2018年5月31日
マンダレー空港から飛び立った飛行機は数時間後に中国の昆明長水国際空港に着陸した
外はどんより曇り空 外にはさっきまで雨が降ってたようだ
中国には来たのはネパールへ行くトランジットの為
もともと僕の世界一周に中国を入れるかどうか悩んでいた
なぜなら今は料金の高い旅行会社を通してパーミットを取らないと気軽にチベットには行けないからだ
僕はチベットのセルタという場所に行きたかった
でも2年ほど前からそこは外国人は立ち入ることが出来ない地域になっってしまった
それで今回のこの世界一周の旅から中国という選択肢を外したのだ
ただ中国はトランジットでもパスポートに入国スタンプを押される つまり事実上ただのトランジットで来ても入国になりもちろん自由に外に出れる
ネパール行きの飛行機は明日だ そうとなれば一日でも外に出て中国を感じるしかないだろう
到着した時点でもう夕方なのであまり時間がない
空港内には中国らしくお茶っぱの売り場が多数ある
お店を見ても土産物を見てもTHE中国って感じだ 中国だから当たり前だけど
とりあえず地下鉄に乗って大きそうな街まで出てみよう
両替して中国元を手に入れなければ
夜の8時に戻りますだって ふざけんなよ
この空港それなりの大きさのくせに両替所はたった2箇所
それもひとつは到着ロビーから出たらもう戻れない場所だ
なので結局のところ今使える両替所はここだけ
そのたった1箇所の両替所のスタッフがどっか行ってやがる 何考えてんだよ・・
結局19時30分くらいにスタッフが戻ってきて両替を行ってすぐさま地下鉄に乗り込みに行く
地下鉄の券売機 何となく見よう見まねで買えるもんだ
下の写真が購入したカード式の切符みたいなもの
僕が行こうとしている東風広場という場所へは乗り換えが必要のようだ
今いる空港の地下鉄が机场中心站
ここから机场中心站—机场前站—大板桥站—东部汽车站と乗り継いで、东部汽车站という駅で乗り換え
地下鉄は最近出来たものなのか結構綺麗
日本の電車の方が昔からある分、古いと思う
东部汽车站に到着 ここで乗り換え
ここから东部汽车站—虹桥站—太平村站—金马寺站—大树营站—拓东体育馆站—东风广场站と乗り継いで行く
东风广场が東風広場だ 地図で見る限りここが大きな街のはず
昆明は思ってた以上に都会だった
地下鉄の出口から出た途端に高層ビルが立ち並んでいる
中国って知らない間にどんどんデカイ国になっていってるな
雨がきつくなってきたのがちょっと残念だけど、とりあえず飯屋が固まっているエリアを目指そう
中国人の人たちも雨宿り
この時傘もささずに歩いてたけど実はまぁまぁ降っていた
大きなメインバックを担いだままズブ濡れになって飯屋街を探す
やっとこさ辿り着いたのがここ 通りの両側にいくつも飯屋がある
僕が入ったのは入り口に黄色いネオンの文字で牛肉面と書かれたこのお店
15元の牛肉炒刀削麺を注文してみました
出て来たのがこちら
スープは優しめの味でかつ濃厚
矛盾してるようだが本当にそうなんだからしょうがない
上に乗ってるパクチーもいいアクセントになってます
このメニューは餃子だろうか?
この羊の串焼きは中国に4年勤めてた日本人の友人が勧めてくれてた中国のほぼどこでも食べられる食事だ 3本で10元か、頼んでみよう
・・・と思ったけど今日はもう売り切れとのことでした うーん残念
でも壁にかかってる写真を見て思い出したのが兰州炒飯
これ中国南部でよく食べられるチャーハンらしい
このチャーハンも安くて美味いよってその人にオススメされてたんだよな
羊肉の串焼きは諦めてこっちを追加注文
一見すごく白いチャーハンなので味薄いんじゃないかと思ったけどこの色でも実はメチャクチャ味ついてます
多分、味の素とかウエイパーみたいな化学調味料が入ってるとは思うけどこれはヤバいくらい旨かった
2品を一人で食べて満腹になったところで外に出ると雨がさらに激しさを増していた
東風広場の駅周辺には大きな公園があるのを地図で確認してたので、どうせ一泊だからそこで野宿しようと考えてたんだけどここまで雨がきついともう屋根のないところで寝るのは無理だ
どうせ明日にはまた空港に戻らないといけなかったので地下鉄の終電があるうちに空港に戻って空港泊する事にした
昆明の空港に戻って来ました 無駄に大きいよなこの空港
変な案内ロボットがいる 使ってる人ほぼいなかったけど
レッドブルは「紅牛」ですか まんまやね
いい寝床を探すために荷物をカートに乗せて空港内を散策
思えばシンガポールのチャンギ国際空港以来の空港泊 久しぶりの感覚だな
マットを敷いて今日はここが僕の家
明日の夕方には日本から来てる友人の待つネパールのカトマンズだ
日本から頼んでいた荷物も持って来てくれるはず 再会が楽しみだ
おやすみなさい