2019年5月10日
今日はケープタウンの顔とも言えるテーブルマウンテンに行ってみようと思う
観光客がよく泊まるロングストリートからはバスと無料のシャトルバスを乗り継いで山の麓まで行き、そこから徒歩で山を登るかロープウェイで山頂まで一気に行くかになる
おそらくほとんどの人がロープウェイを使うと思うので今回はロングストリートにある僕の泊まっていたCat and Moose Backpackers(キャット アンド ムース)からロープウェイを使って山頂までの行き方を記しておきます
テーブルマウンテンの場所はこちら
ロープウェイは有料になっていてチケットはテーブルマウンテンの麓の乗り場に並んで買う事も出来ますし、事前にウェブサイトで予約しておく事も可能です
ハイシーズンはロープウェイのチケット売り場がそこそこ混み合って並んで買うのに時間がかかります
またこのロープウェイは時間帯によって値段が変わります
午前中は高く、午後1時以降は少しやすくなります
同じ宿の欧米人カップルからそれを教えてもらったので僕は前日に午後1時以降にテーブルマウンテンに向かうロープウェイの往復チケットをネットで予約して行きました
これがメールでPDFファイルで送られて来たテーブルマウンテンのロープウェイの往復チケット
午後1時以降のロープウェイで料金は往復で290ランド(約2100円)
僕の泊まっていた宿、Cat and Moose Backpackers(キャット アンド ムース)のあるロングストリートからはまずバスに乗ります
が、ケープタウン市内を走ってるバスに乗るには事前に料金を支払うためのMy citi cardというICカードを購入しないといけません
My citi cardは空港やケープタウン駅やバスの大きな停留所で売っています
僕はナミビアで出会った旅行者から南アフリカに行くなら使ってと言われてMy citi cardをもらっていたので自分では買ってませんが作るときに35ランド(約250円)かかります
そしてその自分のカードに運賃をあらかじめチャージして、バスに乗るときにそのカードで料金を支払うデビットカード方式になっています
My citiのバスはケープタウン市内を移動する際に必ず使うと思うのでMy citi cardは早めに作っておく事をオススメします
とはいえ僕のもらったカードも残金は少ない状態でしたので今後使っていくにあたってお金をチャージしておかなければなりません
アフリカ縦断旅をしてると僕と同じように南から逆ルートで上がって来た旅人からこのカードを譲り受けるパターンがあるかと思います
それでもチャージは必要になってきますのでどこでチャージできるか把握しておきましょう
実はMy citi cardはスーパーのレジでもチャージ出来ます
僕がいつもチャージしてたのは宿からすぐ近くのSPARという有名チェーンのスーパーです
キャットアンドムースの近くのチャージできるSPARはここ
ここのレジで35ランドだけチャージしておきました
もともとの残金にプラス35ランドチャージしたのでこれでケープタウンにいる間は大丈夫でしょう
これがMy citi cardとチャージしたレシート
ついでにケープタウンでよく見かけるチョコも購入
テーブルマウンテンで食べるおやつにします
あと朝食もここで購入して表のテーブルで食べる事が出来るので安上がりに朝食を食べたい時にはおすすめ
遅めの朝食(ほぼ昼食w)を食べ終わったら早速バスに乗ってテーブルマウンテンの近くまで行きましょう
まずチャージをしたスーパー「SPAR」の斜め向かいにアイスクリーム店があります
そのアイスクリーム店の目の前がバス停になってます
※あくまでも道路を渡ってアイスクリーム屋の前のバス停から乗ってください
SPAR側のバス停から乗ると逆方向に行ってしまいます
アイスクリーム屋の名前はUnframed Ice Creamといいます
Unframed Ice Creamの場所はこちら
アイスクリーム屋のメニューはこんな感じ
バニラ美味しかった
フルーツ系はちょっと酸っぱ目
アイスクリーム屋の目の前には下の写真のようなLower Kloofという名前のバス停が見えてるはずです
ここから106番か107番に乗ってテーブルマウンテンの近くまで行きます
下の写真のように106番も107番もこのLower Kloofからテーブルマウンの近くのKloof Nekまでは同じルートを辿ります
こちらが平日(月曜〜金曜)の時刻表
そしてこちらが日曜日と祝日の時刻表
少し待ってると107番のバスが来ました
光の反射で見えにくいけどバスの上部に107という数字が光ってます
乗車したらまずはMy citi cardを機械に当てて料金を支払います
乗った時はINの方にカードを当てましょう
ものの10〜15分ほどでテーブルマウンテンの近くのKloof Nekというバス停に到着
観光客のほとんどがここで降りるのでわかりやすいと思います
Kloof Nekのバス停はここ
さてここからはテーブルマウンテンの麓まで無料のシャトルバスが出てるのでそれに乗り換えです
さきほどの107番のバスを降りたところからそのまま歩いてすぐ左手に無料のシャトルバス乗り場があります
107番のバスをKloof Nekで降りた観光客なら皆ここに来るはずなのでみんなに付いて行く形でもすぐにわかるはず(30秒ほどで着きます)
無料のシャトルバス乗り場はこんな感じ
Cape Town Lower Tafelbergという乗り場です
シャトルバスに乗り込んで客がある程度乗り込むとシャトルバスはすぐ出発します
5分ほどでシャトルバスはテーブルマウンテンの麓、Cape Town Upper Tafelbergに到着
ここからはケープタウンの街並みを展望できた
麓の時点である程度の高さはあるって事か
因みに帰りなんですがここから今来た逆のルートを辿るだけです
ちゃんとUpper Tafelbergに帰りの無料シャトルバスの事も書かれてました
これは帰りの無料シャトルバスの時刻表
だいたい帰りは何時頃のバスに乗るのか頭に入れておいて、それに合わせてテーブルマウンテンから降りて来るのがいいでしょうね
これはケーブルカーのチケット売り場
僕が行った時はそれほど多く並んでませんでしたが時期と時間帯によっては混み合うのでやはり事前にネット予約がお勧め
僕のロープウェイのチケットは午後1時以降のものなので時間になるまでここで少し待ってるとスタッフが12:55くらいに1時以降のロープウェイチケットを持ってる人を中に入れ始めた
上からロープウェイが降りて来た
僕らはあれに乗って山頂に向かうようだ
乗り込んだロープウェイはあっと言う間に高度をあげて周辺を見下ろせる高さに
このロープウェイは中が360度回転するようになってるので、乗ってる間に周囲の景色が一通り見えるようになっている
そろそろ山頂のようです
ここがロープウェイを降りたところ
いくつか遊歩道があるのでそこから好きなルートを歩いて山頂からの眺めを楽しむ事ができる
僕が最初に目にした景色はこんな感じ
写真で見た事はあったけど実際なかなかいい景色だ
そして遠くには2010年のサッカー南アフリカW杯でも使用されたスタジアムが見えた
さらに歩いてるとこんな看板を見つけた
動物にエサをやらないでくださいって書いてあるけどこんな動物がこんな岩だらけのテーブルマウンテンの山頂にいるのか?
・・・ってホントにいた!!!
よく見ると崖っぷちなどの岩場にウヨウヨいる
この動物の名前はケープハイラックス
南アフリカではダシーとも呼ばれている
モルモットに似てるけどもう少し大きくて動きは機敏
人間に食べ物をもらってるせいか思ったより人間が近づいても逃げようとしない
めちゃくつろいでつ奴とかもいる(笑)
現地の人に聞いた話だと体温調整のためによくこうして日向ぼっこをするそうだ
普段は主に草や葉っぱを食べてるらしいので人があげる食べ物はケープハイラックスにとっては体にいいものではないだろう
そして時折哀愁漂う背中で下の街を見下ろしている(笑)
ネパールでも見たけど動物もこうやって景色見てるやついるよなぁ
ここから街を見下ろし何を思ってるのだろう
そういえば、このテーブルマウンテンは世界7不思議の自然版のひとつだそうです
新世界7不思議という場所が世界に7箇所(マチュピチュやペトラ遺跡など)あるんだけど、それの自然版があってテーブルマウンテンは自然版の中のひとつにノミネートされている
山頂ではパラグライダーを楽しんでる人もいた
ただでさえ山頂からの景色は高いのに足元に地面がない状態でさらに高い場所から下の景色を見るのは綺麗なのと同時に怖さもあるだろうな
この日は天気も良くてテーブルマウンテンからの景色はとにかく綺麗なものだった
さすがケープタウンのシンボルだ
僕は2時間ほど山頂をゆっくり歩いて回って景色を見たりケープハイラックスと戯れたりして楽しんだ
ケープタウンに来たなら喜望峰をこのテーブルマウンテンはほとんどの観光客が来る場所
皆さんもケープタウンに来たら是非このパノラマの景色を楽しんでくださいね