2022年1月30日
先日、ボリビアで痛ましい事故がありました
バスが谷底に200メートル転落
11人の現地人が亡くなられました
写真と同じようなバスをポトシのバスターミナルで見たような気が・・
どこの地域のどこのルートを走ってたバスかは分かりませんが、本当にペルーやボリビアはどの町も標高の高い山に囲まれてるようなところが多い
だから街から街へ長距離バスで移動する時には必ずぐねぐねと曲がった山道を走ることがほとんどだ
僕らに気を付けようはないんだけど、こういうニュースを見るとやはり南米のバス移動は命がかかってますね
おはようございます
ウユニの町の中の数少ないまともなカフェからです
Bom Saborってお店
ここ好きなんだけど日曜日でもないのに閉まっていることも多くて、開いてる日と閉まってる日が行ってみるまで分からない
ただWifiは早いし、ちゃんとした店なので開いてる時はここよく使ってます
さて今日の話は夜がメインなので、朝からいきなり夕方まで飛びます
いつものように夕方ブリサツアーに顔を出すと、ほぼ毎日のように顔を合わしているスタッフのアレハンドロが「根気よく天気を待ちますね。そうだ今日ボリビア人のカップルが夜に列車墓場に写真を撮りに行くので良かったら一緒に行きませんか?」と言ってきた
僕が行って邪魔にならない?っと聞くと「ボリビア人はそんなの気にしません。今から会社のオーナーに聞いてみるのでちょっと待ってて下さい」
そう言ってアレハンドロはオーナーと思われる人物に電話をかけ始めた
電話が終わるとアレハンドロが「オーナーがタダで連れて行ってくれると言ってるので今日の夜9時半に車であなたのホテルに迎えに行きます」っと言った
ちょっと事態が飲み込めなかったので話を聞いてみると、ボリビア人のカップルは今日ツアーに参加していてその帰りに夜列車墓場で写真撮影をするらしい
そこに行く時に僕のホテルによって僕を拾って、オーナーが僕をそこにタダで連れてってくれるみたいだ
何でタダにしてくれたかと言うとアレハンドロは僕がウユニに来てからずっと天気が良くなるのをただただ待ってるのを知っている
それをオーナーにも話していたみたいで、アレハンドロもオーナーもここで頑張って天気を待っている僕に何かしてくれようとしたらしい
ほんとボリビア人って親切
というわけで、今晩は夜の9時半からボリビア人カップルと僕とツアー会社のオーナーとドライバーで夜の列車墓場に行くことになりました
まだ夜の9時半までだいぶ時間があるのでウユニに着いた初日に見た歩道でバーベキューを焼いている飯屋に行ってみることにした
ここがそうです 今日も歩道で肉をジュージュー焼いてます
もう煙がモクモクとしていて、いい匂いが漂ってるのですぐに分かると思う
4軒ぐらいの店が軒を連ねて全部同じようなバーベキュー屋さんで商売してる
町の中心から奥の方に行けば行くほどお店は賑わってる雰囲気だ
僕が行ったのは一番奥の一番賑わっているお店
焼いてる人に何のお肉がいいかを聞くと、今日はこれがいいと思うよと鍋に入った大量のお肉を見せてくれた
初めてでよくわからないので勧められたこのお肉とチキンを一つ注文した
注文したら料金は前払い
お金はテーブルについて料理が出てくるのを待つ
もうボリビアではこういうお店には必ずいる店内に入ってくる野良犬
こいつはここの常連みたいでお客さんがご飯を食べてる時は一切テーブルに行かない
お客さんが帰るのにテーブルを離れた瞬間に素早くテーブルの上の食べ残しの肉をかっさらう
もうかなり慣れてる感じだ
ちなみにこの店には取り放題のサラダバーみたいなのがある
注文してから肉をしっかり焼いてくれるので10分ぐらいは待たされる
その間に皆サラダを取りに行って先にサラダを食べてる感じだ
よく考えたらこれだけ店内に犬がいるって事は肉が来てからサラダを取りに行こうと思ってテーブルを離れたら肉を食われてしまうかもしれない
僕は一人で来てるからサラダバーに行ってる間に肉を見といてくれる人もいない
これはいかんと思って僕も肉が出てくる前にサラダを取りに来ました
ビーツがあるのが嬉しい サラダはてんこ盛りにした
体が野菜不足と感じたらここは重宝するな
注文してから10分ちょっと 僕の頼んだ謎肉とチキンが出てきた
注文してから10分ちょっと僕は頼んだ謎肉とチキンが出てきました
ポテトとライスも付いている
確かこれで35ボリビアーノ(約550円)ぐらいだったと思う
久しぶりにザ・肉って感じの飯だった
満腹になってホテルに戻ってシャワーを浴びて準備をしてたらBrisaツアーのピックアップの車が迎えに来た
挨拶もそこそこに車に乗り込んで早速みんなで夜の列車墓場に向かう
1度自分で昼間に来ているのでわかってはいたけど、夜の列車墓場は本当にもう真っ暗
街灯とか全然ないからね
大きな懐中電灯で足元を照らしてもらってもこの暗さ
iPhone7のカメラでフラッシュたいても列車がこの程度しか映らない
ここは夜個人で写真撮りに来るとしても、何か照明になるものは持ってきといた方がいいな
そして星空の下写真撮影が始まった
僕はついでに連れてきてもらった身分だからまずはボリビア人カップルを優先する
彼らが写真を取り終わったら次は僕が写真を撮ってもらうという順序で撮影をしていく
そうしてタダで連れてきてもらってタダで撮ってもらった写真がこれ
顔にはボカシ入れてます
ヤバイでしょ?
列車墓場で満天の星空の下自分では撮れない写真を撮ってもらった
いろんなやり方で何回も写真を撮ってくれて次の日の昼には Googleドライブで僕に写真を送ってくれると言う
ツアー会社のスタッフのアレハンドロから聞いていた話では「30分ちょっと写真を撮って終わりだよ」っと聞いていたのに結局1時間半ぐらい色んな写真を撮ってくれた
無料という約束で連れてきてもらってるけど、さすがにここまでしてもらって悪いので僕はオーナーとドライバーに気持ち程度だがチップを渡した
夜の列車墓場は満天の星空
ウユニでひとついい思い出ができたぞ