2019年6月5日
今日からモロッコの首都ラバトに移動します
カサブランカからラバトまでは電車で約1時間
40ディルハム(約450円)
マラケシュからカサブランカに来た時同様、綺麗な電車に乗って快適な移動だった
本来RABAT VILLEという駅で降りる予定だったけどグーグルマップを見ると一つ手前の駅で降りた方が宿まで近いことに気づいたので急遽手前の駅で降りることにした
降りた駅はかなり立派な作りの駅だった
ここから今日の予約してる宿を探さなければ
Welcome To Rabatという名前の宿なんだけど、どうも新し目の宿で口コミを見る限り自力で探し出すのが難しいとの声が多い
僕もだいたい把握できてる場所まで行ったんだけどここの通りが両側にマンションが立ち並ぶエリア
これは最近よくあるマンションの一室を宿のように貸し出してるパターンか
ただその場合でもマンションの一室を個室としてまるまる貸し出してる形が多い
でも今日僕が予約してるのはドミトリー
という事はこれはマンションの一室をドミトリーに改造して提供してる宿なのか・・?
どのマンションかわからずにバックパックを抱えたままその通りをキョロキョロしてると、とあるオジサンが「君が探してるマンションは多分これだよ」と教えてくれたのがこれ
どうも僕と同じように場所がわからずにこの辺で荷物を持ったままウロチョロしてる人が時々いるそうだ
このオジサンは今まで数人の旅行者に場所を教えてあげたらしい
完全にローカルが住んでるマンション
カザフスタンのシムケントでもこんなのあったけど絶対わからないでしょこれ
入り口から3階に上がると見えて来た部屋の扉がこれ
ここ完全に人の家でした つまり一家庭が住んでるマンションの中のひと部屋にベットを複数台置いて簡易ドミを作り上げたもの
Welcome To Rabat
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
上記したように最初たどり着くまで場所がわかりにくい
僕が予約した時はラバトで最安値でした
到着した時は自分一人だったがすぐその後に3人来て満室になった
ベッドは2段ベッドではなくシングルベッドなので自分の上に人はいない
ただ向こうの住んでる家族の人達と一緒だからトイレやシャワーを誰かが使ってる事が多い
wifiが凄く早くて助かった 時折家の人が無料でお茶を入れてくれる
部屋に荷物を置いたら早速街歩きだ
何か警備の多い政府の建物を横目に街の中心に進んで行く
これ元々降りる予定だった駅
僕が降りた駅より街中になるのに全然ショボイ駅
タコスのファーストフード店で腹ごしらえ
街の中心を歩いてるとようやく旧市街とスークへの入り口を見つけた
おなじみの光景を見ながらさらに北上してゆく
ようやくたどり着いたここが目的地アンダルシアン ガーデンズへの入り口
・・・なんだけどなぜか庭園閉まっていた
しょうがないのでこのPorte Des Oudayasという城壁をくぐって中に進むとそこには青と白を基調にした町が広がっていた
なんだここは・・・
モロッコ北部にはシャウエンという青一色に染まった街があるのは知ってるがここは第二のシャウエンでも目指してるのだろうか
オレンジジュースの売り方(笑)
そしてこのなんとも奇妙な町をさらに北に向かって突き進むと・・
海に出た
さっきの青と白の町の中を歩いてる時には気づかなかったけど、城壁はこっち側にまで伸びてたようだ
城壁のすぐ横にはRabat Beachと呼ばれる小さなビーチが広がっている
ただセイシェルの海を見て来た僕にはもはやモロッコの海は全く魅力的に感じなかった
モロッコの海で泳ぐ事はまずないかな
ここから奥に見えるのが本来見に来たかった庭園
なんで閉まってたのかは謎のまま
そのままちょっと海沿いを散歩
四角い大きな塔が見える 地図アプリで確かめるとハッサン塔という建造物
こっち側からは入れないが横の通りから行けそうだ
海沿いの芝生のある公園では家族連れがのんびり過ごしている
この辺りだけ見てるとかなり快適な街な気もする
遠くにはなんとも独特のデザインのスタジアムか何かの施設を作ってるのが見えてた
一番上は駐車場か? いびつなデザインだなぁ
それにしてもラバトの道には国旗が多い
これだけ国旗をあちこちに挙げてる国は初めてかも
そしてハッサン塔に行けると同時にムハンマド5世廟にも入れる入り口ゲートが見えて来た
ハッサン塔の前に広がる円柱の数々
ここ以前は宮殿でも建ってたのかと思わされる柱の量
そしてここがムハンマド5世廟の入り口だ
名前から分かると思うがムハンマド5世廟ってのはモロッコの国王であったムハンマド5世の霊廟だ
因みにここにはムハンマド5世の2人の息子であるハサン2世とアブダラーも収められている
最初階段を登ってから入り口に入るため、中に入るとこのように棺を見下ろす形になる
ムハンマド5世はフランスからモロッコの独立を勝ち取った国王なので今でもこのように手厚く葬られており、ムハンマド5世廟の前の広場は市民の憩いの場でもある
ラバトの街も結構歩いたし、そろそろ街の中心街を通り宿の方へ向かおう
街の中心によくあるのが通りにテラス席を出してるカフェ
ローカルが飲む値段で安くて美味しいコーヒーを飲める店がそこらじゅうにある
ラバト滞在中にこの安いカフェにはよく通った
別に日に行ったこのカフェで食べたモロッコで昔からあるお菓子「シュペキア」
初めて食べたのになんとなく昔懐かしい味がする
安くて美味しいのでシュペキアは僕のモロッコでのコーヒータイムのお供となった
この後もモロッコではいろんな町でカフェに行ったがモロッコのカフェは安くて美味しくて最高だ
ラバトにはあと1日滞在する
明後日には次の町フェズだ