRAL
このウィーンの街でかなり有名なカフェらしいです
価格もめちゃくちゃ高くて格式高いカフェとの事
なので僕が行きたいのはここじゃないです
Café Landtmann(カフェ ラッドマン) ここです
カフェ ラッドマンの場所はこちら
中に入ると荷物と上着を預かってくれて番号札を渡されます
ここも日本人の感覚からしたらまぁまぁ格式は高く感じます
ただここは実際にウィーンのカフェを色々回ったパティシエの卵から聞いてたオススメのカフェなので信用は出来ると思う
これがメニュー
パティシエの卵から聞いていたのはLandtmann’s Feine Torte
ラッドマントルテと聞いていたケーキです
飲み物もなかなかのお値段ですね
ただここまで来てケチるとかありえないのでカプチーノを注文
こちらがラッドマントルテことLandtmann’s Feine Torte
いや、ここはマジで美味かった
さすがにその専門の人のオススメだなぁと思った
こういうのはやっぱり詳しくてその分野が好きな人に聞くのが一番だな
正直カフェにしては高かったけど十分満足だ
続いて「世界一綺麗な図書館」と呼ばれるオーストリア国立図書館にやって来た
入場料を払って中に入ります
なんだこれ?
本当に図書館かよ・・・
もう完全に美術館じゃないか
天井の装飾なんか完全に大規模な教会や大聖堂そのもの
そしてここの書籍は一切読むのはおろか触れる事も出来ない
一応オーストリア最大の740万点を収蔵している国立図書館なんだけど書籍を溜め込んだこの部屋を展示してる完全に博物館状態
天井のこれなんかもう図書館レベルのそれじゃないでしょ(笑)
ページが開かれた状態で展示されてる本は古くて興味深いんだけどいかんせん何の本だかはよく分からない
内容わからなくても見た目はカッコいいんだけどね
その昔、帝国図書館と呼ばれていたこの図書館
迫力満点だったな
次に夕暮れ時の街を流して歩いて向かったのはザッハトルテというケーキで有名なホテルザッハーというホテル
ここだ
このホテルザッハーの中にザッハトルテを最初に考案し提供したカフェ ザッハーがある
ザッハトルテはフランツ・ザッハーという元料理人が開発したケーキらしい
その後、いろんなルートを経てレシピが公開されてしまって拡散され今の状態に至る
ザッハトルテは今や世界的に超有名なチョコレートケーキの代表格だ
並んでいるのは地元の人ではなくほぼ観光客
自分もそこに紛れて並びました
だいたい15〜20分ほど待ってようやく中へ
正直綺麗すぎてちょっと身の置き場がない感じ
小汚いバックパッカーが来る場所じゃねぇと建物全体に言われてる気がします(笑)
メニューを開くなりいきなり目的のブツが顔を出しました
僕が注文したのは16,30€のザッハトルテにホイップクリームとホットドリンクとミネラルウォーターが付いて来るセット
これが本家本元のザッハトルテか
今のところパッと見で違うのはザッハーと書かれたチョコ板が上に乗せられてる事くらい
注文したセットのカプチーノと炭酸水も付いて来た
ここのザッハトルテはアンズジャムが中に入ってるらしい
そのせいもあってか普段僕らが食べている、僕らが知っているザッハトルテとはちょっと味が違って感じた
それを美味しいと取れるか、微妙に感じるかは人それぞれだと思う
ただ僕の庶民的な舌にはこのホテルザッハーの上品なザッハトルテの味はわからなかったな
正直昼間に行ったカフェラッドマンの方が美味しかった気がする
一応16,30€って2050円くらいですからね
これでその値段はいくらウィーンとはいえ普通に高いしちょっとガッカリだったかな
まぁ格式高いホテルザッハーのカフェで本場のザッハトルテを食べたよ!っていう思い出作りですね、これは
ホテルへの帰り道にオペラハウスがあった
重厚で豪華なオーストリア そして音楽の都と呼ばれる首都ウィーン
その中にそびえ立つオペラハウス
友人も数人このオペラハウスでオペラを鑑賞したらしい
僕はオペラとかに興味がないので今回はパスするけどここで見るオペラは好きな人からしたら特別なものなんだろな
この晩、僕はクリスマスカラーに彩られ肌寒くなってきたヨーロッパの街を楽しみながらホテルまで歩いて戻った オーストリアはもう一日楽しむつもり