マダガスカルのモロンダバの魅力

2019年2月18日

 

 

バオバブの木を見るために僕らが訪れたモロンダバという海辺の近くの町

この町には貧しいながらも素朴で僕らが見たかったアフリカの生活風景の一端が間違いなくあった

 

 

バオバブ以外何もない町かと思っていたが実はこの町は路地裏や海岸の漁村に出てこそそういった一面を見る事ができる

 

僕らが路地裏に入った時、地元の子供が裸足でボロボロのサッカーボールを蹴ってサッカーをしていた

 

サッカーとは言っても１対１で相手を抜く遊びだ

 

 

 

きっと彼らはサッカーシューズはおろかボールを買い換える事すら出来ないんだろう

 

ボロボロの家にボロボロのサッカーボール

かろうじて電気が通ってるだけの貧祖な暮らし

 

それでも彼らは笑顔だった

 

以前ネパールでも感じた事だけど幸せってお金や物の有無ではなく、

「健康で家族と一緒に素朴な暮らしを送れている」

本当はこれだけで幸せなんだと気付けるかどうかじゃないだろうか

 

 

 

モロンダバの漁村では子供が砂の上の木陰で昼寝してたり平和なアフリカの暮らしを象徴するかのようなシーンがいくつもあった

 

この浜辺が漁村の人のトイレなので浜辺に人のウンコが当たり前のように落ちてるけどこの飾りっ気ないそのままの暮らしを見れる漁村は僕のお気に入りだった

 

彼らと海で天然の木でサーフィンしたのもいい思い出だ

 

資本主義社会の競争のレールから降りたらこんなにも自然な暮らしが出来るんだなぁと思った

日本に帰ったら僕もどこかの田舎で素朴で自然な暮らしを送りたいもんだ

 

あ、その前に仕事どうするかか（笑）

 

 

そしてこういう場所で育ってる子供はみんな決まってピュアだね

またいつかこの子達がどう育ったのか見に戻ってきたいよ

 

 

またモロンダバでは昼と夕方にマーケットが賑わうのでここも是非見てもらいたい場所

 

フルーツを中心に簡単な軽食ならばここでほぼ揃うだろう

 

 

 

こういう屋台で食事を摂るとものすごく安上がりになる

ちょっとずつ色んな物を買って食べ歩くのも楽しい

 

 

マーケットの通りにあるアイスクリーム屋

暑いマダガスカルではアイスがめちゃくちゃ美味い　そして安い（たしか50円くらい）

場所を覚えてからは毎日食べに来てたなぁ

 

マーケットが出てるメイン通りから横の路地に入ると生きた鳥を直接売ってるようなエリアもある

この辺はなんと言うか動物を取り扱ってる独特の濃い雰囲気が漂っていた

 

 

あと一つ前の記事でも書いたけど島のあちこちでちょっと根気よく探したら野生のカメレオンを見つけられてしまうのもここの魅力かな

 

爬虫類キライ！って人じゃなかったらマダガスカルは本当にオススメ

是非町の中でカメレオン探ししてみてください

 

注意深くよく見てると見つけられると思うので！

 

 

 

 

 

あとレストランなどに入らずに本当にローカルなお店でサモサなどのちょっとした惣菜を買えばメチャクチャ食費を安く抑える事が出来るのもモロンダバのいいところ

上の写真のこの食事、右側のグァバジュースも含めて全部で50円くらいです

まぁこれだけじゃちょっと物足りないけどこれの倍買ったとしても100円くらいですよね

 

要は贅沢しなかったらすごく安く済む国です

 

そして夕方前くらいからこの日に漁で取れた魚がマーケットに並び始めます

漁村ならではでレストランなどで食べても取れたての魚料理は絶品でした

 

日本ならこんな大きな魚丸ごと一匹の料理いくらするんだろう？って思うような魚の定食がレストランでも300〜400円で食べれてしまう

 

キッチンがあればこのマーケットでもっと安く魚を買って自分たちで塩かけて焼いて食べるのもいいですね

 

かなり安くそれなりの量を買う事が出来るはずです

 

 

 

 

そして言わずもがなモロンダバといえばバオバブの木

 

正直ここは最高でした

これを見るためにもともとマダガスカルにもやって来た訳だしここには本当にこれて良かったと思ってる

 

 

僕にとってはずっと憧れてた景色なのだ

 

バオバブの並木道の周辺ですれ違う人たちもアフリカ色が濃かったな

 

周りで酪農農家で暮らしてる人たちなんだけどカラフルな衣装に身を包んでてすれ違い様についついガン見してしまった

 

 

バオバブの木がそびえ立つ道を地元の人がいつもの暮らしのように行き交う風景

素敵だなと思う

 

 

そして漁村に限らずモロンダバの人は人懐っこかった

 

特に子供たちは写真を取られるのが好きでカメラを向けるとすぐにポーズをとってくれる

 

バオバブで有名なモロンダバの町だがここの本当の魅力は人だったのかもな

 

もっとこの町には居たかったんだけどアンタナナリボに帰るバスチケットを先に買ってた為、僕らはこのモロンダバを後にした

 

時折今でもあのバオバブの並木道や地元の人達が恋しくなって思い出してしまう

 

つまりもう一度この国には訪れたいと体の芯から信号が出てるのだ

この世界一周の旅中には戻れないけど、世界一周をやり遂げて日本に帰って落ち着いたらまたいつか来よう

その日までバイバイ

 

アンタナナリボで数日ゆっくりしたらエチオピアに戻って次は民族巡りだ

 

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