2019年11月21日
メキシコ地元民から愛されるお菓子マサパンです
これね、メキシコシティにいる時は1回しか食べた事なかったんだけどサンクリストバルで沈没してる時にハマって2日に1度は食べてました
味の表現が難しいんだけど派手じゃない味で深みがあり、砕いた細かなピーナツが混ぜられてます
時々食べたくなる味だしだんだん癖になるんだよねこれ
メキシコ国内であまりにも有名だからお土産で箱買いして日本に持って帰る人も珍しくないです
話が逸れました 今日はグランセノーテです
実はトゥルムの町から自転車で行ける距離にグランセノーテというメキシコでおそらく一番有名なセノーテがある
車で来る人も多いけどトゥルムの2大観光名所のトゥルム遺跡とグランセノーテが両方とも自転車で行ける圏内なのでやはり自転車をレンタルして来てる人が多い
僕も今日は宿で自転車をレンタルしてグランセノーテまで30〜40分自転車を漕いでやって来ました
入場料は忘れてしまったけど先日行ったセノーテエデンより少しだけ高かった気がする
入場料を払って奥に進むと下にセノーテが見えてきた
ここが有名なグランセノーテか
前にセノーテエデンに行った時の記事でも書いたけどセノーテとは石灰岩地帯の陥没した大きな穴に地下水が溜まった天然の泉のこと
ユカタン半島には計3500を越えるセノーテがあり、それらは井戸型から鍾乳洞までタイプは分かれる
そんな数多くあるセノーテの中でもグランセノーテは特に美しく神秘的なことで大変人気が高いスポットだ
泳げる場所の手前にロッカーとシュノーケリングセットの貸し出しがあるので僕もここでロッカーとシュノーケリングセットを借りた
因みにセノーテに行くのは午前中がオススメです
これも前に書いたがセノーテは午後から人が多くなる
そうなると人が地面に沈殿している土や藻を巻き上げるので住んでた水が汚れてしまうため午前中に行って泳ぐのがいい
またセノーテによっては午後だと太陽の位置で水中での光の差し込みが少なくなる場合もある
ここは鍾乳洞タイプかな多分
グランセノーテの中には亀が住んでいるので亀の卵を観光客が終わらないように亀が巣を作ってるエリアは立ち入り禁止になっていた
さぁ僕もそろそろ泳ごうかな
水着は着て来たのでシュノーケリングセットを装着してGoproを持って準備完了
前の女性が水中に入って行ったのを見届けてから僕もセノーテの中に飛び込んだ
グランセノーテには亀がたくさん泳いでいるとは聞いていたんだけどセノーテに入っていきなり亀発見
可愛らしい仕草で泳いでいる
可愛かったのでちょっと泳ぎながら後をつけてみました
その様子を動画でどうぞ
セノーテの中綺麗だし亀もめちゃ可愛いでしょ?
でも亀を延々と追いかけてたら上の写真のように時々すごく深くて上が鍾乳洞で塞がってる光の届かないところまで行ってしまうのでさすがにそこまでは追いかけられなかった
今日も水の中に差し込む光が綺麗だ
セノーテは泳ぐ楽しさの中で美しい光の芸術を見る事が出来る場所
これはもう水の中で見るオーロラだ
ある程度泳いだところで一旦亀と一緒に僕も休憩
このグランセノーテには2箇所ほどシュノーケリングのまま泳いで行ける洞窟がある
数あるセノーテの中でもグランセノーテが有名で人気なのにはこういう場所があるのもひとつだと思う
ここには透明度・鍾乳洞・光のカーテン・ダイビングできる深さと広さなどが揃っている
一応浮きの付いたロープが貼られているので片手でこれを持ってれば奥まで泳いでいくのもそんなには怖くないと思います
洞窟の一つはそこそこ明るさがある
もうひとつの洞窟はまあまあ暗いし奥の天井にはコウモリもいるので怖がってパニックにならないように
明るい方の洞窟はこんな感じで水中でもまだ視野が確保出来る光量
グランセノーテでのダイビングは水中の洞窟を進むため「カヴァーンスペシャリティ」というダイビングのライセンスが必要になります
ただ実際そこまでしっかりチェックしてなかったり、アドバンスの資格だけでもそれなりの回数を潜った人なら潜らせてもらった話もよく聞きます
とは言えダイビングはいわば死と隣り合わせのアクティビティでもあるし、インストラクターや他の参加者に迷惑をかけないためにもしっかりライセンスは取ってから挑んだ方が良いと思います
水と光とが織りなす神秘の光
またメキシコに来る事があれば絶対に泳ぎに来よう
まだ行ったことのないセノーテにも行ってみたいな今度は
昼過の2時過ぎまで泳いでグランセノーテを後にしてトゥルムの町に戻った
丸3日いたトゥルムの町でもクリスマスの準備が始まっていた
もうあっという間に年末だな
僕は明日メキシコの最終地点になるであろう7色に変化する湖のあるバカラルという小さな町に向かう
バカラルを過ぎたらそこからはベリーズに向かって南下開始だ