2019年3月27日
ンゴロンゴロ保全地域のキャンプサイトで目覚める朝は少し肌寒く感じた
僕らが参加した3Wondersの2泊3日のサファリも今日で最後だ
サファリ最終日にタンザニアの大地はどんな顔を見せてくれるだろうか
朝6時過ぎ いよいよ最後のサファリに出発だ
まだクレーターの下に降りる途中の道なのにいきなりメスライオン
この頃にはみんな慣れてきててもうライオンが目に入ったくらいで驚かないけどね(笑)
ただ出発してすぐにメスライオンに遭遇するとか今日は幸先良さそうだ
どうしても期待してしまうな
僕らの車がついにンゴロンゴロのクレーターの中に入った
この山の淵に囲まれたクレーターの中でかなりの数の動物を見ることが出来るらしい
ここの動物たちは昔からこのクレーターに守られてきたんだろうなぁ
象の群れ発見
セレンゲティと同じくここンゴロンゴロも道から逸れて動物に近くことは許可されてないので道沿いに象の群れに近づいてもらう
象達はちょうど食事中
自分たちの上にある木の枝に鼻をからませて葉っぱを口に運ぶ姿を間近で見る事が出来た
僕たちの行く道の先を歩く象の親子
なかなかサファリっぽい風景になってきた
猿(ヒヒ?)の群れが道に飛び出してきたり
バンピかな? 鹿の親子も道に出てきてくれた
遠くではヌーの群れが草を食べながらゆっくりと歩いている
こうやって草食動物を見ながら移動してる間にドライバーは他の車のドライバー達を連絡を取り合いながら肉食動物や数の少ないサイを探したりする
そしてサファリが始まって1時間ほどした頃に他の車のドライバーからライオンが獲物を仕留めて食べているとの情報が入った
教えてもらった場所に直行してみると
確かにメスライオンが何かの動物を食べている!
もう肉塊だったので何の動物かはわからないけどドライバーが「彼らはブレックファースト中だね」と嬉しそうに言っていた
その時の様子を動画でどうぞ
ライオンが自然界で狩った獲物を食べているところを間近で見れたのは嬉しかったなぁ
ずっとサファリで見たかったシーンのひとつをなんとか見れたぞ
その後も色んな動物を横目にクレーターの中を右に左に走って行く
因みにここは肉食獣がいる場所なので途中でトイレに行きたくなっても草むらに隠れてトイレを済ますというのが出来ない
ライオンや豹などは草に隠れるように身を低くして獲物を狙うので、もしかしたら何もいないと思って入っていった草むらに肉食獣が潜んでる可能性もあるからだ
ではどうやってトイレをするかというと停めた車の前か後ろで用を足す
決して左右の草むらには入らない
上の写真のような見晴らしのいい道に車を停めて男性は車の前、女性は車の後ろでトイレを済ませる
丸見えのようで恥ずかしいけど命を危険に晒すわけに行かないからね
イボイノシシの親子
バッファローの群れ
池のほとりで休憩中もカバが顔を出して楽しませてくれた
あとサイも双眼鏡で見れた
さっきも書いた通り遠くに動物がいても道を外れて車を走らせてはいけないから近づけなかったけどドライバーから双眼鏡を借りて確かにサイが2匹歩いてる姿を確認出来た
写真撮ったけどさすがに何かわからないくらい小さ過ぎたのでここには載せてないけど、サファリの中でも見るのが難しいと言われてるサイもなんとか見る事が出来たんでそこは満足かな
一緒にサファリしたアメリカ人の女の子
こんなノリノリのポーズ撮ってるけど実はこの時とんでもない事になってました
アフリカあるあるの「車のパンク」です
いやいや、肉食獣が多くいるこのンゴロンゴロクレーターの中でパンクとか冗談ですか?って話
でもこれが現実
みんな「多分大丈夫っしょ」って感じで車の外でパンクの修理待ち
本当はいつ豹やライオンに襲われてもおかしくないんだけどね、これ(笑)
ま、みんな無事だったから良し!
こうしてそれなりに一通りの動物達を見る事が出来て僕らの2泊3日のサファリは終わった
今回のこのセレンゲティ国立公園とンゴロンゴロクレーターでのサファリで僕らが支払ったのは一人あたり1085600タンザニアシリング(約50300円)
その価値があったかと聞かれると正直僕的にはちょっと微妙だった
でもアフリカでのサファリはずっと世界一周の中でやりたかった事のひとつなので後悔は無い
もしまたアフリカで次のサファリの機会があればケニア側のサファリも体験してみたいかな
サファリが終わった今、次に向かうのはキリマンジャロのある町モシ
キリマンジャロに登るなんてずっと先のことだと思いながら旅を続けてきたけどもうすれが目の前に迫っている