2019年6月28日
昨晩ポルトについて野宿した芝生の上で目を覚ました
周辺では犬を散歩に来た飼い主が犬の鎖を外して自由に散歩させている
鎖を外された犬は僕のテントの近くに行ってきて周辺でウンコやオシッコをしていた
どうもここは犬を飼ってる人の散歩コースの一部になってるらしい
アスファルトじゃなくて芝生が広がってるので犬がここでトイレを済ますようだ
まぁいいか
昨晩テントを張ってた場所のすぐ近くに水を汲み上げるポンプがあった
喉が渇いてたので水を飲みたいなぁと思ってたら地元のおじさんたちがこのポンプの水をゴクゴク飲んでるのでどうも飲めるようだ
僕もペットボトルの水をこのポンプで補充してからテントを撤収した
昨日は夜23時過ぎにポルトの街に着いたのでまだ全然この街を見れていない
ちょうど宿に荷物を置きに行きたいし軽く街を歩きながら今日予約している宿に向かいたいと思う
ポルトガルってヨーロッパにしては物価が比較的安く綺麗で治安もいい
そして人も良い これが今のところポルトガルのイメージ
このポルトの街も今のところ綺麗で快適な街という印象しかない
街の中におなじみのボルトのサイン
自分のバックパックを真ん中において記念に一枚撮りました
街を歩いてる途中やたらと人が行列を作ってる場所があった
並んでるオバサンに「ここって何かのミュージアム?」って聞くと「ポルトに来たのにここを知らないの?ここはね世界で一番美しい本屋なのよ あなたも絶対見た方がいいと思うわ」と教えてくれた
どうも入場料を払って入るめちゃくちゃ綺麗な書店らしい
今はでかい荷物を持ってることだし宿にカバンを置いてまた街に出てきた時に人があまり並んでなかったら入ってみよう
一旦宿に向かうべく地下鉄の駅を探しながら街を歩く
相変わらず坂道は多い
あぁここ昨日の夜に野宿できる場所を探してる時、汗かきながら歩いたなあ
ここはリベルダーデ広場 このポルトのメイン通りがある大きな広場だ
本当にたくさんの観光客で賑わっている
そしてこちらは昨日の夜にも見たサントイルデフォンソ教会
本当に綺麗な教会だよなぁ
さて地下鉄に乗ってやってきたのはポルトの中心地から少し離れた場所にあるこの宿
Rock n´Porto Hostel(ロック アンド ポルト ホステル)という宿
名前の通り店内は音楽に関連するものがたくさん展示されてます
ドミはいたって普通のドミトリーなんだけど一人に一つ大きなロッカーがあります
これ意外と重要
キッチンはかなり狭いけど簡単な料理ならなんとかこなせるレベル
最上階にある小さなコモンスペース
ただこの場所はwifiがほぼ繋がらない
宿の中庭 wifiもそこそこ入る
Rock n´Porto Hostel(ロック アンド ポルト ホステル)
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
街の中心からはちょっと遠いです
歩くと30分弱かかるので急いでる場合は地下鉄を使った方が効率いいです
料金はポルトの中ではかなり安め スタッフはかなりゆるい感じで働いてます
wifiは普通 1階のロビーが一番wifi強い
夜1階のロビーでPC作業したいんだけどここに住み込みで働いてるスタッフが自分の家のように使ってるのでなんかこっちが遠慮してしまう雰囲気が漂ってる
あとドミの部屋にトイレとシャワーがあるんだけど1つしかないので誰かがシャワー浴びてる時はトイレなど行けないタイプ
さて荷物も置いたのでちょっと遠いけど30分ほど街を歩きながらもう一度中心の方に行ってみたいと思う
宿の近くには静かな公園と教会
そしてちょっとボロっちい建物が左右に並ぶ通りを街の中心に向かって歩いていくと次第にその道がレストランやカフェや服屋が立ち並ぶ歩行者天国のショッピングストリートになる
なんだこの建物は・・?
壁にくっつけられてる銅像がいつか落ちてきそうでましたを歩くのが怖いです(笑)
比較的街の中心に近いところにポルトで有名なボリャン市場というマーケットがあるのでそれを見に行きたかったんだけど目の前まで行ったら絶賛改装中
まあ世界一周旅行をしてたら見に行った観光場所が改装中で入れないってのはもうあるあるですね
タイミングが悪かったと思って諦めるしかないこういうのは
まだ起きてから何も食べてなかったのでショッピングストリートの中の結構込み合ってる人気のカフェに入って食事
ここでも一口サイズのコロッケはよく売れてました
まずまずの美味しさ
カフェを出てからもひたすら暑かったのでジェラートを買って休憩
それにしても本当にボルトは綺麗でのんびりしたいい街だ
たまにポルトが好きになって沈没してしまうっていう人の話も聞いたことあるけどこの街を歩いてるとその気持ちは十分に分かる
リベルダーデ広場のすぐ近くにあるSão Bento Stationという駅に入ってみたんだけど、まず駅の中はこの綺麗さだからね
駅構内に観光客がわざわざ写真を取りに来るような壁画がかかってること自体がもうすごい
ポルトガルではよく見るサッカーショップ
ここはポルトガル代表のオフィシャルショップだ
もちろん一番人気はCR7のクリスティアーノロナウド
僕はメッシ派なのでクリスティアーノロナウドは好きじゃないけどね
街の中心に戻ってきたところでせっかくなんでさっきおばさんに教えてもらった世界で一番美しいと言われる本屋に行ってみたいと思う
世界一美しい本屋 Livraria Lello(レロ・イ・イルマオン)の場所はここ
まずは行列に並ぶ前に2〜3軒横の角にあるお店で本屋の入場券を買います
ここが入場チケットを売ってるお店 角にあります
中は結構広いです
あと大きな荷物を持ってる場合もこのチケットを買う建物の中に下の写真のようなロッカーがたくさんあるのでそこに預けます
ここがチケット売り場 値段は一人5ユーロです
これがチケット
あと聞いた話なので確かかどうかはわかりませんが、中で本を購入した場合最初に払ったチケット代を差し引いてもらえるそうです
なので手順として最初に入場チケットは買わないといけないけど、中で本を買うんだったら結果無料で入れるって事ですね
さてチケットを購入したら外に出て肝心の本屋に入るための行列に並びます
行列は通りを挟んで向かい側まで続いているので少しの間待たないといけないようだ
もうすぐで入場
結局15分ちょっと待ったかな?
ようやく本屋に入れて目の前に現れた最初の景色がこれ
本屋の中央にセンスがいいのか悪いのかよくわからない真っ赤な階段
そしてゆっくり本を選んでる場合じゃないぐらいの観光客の量
元々ここって本屋なので無料で開放されてたらしいんですよね
でも3〜4年前にここの持ち主が本を売ることよりも客が本屋の中自体を楽しんでることから入場を有料化したそうです
この趣味の悪い階段(言っちゃった)を上って上階に上がります
上から下の階を眺めた景色はこんな感じ
天井には豪華なステンドグラス
なんだか本を探しにくるべき場所で建物を楽しむって変な気分です
と言うか本末転倒のような気がして本屋にこんな豪華な建物も変な階段も必要ないよなとか思ってしまいます
あ、日本の映画の本もありました
そういえばなんでもここ「世界の素晴らしい書店ランキング」では3位らしいです
凄いのか凄くないのかよくわからない本屋ですね
ハリーポッターの本がよく売れるのかハリーポッターコーナーだけ特別過ぎ
まあなんだろう
たとえどれだけ綺麗であろうともこんなに人が多くて本をゆっくり選べない時点でもう僕の中では本屋としてアレです(笑)
俺はTSUTAYA で十分だわ
さあ世界一美しい本屋を出た後は懲りずに「世界一美しいマクドナルド」とやらへ行ってみます
実は僕、今までジョージアのバトゥミで「世界一お洒落なマクドナルド」に
そしてハンガリーのブタペストで「世界一綺麗なマクドナルド」というのに行ってます
そしてここポルトガルのポルトにあるマクドナルドは「世界一美しいマクドナルド」と呼ばれてるらしいです
さっきの本屋からそう遠くないのでそのまま歩いて向かいます
場所は既に何度も通っているリベルダーデ広場の前
世界一美しいマクドナルド・インペリアルの場所はここ
ここです
ここは「マクドナルド・インペリアル」と呼ばれてる豪華絢爛なマクドナルド
1930年代に建てられた歴史的なカフェ「カフェ・インペリアル」をリノベーションした店舗
入り口にはマクドナルドのロゴと共にワシの銅像が
中に入ると天井はシャンデリアだらけ
そしてここまで混み合ってるマクドナルドは久しぶりに見た
レジカウンターの後ろのステンドグラスはアールデコ
ここのマクドナルドでは通常のマックメニューの飲み物以外にビールも普通に注文できます
またマックカフェが併設されてるんですがそこにはポルトガル発祥の名物洋菓子エッグタルトもありました
お腹が減ってたので僕もちょっと多めに注文して店内で食べてみることに
世界一周に出てるのにマクドでお腹いっぱいにしてるとかなんだか馬鹿みたいだよね
僕はここが世界一美しいマクドナルドと聞いてやって来た
まあ確かに豪華なんだけどこれだったら去年ハンガリーのブタペストで行った世界一綺麗なマクドナルドの方がまだ若干上かな
はっきり言ってこのマクドナルドインペリアル、中の豪華さを楽しむ前に人が多過ぎ
一階の店内とはまた違ってて地下のイートインスペースはモダンな造り
こういうお店なんだから統一したほうがいいとは思うけど(笑)
まあ先ほどの本屋といいこのマクドナルドインペリアルといいポルトガルって「世界一」っていう称号が好きですね
まあどこまで豪華でも所詮マクドナルドはマクドナルドです
なのであまり期待せずになんとなく立ち寄ってみる程度だったらいいんじゃないでしょうか
明日は魔女の宅急便の舞台になったと言われている川沿いの街並みを見に行ってきます