2019年5月24日
プララン島のAirbnbの家のベッドで目を覚ました
今日僕が向かうのはプララン島の北部にある美しいとしか表現できないと言われてるビーチ、Anse Lazio(アンス ラジオ)だ
Anse Lazio(アンス ラジオ)にはお馴染みのバスに乗って向かう
プララン島は車でも2時間もかからず一周出来てしまうほどの大きさなのでどこに行くにもバス一本で行けてしまう
バスが走るルートも2つしかないので反対方向に行かないようにだけ気をつけてればいい
町からバスに乗ってAnse Lazio(アンス ラジオ)に行くにはバスを降りてから約1キロちょっと歩く事になる
バスではビーチの目の前までは行けないのだ
バスを降りたら最初はこんな感じのジャングルの木々が鬱蒼と生い茂る坂道を登る
Anse Lazio(アンス ラジオ)に行く為のバスが停まるポイントはここです
地図の赤ピンの左上の方にAnse Lazioと青い字で書かれてるのがわかると思う
要は赤ピンのバス停からそのAnse Lazioと書かれてるビーチの所まで歩くという事
だいたい1キロちょっと 15分かからないくらい
ただ最初は結構上り坂になっている
ここがほぼ坂道の一番上のあたり
向こうにもう海が見えている ここからは登った分下り坂になる
下り坂を降りるとこんな感じの道に出るので真っ直ぐ進むとビーチエリア
さぁいよいよAnse Lazio(アンス ラジオ)のビーチが見えてくる頃だ
ここがAnse Lazio(アンス ラジオ)のビーチだ
人もゴミゴミしてなくていい感じの人数
ちなみにこの記事で載せてる写真は全部加工一切なしのiPhone7で撮ったままの画像です
Anse Lazio(アンス ラジオ)のビーチはここ
ついにプララン島で一番来たいと思ってたビーチに来たぞ
こんな綺麗な海にこんなまばらにしか人がいないなんて
浅瀬に見えてる大きな岩は花崗岩(かこうがん)だ
これはもうセイシェルのビーチとはセット
この花崗岩(かこうがん)と青い海のコントラストがセイシェルの美しいビーチでの定番の景色なのだ
僕が写真集で見たビーチはここともうひとつのラ・ディーグ島にあるビーチだった
美しく平和なビーチの風景
これがセイシェルの海の醍醐味だ
僕はそんな海を持つセイシェルに憧れた
そして今自分の足でその浜辺の砂を踏みしめながら写真集で見ていた花崗岩と海と空を見ている
世界一周って昔教科書で見た世界やテレビや写真集の中の世界に本当に自分で行ける事が魅力なんじゃないかな
パノラマでも1枚撮ってみた
そしてこのビーチの売りはこの透明度と色だ
なんて色しててなんて透き通ってるんだろう
足をつけて浅瀬をジャブジャブ歩いてるとふと大きな魚が目に入った
いや、この透明度なんで正直シュノーケリングしなくてももう砂浜から魚なんていっぱい見えてるんだけどこの魚はフォルム的に思わず目で追ってしまった
これはサメだ サメの赤ちゃん
そう、ここAnse Lazio(アンス ラジオ)はサメの赤ちゃんやエイが泳いで浅瀬にやってくる事でも有名なビーチ
時期と時間によっては大量のサメの赤ちゃんがビーチの浅瀬を埋め尽くす事も珍しくないそうだ
もう海の綺麗さの他にも色んな凄さが詰まってるビーチ
まずこんなエメラルドグリーンの海見た事ある?
しつこいようだけどこれ写真何の加工もしてないからね
本当にすごい透明度だった
あと泳いでて感じたのはこの海、塩分濃度が高いのかかなり体が浮く
もちろん海なんで浮くのは当たり前なんだけど他の海に比べると浮力が強い気がする
だから海に入って空を見ながら体を大の字にしてたらもういつまでも浮かんでられる
あーー マジでヤバイ 最高の海だここ
数十分もの間、ただ海の上に浮かび空を見上げて雲が移動して行くのを見ていた
せっかくセイシェルのビーチにいるのだから浜辺から築き上げた岩を近くで見たくて少し歩いてみた
これが花崗岩(かこうがん)
砂の上にこれだけ出てるということはこの下にはおそらくもっと巨大な花崗岩が広がってるはずだ
一応うんちくを入れると花崗岩(かこうがん)ってのは火成岩の一種だ
花崗岩は緻密で硬いことから日本では古くから石材として使用されてきた
日本では花崗岩のことを御影石(みかげいし)なんて呼んだりもする
花崗岩という名前を知らなかった人でも多分神社とかでよく使われてるのですでに見かけてると思う
このビーチの花崗岩は波に削られてだいぶ小さくなってる
セイシェルの他のビーチにはもっと巨大な花崗岩が存在する
それはおそらくラ・ディーグ島に行けば見れるだろう
花崗岩は日本はもちろん世界中に分布してる岩だけど実は太陽系の地球以外の星には全く無いらしい
何故かと言うと花崗岩の形成には水の関与が必要だから
なので海の存在する地球でのみ花崗岩が大量に作られてきた
これが花崗岩の表面 花崗岩は結晶粒子が大きいね
みんな泳いで疲れたらビーチの木陰で休憩してる
僕も海から上がってビーチの方に行くとちょうどいい感じの大きなヤシの葉を見つけた
パラソルやテーブルなんて借りなくても自然の葉が僕の荷物置き場
自然の葉が僕のパラソル代わりだ
もうここから離れたくないです(笑)
間違いなくここは人生最高のビーチだ
あまり馴染みはないかもしれないけど日本人も日本でも生活に疲れたら休暇を取ってセイシェルにゆっくりしに来たらいいのになぁ
そして夕方になるとその辺で外国人が水の中を指差して「スティングレイ!スティングレイ!」って興奮気味に叫んでいた
そうです、スティングレイとはエイの事です
実はエイは昼間から何度か見てたんだけど夕方になって一気に浜辺にエイが増えた
砂の中に身を隠すことも多いので気をつけないと知らないうちに踏んでしまいそうなくらいその辺にいる
特に夕方欧米人の女性が見つけたデカイ奴は本当に凄かった
ベッド2台くっつけたくらいの大きさのエイ
上に大人10人くらいのれるほどの大きさのエイであれは正直ちょっとデカすぎて怖かったな
自然の宝庫という事は動物の宝庫でもあるこのセイシェル
静かな場所と海と動物が好きな僕にとってここは何物にも変えがたい場所
これ以上の国があるだろうか
大自然と海に身を浸し、時間の流れを忘れてのんびり過ごす
もう最高だよセイシェル
海が綺麗だと空まで映える 水平線の向こうの雲がでかい
子供の頃、夏休みに連れて行ってもらった海で見た雲のようだ
本当に天国みたいな島だ いや、みたいじゃなくて天国かな
きっと神様が天国を作ったらこんな場所なんだろう
明日もビーチで何もしないでただ海に浮かんでゆっくりしよう
ここは神様が作ってくれた人生の休憩場所だと思う