アルゼンチン南下開始!トラブル付きの大移動が始まった

2022年2月19日

おはようございます

メンゾーサからパタゴニア

今日はついにメンドーサの街を離れる日

8泊9日過ごしたメンドーサの街

なんだか少し寂しくて胸がチクチクする

でもチリに行けなくなった以上、方向転換してもう次に進まないと

昨日も書いた通り僕はパタゴニアに行くために一旦Caleta Olivia(カレタ・オリビア)という大西洋に面した町に行く

そこからまたパタゴニア観光の拠点となる町、エルカラファテ行きのバスを探してそれに乗って約2年ぶりにパタゴニアに向かう

今日はまずその出発の朝9:30のバスに乗りに来た

メンゾーサからパタゴニア

このメンドーサの街からCaleta Olivia(カレタ・オリビア)までは最低でも32時間

場合によっては36時間かそれ以上かかる事もあるみたいだ

メンゾーサからパタゴニア

バスの中はこんな感じ

ここからの乗車率は7割くらい

バスは予定より20分遅れの9:50分にメンドーサの街を出発

ひとまず隣に人はいない

長い移動だから隣に人がいないのは気が楽でありがたい

メンドーサからはいくつかの街のバスターミナルを周って乗客の乗り降りを繰り返して行く

これが結構時間がかかって全然進まない

まだメンドーサの近くの小さな町をあちこち周ってるような状態だ

夕方前に立ち寄った町のバスターミナルの売店でミラネーゼのサンドイッチを買った

メンドーサからパタゴニア

400アルゼンチンペソ

さらに夜の7時過ぎに立ち寄ったバスターミナルでお菓子とジュースとサンドイッチ

メンドーサからパタゴニア

値段忘れた でもこれで当分持つだろう

こっちは夏なので相変わらずアルゼンチンの日は長い

メンドーサからパタゴニア

20時30分ごろにようやく夕方のような景色になり始める

メンドーサからパタゴニア

ここから夜の22時過ぎまでは夕日の時間

メンドーサからパタゴニア

メンドーサからパタゴニア

21時30分くらいにようやくバスの窓の外がオレンジ色に染まり始めた

メンドーサからパタゴニア

メンドーサからパタゴニア

パタゴニアに向かうバスの窓から綺麗なオレンジに染まる空を見ながら2年前のパタゴニア訪問を思い出す

あのコロナ騒動に振り回された前回のパタゴニアの滞在

僕とパラグアイで出会った旅仲間のジュンペイ君がパタゴニアのエルカラファテに到着したその夜にアルゼンチンの大統領が非常事態宣言を出して全ての国立公園を封鎖した

そのせいで僕らは予約した氷河ツアーに行けなくなった

その後もフィッツロイに行く為にバスでエルチャルテンという町に移動したものの山のフィッツロイまで封鎖という謎の規制

さらにその頃、周辺の南米諸国が一斉に国境の封鎖を始めた為に、その日のうちにまたエルカラファテに戻って宿に隔離されながらどうアルゼンチンと南米大陸を脱出するかに奔走した

その時の記事はこちら

2020年3月16日 僕らを乗せたバスはパタゴニアのエルチャルテンという町を目指していた ...

2020年3月19日 まだ夜中の1時過ぎ エルカラファテから僕を乗せた航空機は無事にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに...

あの時、エルチャルテンから一人でエルカラファテに戻るバスの中からもこんなオレンジ色の空を見ていた

でもあの時はコロナの影響でもう旅を続けられるのかどうか不安でそれどころじゃなかった

焦燥した複雑な気持ちで美しいはずのパタゴニアの夕焼けを見ていたのを覚えている

またあのバタバタ劇のあったパタゴニアに戻るんだな

僕はまたあの時のオレンジの空に向かってる

メンドーサからパタゴニア

夜23時ごろにまたバスターミナルで休憩

メンドーサからパタゴニア

長時間移動だから休憩の度にバスから降りてヒザを伸ばしたりしてストレッチを行う

メンドーサからパタゴニア

一体今どの辺まで進んだんだろう?

グーグルマップを見るとNeuquen(ネウケン)という町にいた

なんとか3分の1以上は進んでるみたいだ

メンドーサからパタゴニア

このままもっとスムーズに移動してくれたら予定通り32〜36時間以内の移動に収まるかもな

そう思って夜どんどん南下してる時だった

日が変わって夜中の1時過ぎ、僕はまだ寝れずにiPhoneにイヤホンを差し込んで音楽を聞いていた

この音楽を聞いてる間に寝れたらなぁと思ってた時、突然僕のすぐななめ後ろの席あたりで大きな音がした

そして次の瞬間、大量の氷が床にバラ撒かれたような音がした

しかも斜め後ろの席に座ってた男性が子供を抱えて大きな声で何か言っている

何事かと思い見て見ると

メンドーサからパタゴニア

バスの窓に木の枝が直撃して窓ガラスが粉々になっている

こんな事になってるのにバスの運転手は気づいてないのかバスをそのまま走らせている

メンドーサからパタゴニア

深夜の風がビュービューと入ってきて車内が一気に冷える

他の乗客が運転手に事情を話しに行ってようやくバスが止まった

このバス、実は窓ガラスが割れる前から割と木の枝に当たったり擦れたりしていた

そしてついに直撃をしてしまい、この様だ

何してんの、このバスの運転手?

メンドーサからパタゴニア

ここからバスを止めて割れたガラスの掃除と窓に風が入ってこないようにダンボールをナイロン袋を貼り付けるという応急処理に入る

メンドーサからパタゴニア

この作業もトロトロやってるから応急処理が終わったのはバスを止めてから1時間半後

メンドーサからパタゴニア

こんな感じになって再び走り始める

でも割れたガラスで乗客の2人が怪我をしたので今度は救急病院に向かう

そこで切り傷の処理が行われ、再びバスが走りだしたのは夜中の4時半

メンドーサからパタゴニア

ようやく眠くなり始めた時にはもう外が明るくなりはじめていた

この遅れは取り戻せるだろうか

大移動開始の初日から不安の過ぎるスタートとなった

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)
Translate »