2019年8月7日
昨晩オスロから乗った夜行列車に揺られ時間寝た後にノルウェーの西の町スタバンゲルに到着した
ひとまずは歩いて今日予約している宿を目指す
朝早いため当然まだチェックインは出来ないので一旦荷物を置かせてもらい、スタバンゲル観光の目玉となるプレーケストーレンに先に行ってしまおう
プレーケストーレンとはノルウェーにあるフィヨルドの崖の一つだ
高さは600mの垂直の一枚岩であり、崖の頂上はおよそ25m四方の正方形になっている
「演説台」を意味する名前の「Preikestolen」はこの形状から来ている
宿に向かう途中に温度計があった
8月で13度って・・・ノルウェーやばいね
ドイツのハンブルクからずっと野宿ばかりしてたので、その反動で物価の高いノルウェーで個室を取るという暴挙に(笑)
泊まったのはStavanger lille Hotel & Cafeというホテル
Stavanger lille Hotel & Cafeの場所はこちら
Stavanger lille Hotel & Cafe
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
ハイシーズンのノルウェーでシングルルームを予約して6000円ほど
スタバンゲルでは安い方のホテルです
スタッフ(オーナー?)はアジア系の女性だった
トイレとシャワールームも清潔で快適
wifiも早い サーモン食べ放題の朝食の豪華さが良かった
さぁ早速プレーケストーレンに向かうとするか
プレーケストーレンに観光に行くための拠点となる町ここスタバンゲル
ここからプレーケストーレンに行くための交通手段はまずこの街の港から船に乗りタウという町まで行く
そしてそのタウという街からはプレーケストーレンのトレッキングルートの入口までバスが出てるのでそれに乗るというルートだ
これがスタバンゲルからプレーケストーレンに行く、行きの時刻表
見ての通り左から絵が示すように船→バス→プレーケストーレンの登山口となっている
船で45分の航海でタウに着く
タウに着いたらバスで約30分でプレーケストーレンだ
土日だけ時間が違うので注意
そしてこちらが逆にプレーケストーレンからスタバンゲルに戻る帰りの時刻表
プレーケストーレンの登山口→バス→船
所要時間は行きの行程と同じ時間だ
基本ほとんどの人が午前中早めに出発して夕方にはスタバンゲルに戻ってくるという感じ
まずフェリー乗り場に行く為に大きな池の周りを歩いてると町で無料のバナナを配っていた
一本いただきそのまま湖の外周を歩きフェリー乗り場を目指す
池には白鳥が沢山いて水の中に顔を突っ込んで餌を取ってるんだけど、なんか普段泳いでる姿が優雅な分その時のポーズが何と言うかシュールで・・笑
なんか可愛いよね
まだ人もそこまで多く歩いてないスタバンゲルの町を通り抜けフェリー乗り場に着いた
ここがフェリー乗り場
ここでフェリーとバスが一緒になったコンボチケットが買える
基本みんなスタバンゲルに戻ってくるので往復チケットを買います
プレーケストーレン行きのチケットを買える船着場はここ
船が到着するのはここのすぐ東隣の埠頭 観光客が沢山待機してるのですぐわかります
僕は事前にネットで往復チケットを予約して行った
ネットで予約した方が少しだけ安いです
スタバンゲルからプレーケストーレン行きのネットでの公式チケット購入はこちら
https://gofjords.com/norway-tours/hiking-excursion-to-the-pulpit-rock
チケットを買ったら船が来るまでみんな適当にその辺に腰掛けて待ってます
そして少し待ったら船がやってきた
列に並んでみんなで乗り込みます
もう本当に船の中は綺麗と言うか豪華そのもの
あー、こういうところのクオリティがさすがノルウェーだな
人と一緒に車やトラックが乗り込んだらようやく出発
船の中から撮った空の雲がすごい
この写真だとすごく曇り空に見えるけど実際はそこまで暗いわけじゃなかった
日本のイワシ雲とか余裕で超えてるよねこれ
45分の船旅はあっという間で到着するちょっと前になると船の女性スタッフが「もうすぐ着きますよー」とちゃんと言いに来てくれる
船を降りたらすぐその先がプレーケストーレン行きのバス乗り場になっている
みんな同じ方向に歩いて行くはずなのでそれについていけばそのままバス乗り場に着きます
これがプレーケストーレン行きのバス乗り場
これに乗ったら30分で登山口に到着だ
バスの窓から撮った雲の写真
なんて言うかもう怖いぐらい綺麗な雲だ
そして30分後ほぼ予定通りの時刻でプレーケストーレンの登山口に到着
ここからプレーケストーレンまではゆっくりしたペースで歩いて片道約2時間
往復しても歩行時間だけなら合計4時間以内には帰ってこれる計算
後はプレーケストーレンの上でどれだけ時間を過ごすかで帰りの時間は変わってくる
とりあえずなるべく早くプレーケストーレンの上に着いて、そこでなるべく時間を過ごしたいので早速他の観光客たちと一緒に登山道に入って行った
おぉ・・結構人多いな
どこを歩いてても登山客が途切れることはない
って言うかこれちょっと多すぎでしょ(笑)
8月なのでノルウェー観光のハイシーズンなのは分かっているけど、まさかここまで人が多いとは思わなかった
登山道が狭い場所ではもう先の人が進んでくれないと身動きが取れないぐらいひ人がギュウギュウ
しばらく坂を登ってると急に目の前が開けて登山道が一気に広くなる所がある
そういったところではみんな解放されたかのように思い思いに好きな場所を歩いている
途中に小さな池があって犬が泳いでいた
他の人のブログで欧米人が泳いでる気があったと書いてあったけど、多分ここのことだろうな
僕がいた時には人は泳いでなくて泳いでるのは犬だけだった
しばらくひたすらに歩いてると今山の向こうにフィヨルドが見え始めた
これが見え始めたということはプレーケストーレンの崖はもうすぐのはずだ
これは想像以上の景色だな
期待が膨らみ疲れてるはずの足が自然と早くなっていく
そして・・・ついに目の前に切り立った崖が見えた
ここが間違いなくプレーケストーレンだ
絶壁の崖の上は平らだが防護柵もなくスリルを味わうことが出来る
ただし冬の期間は雪が降って地面が凍り、滑りやすいためトレッキングは禁止されている
このプレーケストーレンに来るなら観光に適したシーズンの4月〜10月だ
プレーケストーレンはもう目の前だけど、みんな雲が移動して晴れ間から太陽の光が差すのを待っている
太陽の光でプレーケストーレンの崖の上やフィヨルドが明るくなったタイミングで崖に行きたいので、直前でみんな座って雲が移動するのを待っているのだ
そしてようやく晴れ間から太陽が差し込み、待っていた観光客が一気にプレーケストーレンの上に移動した
氷河による侵食作用によって形成された複雑な地形の入り江
この景色は氷河が何万年もかけて深く削り取って出来た谷なんだよなぁ
僕は今すごい景色を見ているんだ
僕も皆と同じように断崖絶壁に腰掛けてみた
フィヨルドも入るように写真撮ってもらった
下の景色は怖くて見てられない 玉ヒュンポイントです
そして僕もついにプレーケストーレンの崖の上に到着
フィヨルドに切り立った崖
これがノルウェーで僕が見たかった景色だ
まずはノルウェーに来たと言える場所に到達出来たぞ
美しい景色のなか気持ちの良いトレッキングをしてたどり着くゴールの絶景は最高だった
ここに来てる観光客は行きも帰りもみんな本当に楽しそうだった
そしてプレーケストーレンの崖の背後にはさらに一段高くなっている岩場がある
そこに欧米人がどんどん登っていくので僕もついて行って登ってみた
崖の上には観光客が登山の無事を祈った積み石があり、その崖の先からはさっきまで僕がいたプレーケストーレンの一枚岩の頂上を見下ろすことが出来た
ヤバイなあこの景色
僕もさっきまであそこにいたんだよな
本当にノルウェー到着2日目からすごい景色を見せてくれるもんだよ
これだけ自然の雄大さを感じることの出来る国はそうそうないはずだ
この時期にノルウェーに来れて本当に良かったよ
帰りは2時間もかからず登山口に降りて、来た時と同じようにバスと船に乗りスタバンゲルに戻った
明日はまた朝から移動
この街を離れ、僕の中でのノルウェー観光の主役「トロルの舌」に行くためオッダという町を目指すのだ