2021年11月18日
おはようございます
昨日到着した町、Chivay(チバイ)からです
今日もまずは朝からメルカドに向かいます
この町には綺麗で可愛い民族衣装を着た地元のおばさん達がたくさんいる
みんな少し太ってずんぐりむっくりな体型なのに妙に可愛く感じるのはなぜだろう
メキシコのサンクリストバルとかで見るインディヘナのおばさん達もこんな感じだったけど、民族衣装を着ているオバサンってなんか可愛いよね
メルカドについて朝食を食べ終わったら向かうのはジュースのコーナー
ここでコーヒーを一杯入れてもらう
今日はこの町にある温泉に行く予定をしているので、朝食が終わったら宿に戻って一度準備をしよう
広場に野良リャマが昼寝してる いや、リボン付けてるから誰かに飼われてるのかな
近くに寄って写真を撮ってたら起こしてしまった
そしてどっかに歩き去って行った・・
ペルーは首都のリマ以外ならホントどこにでもアルパカやリャマがいる
さて、昨日見つけていたこの看板
この町の端っこから約3キロの場所にLa Caleraという温泉があるみたいだ
宿の人に聞いたところ、水着着用のようだが僕はブラジルのアマゾンのジャングルの中に水着を忘れて来たので、今現在は水着を持っていない
なので僕は短パンで入ることにする
準備も出来たので早速看板の矢印の方向に向かって歩き出そう
温泉に向かう道から見える山々が本当に綺麗だ
風も吹いていてこの自然の中を歩いてるだけで心地よい
温泉に向かって歩いていると右手に墓地の掃除をしているおじさんがいた
この墓地を管理している地元のおじさんのようだ
「中に入って少し見てもいい?」と聞くとOKしてくれたので中を見せてもらうことに
ペルーの墓地を見るのは初めてではない
今までにも何度か見てきた
こっちのお墓って十字架にいろいろ飾り付けをするんだよね
本人の顔写真とかはあまり飾られてなくて、だいたい十字架にいろんな飾り付けをしているのがこっちでは普通だ
僕はこの世界一周でアジアから、ヨーロッパから、アフリカからといろんな地域のお墓を見てきたけど、お墓ってその地域の風土によって特性が出るものだ
お墓の管理人のおじさんにお礼を言って墓地を出て、再び温泉向かって歩き出す
道の左手には羊がたくさん飼われており、エサに群がっている
田舎に来るとこういうのどかさがあるからいいんだよね
1匹だけなんか違うのがいる
首が長い羊みたいなの アルパカだ
ずっとこっちを見てる めちゃくちゃメンチ切られてます(笑)
左手の川には廃棄された車が所々に置いてある
昔見た映画の「Into the Wild(イントゥ・ザ・ワイルド)」みたいに中で寝泊まりできそうなバンまでもが捨てられている
世界一周してる人はあの映画だいたい見てる
世界一周旅行者あるある
町から歩き始めて30分ぐらいした時、左手に温泉が見えてきた
お、ここかと思って行こうとしたがどうもこの温泉、僕が行こうとしてた温泉とはまた別の温泉らしい
この辺は温泉が湧き出る場所が一箇所ではないので、温泉がいくつかあるみたいだ
危うく間違うところだった
そしてようやく僕が探してた温泉を見つけた
ここがそうだ La Calera
入り口はもう少し右奥みたい
ここが入口 ここで入場チケットを買います
入場料は一人10ソル(約260円)
係員が指示してくれた場所に向かう
入り口から進むとこの温泉施設の中にいくつかのお風呂が見える
でも今のところ皆同じ温泉に入れられてるようだ
「ここの温泉に入ってね」と係員が案内してくれたがこの1番の風呂
ここで着替えて温泉に向かう
着替え終わったら荷物を入れるロッカーもちゃんとある
ただし鍵は自分で持って来ておいた方がいい
僕は自分のバックパックに付けてる鍵を持ってきておいた
これで他人に開けられる心配もない
短パン1枚になって早速温泉に浸かる
温度は日本に比べると少しぬるめだ
だけど直射日光が凄いのでトータルすると結構熱く感じる
プールサイドならぬ温泉サイドには売店やバーがあり、飲み物やお酒もここで買える
温泉価格で高いけどね
地元のペルー人は結構ここでお酒を頼んでお酒を飲みながら温泉に入っていた
世界一周中に温泉に入ったのは実に2年以上ぶり
最後に入ったのは確かアイスランドだ
出たり入ったりを繰り返しながら1時間半ほど温泉を楽しんだ
でも直射日光と久々の温泉で少しだけのぼせてしまった
体全体をお湯に浸からせること自体が本当に久しぶりだったな
いいお湯でした
さ、来た道をまた歩いて帰るか
この辺は空気が乾燥してるから帰り道に手に濡れた短パンを持って歩いて帰るだけでもかなり乾くだろう
町に戻ってきてメルカドで遅めのお昼ご飯
そしてジュースコーナーでバナナシェイク
これ最高
明日はChivay(チバイ)の隣町のYanque(ヤンケ)という更に小さな町に移動する予定
町の人に聞いたところバスターミナルからYanque(ヤンケ)までコレクティーボが安く出てるらしい
朝何時からコレクティーボが出てるのか、そしてそのコレクティーボがいくらなのかを確認しにバスターミナルに向かう
バスターミナルに向かう途中で羊の群れが前からやってきた
多分この辺で放牧していた羊を今から連れて帰るのだろう
こんな光景も田舎ならではだ
バスターミナルで確認したところ隣町のYanque(ヤンケ)まではコレクティーボで10分から15分で到着するとのこと
料金は1.5ソル 激安だ
大体朝の7時には出発するらしい
これで明日の移動情報もバッチリ
この日の夜Chivay(チバイ)の町は停電した
僕の宿は自家発電を持っていたのでなんとか電気がついたが、外は自家発電がある家やホテル以外はもう真っ暗
宿のスタッフが「町の中央の広場あたりなら自家発電を持ってるレストランがあるはずだよ」と言ったので一応夜ご飯を食べに向かってみる
広場に行くまでの道は本当にもう真っ暗
なんとか広場に着くと、ところどころに明かりがついている
なんとか自家発電のある定食屋を見つけてそこで夜ご飯を食べる
そして広場の近くにある小さなカフェが開いていたので、そこでカフェラテとレモンパイを注文する
カフェラテと言ってもここではコップに白湯が入って出てきて、それにミルクとインスタントコーヒーが添えられている
これを混ぜて自分でカフェラテを作るのだ
この日の夜、町の電力は回復しなかった
こんな山奥の田舎町で起こる停電
なんだか電気もない宿に泊まっていたアフリカの旅を思い出しながら眠りについた