2019年3月1日
マダガスカルからエチオピアの首都アジスアベバに戻ってきました
今日はエチオピアで食べた中で一番美味しかったインジェラの店を紹介したいと思います
インジェラといえばエチオピアのソウルフードであるのと同時に数々の旅人を苦しめて来た食べ物でもあります
見た目は雑巾、味はゲロ
これがネットでもよく流れている日本人がインジェラを見て食べた時の一般的な感想
でも実際にはそこまで酷くはないんです
インジェラという料理は上にかかってる「ワット」と呼ばれるソースひとつで味わいが一気に変わる食事です
僕はエチオピア滞在中に計5回ほどインジェラを食べましたがその中で飛び抜けて美味しかったインジェラのお店情報を共有したいと思います
お店の名前はBarkot(バーコット)といいます
看板だと頭文字のBが欠けててARKOTになってますけどBARKOTです
門を入ると正面がお店になってます
中はこのように細長い奥行きある店内
昼頃には地元の人でいっぱいになります
レストラン Barkot(バーコット)の場所はこちら
Google mapにお店の登録がないのでだいたいこの辺りというポイントに赤ピン立ててます
スタジアムや赤十字病院の斜め向かい側です
昼時なら地元の人で賑わってるのですぐわかると思います
メニューを見てみましょう
写真右側のランチ&ディナーのところがインジェラなどの料理が載ってる部分になります
ただ写真付きじゃないのでメニュー見たところでどれが何かわかりませんよね
僕らは店内を見回して人が食べてる中で一番美味しそうなやつを真似て注文しました
僕らが注文したのは上の写真Beyeainetuという料理だったようです
これを注文してる人が多かったのと近くのテーブルの人がこのインジェラ料理にトマトサラダをミックスさせて食べてるのがすごく美味しそうだったから
僕らも同じようにトマトサラダも注文しました
出て来たのがこちら
メチャ美味しそうでしょ?
インジェラはポツポツした穴が多く空いていればいるほどいい出来に仕上がってる証拠らしいです
ここのインジェラは細かな穴が無数にあいてました
この店はマジで当たりで僕とKサンは黙々と食べてインジェラをおかわりしたぐらいです
この皿に乗ってるインジェラだけでは足りなくなりました
上に乗ってる数種類の惣菜と中央のワットと呼ばれる赤いソースを手で混ぜてインジェラに乗るようにちぎって食べます
ここのインジェラは酸味が少なめで生地はモチモチしてて柔らかく、ソースのワットはほんのりピリ辛で最高でした
正直ここのインジェラだったら毎日食えます(笑)
エチオピアって食の選択肢があまりなくて仕方なくインジェラ食べる人が多いと思うけど、ここで一度食べたら「しょうがなく」ではなくなると思います
また食べにきたくなるはず
日本に帰っても近くにこの店があったら食べに行くと思うわ
旅人の中で酷評されてるインジェラも食べるお店によってここまで変わるんだなぁって思った
味がゲロとか言ってる人は1件目で懲りて食べるのやめてる人だと思います
何軒かのお店に足を運んでインジェラ食べてたら本当のインジェラの美味しさを教えてくれる店に巡り会えるはず
こちらがお会計
あれ?メニューに載ってる値段よりやすい気が・・・まぁいっか(笑)
インジェラの料理とトマトサラダと1リットルの水でトータル198ブル(約740円)
一人あたり370円 リーズナブル!!
店員サンも親切でいいお店なのでアジスアベバに来たら是非食べてみてください!
あ、そうそう
レストランの話とは変わりますがこのレストランの斜め向かい側に赤十字病院があったので、マダガスカルで出会ったとあるスーダン人の女性ジャーナリストからアフリカのどこかの国で寄付して欲しいと託されたDELLのノートパソコンを寄付しに行って来ました
ここがアジスアベバの赤十字病院
入館証をもらって中に入って寄付を届ける部屋まで持っていきます
無事に寄付して彼女の意志を紡ぎました
俺にエチオピアコーヒーを出してくれた
このノートパソコンは正直古い型でもうボロボロでした
でも預かった僕からしたら送り届ける物やパソコンの性能で判断してこれを引き受けたんじゃないんです
僕は物がなんであれその女性ジャーナリストの意志と気持ちを届けたかったのだ
赤十字病院で寄付をし終わった後、病院の少し北にある薬局でマラリアの治療薬を購入
これからエチオピア南部に向かう
その辺りから徐々にマラリアにかかる可能性が高くなってくる
これを使わないに越したことはないが持っておくだけで安心感が違う
過去にマラリアで世界一周の最中に亡くなった夫婦もいるらしいのでここからは虫除けスプレーも使って自分たちで意識して予防していかないと
マダガスカルから戻って来た時に空港であった日本人旅行者カネヤン(左)とKさん(右)
明日から少しの間ネットもロクに使えないような場所に行く
エチオピアの南部には100や200ではない部族がいるそうだ
僕らはそれを見に行くのだがエチオピア南部は人がかなりややこしくてウザイらしい
正直僕とKサンはマダガスカルにいる時からそこを懸念していた
ただ出発のバスチケットも買ったしもう後戻りは出来ない
民族巡りが終わるまではなるべく最短で突っ切るのみ
だけど僕とKサンのエチオピア南部への不安は杞憂では終わらなかった