2023年3月17日
おはようございます
今朝、6時前くらいに僕が野宿してた場所に二人組の若者がパンを持って来てくれた
「ヘイ、ブロー 俺はリオ。こんな所で寝て寒かっただろう。これは今日廃棄するパンだけどまだ全然食べれるからやるよ。沢山食べるんだぜ」
そう言って、彼らは食べきれないくらいのパンを僕にくれて握手をして去って行った
まだ薄暗くて寒かったので、そのあともう1時間ほど寝てから野宿場所を撤退した
公園の入り口付近にある公衆トイレでトイレと歯磨き済ませる
公衆トイレの中に全自動センサーの洗面台があるのですごく便利
ソープと書かれてるところに手をかざせばハンドソープが出て来るし、手を洗った後にドライヤーと書かれてるところに手をかざせば温風が出る
この小さなスペースで全てが出来る
まだ朝の7時だけど公園には清掃の人たちが沢山いて、ゴミや落ち葉を片付けている
毎朝こんな風に掃除してくれてるからクイーンズタウンは綺麗なんだろな
まだ雲はあるものの晴れ間がさすワカティプ湖は綺麗だ
南アルプスの山脈が湖とこの街を囲んでおり、アウトドア好きにはたまらない景色となっている
近くの山ではバンジージャンプもやってるし、渓谷を流れる川をラフティングするのもここでは有名なアクティビティだ
ポットに残ってたお湯で紅茶を淹れて、今朝あの若者からもらったパンに噛り付いた
すぐ横には「Bathhouse」という目の前で湖を見ながら食事できるカフェがあって開店と同時にもう沢山の客で賑わっている
今の俺には無縁のカフェだ
でもこんな綺麗な街の公園で、こうして朝の湖を見ながら俺も紅茶を飲めてるんだから
その時点で贅沢だよな
湖畔沿いには何やら小さなマーケットを開催してる場所があって人が集まり出していた
クイーンズタウンも朝が早い人だらけだ
街から見える山の斜面にはゴンドラが設置されていて、山の頂上まで登れるようになっている
頂上にはクイーンズタウンを一望出来る展望台やレストランがあるらしい
ただゴンドラはすぐそこの頂上に行くだけでなんと40ドル
一応、トレッキングのような形で歩いても行けるらしいので、僕は天気が良い日を狙ってトレッキングで行ってみようと思ってる
今日も野宿なのでひとまずクイーンズタウンの図書館へ
ここで充電しながら14時くらいまでパソコン作業
そしてちょっと遅めの昼飯を食べに出た
昨日に引き続きFERG BURGER(ファーグバーガー)の前はお店並んでる人が作る列ですごい事になってる
今日の僕の目的はここではないのだが、FERG BURGER(ファーグバーガー)も近々食べてみよう
で、やって来たのはここ
シンプルなローカルの中華屋
最近パンばかり食べてるから米が食いたくてしょうがなかった
チャーハンを注文
23ドル
いくらニュージーランドドルとはいえ、23ドルって1800円くらいだぞ
ニュージーランドが高いのか、この街が高いのか
とにかくチャーハンひとつでこれはボリ過ぎだろ
街を歩いてる時に色んな物の価格を見てたんだけど、やはりクイーンズタウンは基本高い
ここは皆、お金を使ってなんぼのリッチタウンなのだ
洗練された街とそれを囲む湖と雪山に魅了された人が、お金を使いながら短期的に過ごす冬のリゾート地のようなイメージかな
この車凄過ぎ
どうやったらこうなるんだよ
僕はこのクイーンズタウンでの滞在を終えたらもう日本に帰国する事になる
本当はこの街から直接日本に飛びたかったけど、クイーンズタウンから日本への直行便は無い
基本、ニュージーランドから日本に帰る場合はオークランドやクライストチャーチなどの大きな街から飛ぶ事になる
その為、僕も元々オークランドから韓国に飛んで、韓国国内で乗り換えて韓国から日本に帰る便の航空券をオーストラリアにいる時点で取っていた
なぜかというとニュージーランドは入国の際に帰りのアウトチケットを確認される国だから
もうオーストラリアを離れる前に航空券は取ってました
ただその時点でどのくらいの期間ニュージーランドにいるかなんて分からなかったし、とりあえず入国するためのアウトチケットだったので日付は適当に取ってたのだ
でも、もちろんニュージーランドに入国したら日程を考慮しながら航空券の日付を変更するつもりだったし、最初から日付を変更できるオプションを付けていました
ちょっと高くなるけど2万円くらいの旅行保証のオプションだったかな
Trip.com(トリップドットコム)という旅行会社を通してその航空券を取っていたのです
そして、いざニュージーランドに入国してから「日程変更のオプションを付けているから航空券の日付を変更したい」とTrip.com(トリップドットコム)に連絡してみた
するとだ
Trip.com(トリップドットコム)の担当者はこう言った
「確かにお客様は2万円の旅行保証を付けていますね。ただしチケットの日付変更をした場合、新しいチケットを取った時に生じる差額はお客様負担となります。更に新しいチケットも一旦はお客様負担で取っていただく事になります」
はぁ??
あのさ、それってもともと自分で航空券を取って、その後自分で航空券の日付変更をするのと何が違うの?
お前らの会社を信用して2万円分の旅行保証をつけた意味と効力が何も無いじゃん
この「Trip.com(トリップドットコム)」という会社
ネットで評判を調べて見たら顧客対応がめちゃくちゃで酷評されてるのにスカスキャナーなどによく出て来るので名前だけは有名になってる中国系の旅行会社だった
これはちょっと航空券を取るときの旅行会社のチョイスを間違ってしまったようだ
何よりさっきも書いたように、
自分のお金で新しく航空券を取り直して、その差額分も自己負担ならあのトリップドットコムに何かあった時に航空券を臨機応変に変更してもらったり、そこに余計なお金が生じないようにする為に2万円の旅行保証は何だったのか?
こういう事にならないように保証オプションを上乗せしたのに、その中身は酷いもの
これじゃあトリップドットコム側は何もしてないのと同じだ
「それならば、もう航空券はキャンセルで全額返金してくれ」と言った
そして実際にキャンセルの手続きに入ってもらった
Trip.com(トリップドットコム)側の担当者はキャンセルした場合、3日以内にチケット代金は返却されるという話だった
だからキャンセルを選んだ
実はここまではすでにクライストチャーチにいる時に済ませていた
しかし、その後テカポにいる間もワナカにいる間も、今こうしてクイーンズタウンに滞在中も一向にキャンセルの代金が振り込まれない
とっくに約束の3日は過ぎている
もちろん「オイ、お前ら約束の期日過ぎているがどういう事だ?」とクレームの連絡も入れている
Trip.com(トリップドットコム)のカスタマーセンターの「こちらではこれ以上の対応は出来かねます」というクソボケには久々に怒鳴り散らしました
で、さすがにもうお前じゃ話にならんから上の立場の者から連絡させろと言って現在は上の人と話をしてる最中
一歩も引き下がる気はないけどね
まぁそんな感じです
昨日も過ごしたO’Connells(オコネルズ)というショッピングモールのフードコートで充電しながらブログを書いてると隣の席の老夫婦に話しかけられた
なんでもこの2人は今日朝からミルフォードサウンドに行ってさっきクイーンズタウンに帰って来たそうだ
ミルフォードサウンドは「見れば人生が変わる」と言われてる美しいフィヨルド
その老夫婦は「クイーンズタウンにいるなら絶対に行った方が良いよ」っと勧めて来た
ミルフォードサウンドか
有名だから名前はずっと前から聞いてた
今後の世界の状態を考えるともうクイーンズタウンに来れるかどうかも正直分からない
今のうちに行っておくべきか
そのままミルフォードサウンドに行くバスやクルーズの船を調べてみたが、この街で有名なツアー会社はもう2週間も予約でいっぱい
ミルフォードサウンドは相当人気みたいだ
ただ、一社だけ22日の水曜日に空きがある
RealNZという会社なんだけど、ここだけ空いてる
この「RealNZ」というツアー会社、街の中でも見たな
念の為、明日朝一で直接聞きに行ってみよう
外に出るともうすっかり暗くなっていた
今日は昨日よりもやけに街が賑やかだ
そっか、今日は金曜日か
人気のアイリッシュバーがあるようで入り口に短期旅行の若者達が並んでいる
騒がし過ぎてクラブなのかパブなのかもうよく分からない感じだ
今夜はどこもかしこも人でいっぱい
夜はこれからだぜ!って感じで盛り上がりを見せている
この辺で騒いでる奴とはなるべく関わり合いたくない感じだ
もう静かな湖畔沿いに出て、早めに今日の寝床を探そう
もうして見てると静かでいい街なのになぁ
騒がしい人混みから離れるために昨日も寝た公園に入っていき、昨日よりも奥に進んだ
さっきまでいた賑やかな街はもう対岸だ
そのまま奥に包むと白いベンチが何台も置かれてる場所があった
ここなら昨日以上に人は通らないだろう
今晩はここで寝よう
遠くの方でかすかに街のバーの音楽が聞こえる
騒ぐ若者の声も少し
寝袋に入り、真上の空にiPhoneを向けてみた
ここでも星が綺麗だな
雲が少なければここでも結構な星が見れる
明日は綺麗に晴れるクイーンズタウンが見れそうだ
おやすみなさい