2022年2月5日
おはようございます
今日は３回目のウユニ塩湖ツアー
今日でもう３日連続でウユニ塩湖のツアーに参加している
今までウユニの町に来てから２週間近くツアーに参加せず天気予報とにらめっこしていた
なのにいざツアーに参加し始めると瞬く間に3日連続のツアー参加だ
今日のツアーはボリビア人の家族3人組みと中国人２人、それに僕を合わせた合計6人でのツアー
今日参加したツアーは昼間とサンセットと夜の星空のツアー
つまり最初に参加した1日目のツアーと同じ内容だ
ウユニ塩湖に向かうまでの道中には「ビクーニャ」というペルーでも見たリャマによく似た動物がたくさんいる
ペルーで見た時ビクーニャは単体で動いてることが多かったが、ここでは群れで動いているようだ
さて、この日のドライバーは・・・名前忘れた
でもなんかちょっといい加減そうな感じの人
本来をウユニの町からウユニ塩湖に行くには一箇所料金所を通るんだけど、このドライバーは料金所の手前に来た時に横の荒野のようなあぜ道に入って料金所を回避していた
1日目のドライバーはちゃんと料金所でお金を払っていた
けどこいつは会社からツアー客を塩湖に連れて行くために通る料金所のお金を懐に入れてるみたいだ
大丈夫かこいつ？
1日目のツアーと同じように最初は例の町に辿り着き、お土産物屋さんを見せられる
本当は今日のツアーも一番最初は列車墓場に入って写真を撮ってその後この町に来ている
だけど僕はすでに列車墓場に3回も行ってるので、今回は列車墓場をみんなが見終わった後に参加させてもらうことにしたので僕だけ途中参加だ
塩の山を見ながら今日はどんな景色を見れるのか楽しみに待つ
今日初めてツアーに参加する人はここに来るのが初めてだから楽しそうに買い物してる
僕はちゃんと待ってないとね
一緒に参加してる人の買い物がひとしきり終わったところでいよいよウユニ塩湖に向かう
この日も天気は快晴
お、今日は随分と水が多いところを走るな
だ、大丈夫かあの車？
今までのドライバーなら何箇所かの写真ポイントに立ち寄ってみんなの写真を撮りながら塩のホテルに向かうんだけど、今日のドライバーはそういったところ全てスキップしていきなり塩のホテルに直行している
本当に大丈夫このドライバー？？
ただ天気は良いので車から見える景色は既に綺麗
ウユニ塩湖は何度来ても気持ちいいなぁ
そういうわけでどこにも寄らずいきなり塩のホテルとレースのモニュメントがある場所に来ました
ドライバーが「15〜20分ほど自由に写真を撮ったら塩のホテルの中でランチだよ」と言う
とりあえず自由時間だから人から離れて快晴のウユニ塩湖を歩くか
今日は塩のホテルの中のツーリストでいっぱいだ
結構な数の観光客がウユニ塩湖を見に来ている
そういえば昨日穂高ツアーのおばさんが「来週ぐらいから観光客が一気に増えるわよ」って言ってたな
ランチを食べ終わって外に出てみると国旗がいっぱい立ってる場所にこのあいだは無かった韓国の国旗が立っている
すぐに分かった
1日目に一緒にツアーに行った韓国人のケン君だ
彼は次にウユニ塩湖に来る時、韓国の国旗を持ってきてここで撮影すると言っていた
昨日もケン君からWhatsAppで連絡が来ていた
彼は今日昼間とサンセットまでの少しだけ安いツアーに参加している
僕も誘われたんだけど、僕はもう一度昼間とサンセットと星空を全部見たかったので普通のツアーに参加することにした
だから今日は一緒には行動してないけど、この時間は同じようにウユニ塩湖に２人ともいるわけだ
ケン君が僕に気づいて話しかけてきたのでしばらくお互いあとどの位ウユニに滞在するのかについて話す
そしてまた人の輪を外れて一人でウユニ塩湖を歩き出す
快晴の下、ウユニ塩湖に４WDの轍が残る
その向こうにはこの轍の持ち主と思われる車とツアー客たちがいる
今日は1日目に比べると少しだけ風がある
そのせいで少し鏡張りは見えにくい
だけど天気の良さだけは1日目以上だ
水が薄く張っている所を歩いてると、自分の足元の水の下に塩の結晶が固まっているのが目で見て分かった
こんな塩分濃度だからちょっと水が跳ねただけでも服やカメラが真っ白になってしまう訳だ
ウユニ塩湖に着て行った服はもれなくクリーニング行きになるので、最初から汚れてもいい服を着ていくか、同じクリーニングに出すんだから諦めて汚れるのを避けるような事はよしましょう
そんなの気にしていたらウユニ塩湖を思う存分楽しめないです
そしてドライバーが集合をかけたので次の写真ポイントに移動するのかと思ったらこれを撮り始めた
いや・・いらないよ・・本当にこれ系の写真
ボリビア人の家族が楽しそうだから一緒に撮ってるけどね
何のポーズをさせとるねん
いらんいらん
はよ次に行ってくれ
大学生はこういうのでも楽しいのかもね
オッサンにはきついです
ようやくトリックフォトを撮り終わって別の場所に移動して自由に歩かせてもらう
1時間ほど自由に過ごしているとあっという間にもう夕方だ
今日このドライバーほとんど仕事してないぞ
ウユニ塩湖のツアーに参加した人でよく「ドライバーによって当たり外れがある」という話は聞いていたが、これは本当にその通りみたいだな
僕は結果穂高ツアーには参加せず、３回ともツアーはBrisaツアーで参加した
僕と同じようにBrisaツアーでウユニ塩湖のツアーに参加するなら、昼間のドライバーは「マルコ」というドライバーを指名した方がいいと思います
夜のツアーの場合はだいたいがホセというドライバーが担当してくれると思う
この２人はちゃんと仕事してくれるので全く問題ないです
さあそろそろサンセットタイムだ
夕日が空と雲を薄いピンク色に染めていく
今まで何度かウユニ塩湖は自分が向いている方向で景色や色が全然違うと書いてきた
この日も空の色が分かれていた
上の写真を見れば分かると思うけど、左側は夕日があってオレンジ色
右側は薄いオレンジからピンク色になっている
写真で見てもわかるぐらい真ん中あたりではっきり色が左右で分かれている
もちろん何の加工も無し
今日も夕日が綺麗だ
元気玉みたいに夕日を手のひらに持ってみる
あ、元気玉ってこんなポーズじゃないか
これは名前忘れたけどヤムチャの必殺技だっけ？
ボリビア人の旦那さんは奥さんに綺麗な写真を撮ってと言われてカメラマン役に徹してる
女性はこういうところで渾身の一枚撮るのが好きだよね
まあでもこんなウユニ塩湖みたいな綺麗な場所に来たらみんなそうか
カメラがスマートフォンでも写真の腕がなくても、ウユニ塩湖がだいたい絵にしてくれるから良い写真が撮れてしまう
本格的に太陽が沈み始めた
この30分後ぐらいにはもうすぐに星空が広がるはず
そしてそれと同時に気温が一気に落ち始める
これはもう1回目のツアーで経験済みだ
ドライバーが撮ってくれた星空の中での写真
更にドライバーが「スマートフォンを使ってUyuni（ウユニ）という文字を書いて写真に撮ろう」と言い出した
最初ちょっと意味が分からなかったんだけど、何でもドライバーが WhatsAppの画面を開いてくれと全員に言う
WhatsAppの「ステータス」の画面をご存知だろうか
全員や特定の人を選んでインスタやフェイスブックで言うストーリーみたいなのを流せる画面だ
この画面を開いて色を全員別々にして、何も文字を打たない状態でその画面だけをカメラの方に向ける
カメラはシャッタースピードを遅くしてあるのでシャッターが切れるまでの間にそのスマートフォンの画面の光で文字を描くのだ
そして何度か失敗しながら撮ったのがこちらの写真
確かにUyuni（ウユニ）の文字が浮き上がってるように見える
これがよくウユニに行った人が夜に撮ってた写真か
まさか自分がやる日が来るとはね
「さぁそろそろ帰ろうか」ドライバーが言った
その時「あ、そうだ ついでだから・・」と思った
本来ここで帰るところだがもう１枚だけみんなにわがままを言って付き合ってもらった
書いた文字は「Te amo」
意味は「愛してる」
メキシコの彼女に送る用の写真
本当は２人で来たかったけどね
一緒にツアーに行ったメンバーとWhatsAppを交換してウユニの町に戻った
すでに夜の10時前なのでいつものバーベキュー屋に顔を出す
ここは夜11時過ぎまでやってるのでウユニの中でも割と遅くまでやってる飯屋だ
3日連続ウユニ塩湖に行ったズボンでバーベキュー屋に入ると女性の店員がギョッとした顔で僕のズボンを見た
うん、まあそういう顔されても仕方ないぐらい汚いよね
分かります
いつもと同じようにサラダをよそおって食べていたら注文したチョリソーとチキンが出てきた
朝から1日ツアーに行っていたので、もう腹ぺこだ
ガツガツと肉を食いあさった
外に出ると肉のおこぼれを貰いに来てる野良犬達でいっぱい
この辺はお店の人がそんなに犬を追い払わないので犬たちもここでたくさん待機している
ここに来てると食いっぱぐれないからね
ホステルに戻ってシャワーを浴びる
GoProを三脚から外そうとしたらもう三脚が真っ白になっていた
これもまたウユニ塩湖の夢のあと
これで3回ウユニ塩湖のツアーに参加した
韓国人のケン君から「あと一度ぐらい一緒にツアーに行かないかい？」と誘われてるがどうしようか
もしウユニ塩湖に満足したら
その時は僕がこの町とこの国を出る時だ
