アフリカ最終日にモロッコの墓場で野宿

2019年6月13日

今日はシャウエンからタンジェへの移動日

タンジェという街はモロッコの最北端にあるヨーロッパへの船が出てる街だ

CTM バスターミナル

前回の移動と同じくCTMのバスターミナルでバスチケットを購入

これが15:30出発のチケット

CTM バスターミナル

シャウエンからタンジェまでバスで50ディルハム(約550円)

3時間ほどバスに揺られてタンジェの街のバスターミナルに到着した

タンジェのCTMのバスターミナルの場所はこちら

ここから船の出る街の北端までは結構距離がある

とりあえす何かしらの交通手段で街の北側の海辺の方に出たい

グーグルマップによるとバスターミナルから近いところにTanger Mororaという電車の駅がある

とりあえずその電車に乗って街の北側まで行けるか周辺の人に聞いてみた

けど誰に聞いても「今あの駅は使われてないよ」と言われる

って事はここからローカルバスかタクシーを使うしかない

グーグルマップでどのバスに乗ればいいかルート検索したいけどSIMカードを買ってないからネットがない

とりあえず歩くか・・・

その途中でまた街の人に聞けるかもしれないしな

バックパックを背負って歩き出して気づいたのだがこのタンジェという街、予想以上に大きくて綺麗な街だ

そこらじゅうに綺麗な芝生の公園がありカップルや家族連れが芝生の上でのんびりしてる

その街並みを見た瞬間に「あ、これは野宿出来るな」と確信した

僕は今日まだ宿を取ってない

現地に着いてからいい安宿があれば泊まろうと思ってたけどこれならその必要もないかも

そしてもう一つ気づいたのが地元の人の多くが躊躇なく乗り合いタクシーを使いまくってるところ

ローカル達がこれだけ使用するという事はつまりこの乗り合いタクシーは安いって事だ

僕も歩くのをやめて地元の人と一緒に次の乗り合いタクシーを待った

やがて既に他の客を乗せた1台の乗り合いタクシーが来たので手をあげて乗り込む

約10分走って街の北側の海岸沿いの道路で降ろされた

宿も取ってないしwifiもないので目の前にあったマクドナルドに入ってネットを繋ぐ

タンジェ

マクドナルドの2階から眺めたタンジェの海辺

タンジェ

正直フェリーが発着するだけの単なる港町と思って来てみたら予想以上に街になってて驚かされた

マクドナルドと近くのショッピングモールで時間を潰し夜になってから野宿する場所を探しに海岸沿いを歩く

タンジェ

何だろうこの街は 何というかイスラムの国に突然現れたリゾート地のようだ

海岸沿いには道路を挟んで高級そうなシービューのマンションが立ち並び海側には砂浜と公園

タンジェ

タンジェ

公園では夜にも関わらず子供から大人まで多くの人達が暑さから解放された夜の憩いの時間を楽しんでいる

子供達の遊具にシンガポールやマレーシアで見たようなトライショーと呼ばれる人力車などが並びここが平和で、そしてモロッコの中でも少しリッチな街だと示している

タンジェ

タンジェ

イスラムの国なのにどう見ても酒を提供してるクラブやバーっぽい店も立ち並んでいる

この辺は賑やかすぎて逆に野宿はしにくい

タンジェ

そのまま更にフェリー乗り場の方に向かって北上すると左手に立派な城壁が見えてきた

そして目の前にはポルトモスクと呼ばれる港に面したモスクが

こんな港にまでモスクがあるなんて流石だよな

タンジェ

モスクからさらに海沿いに西に大きく弧を描くように移動したところに目をつけていた公園があった

最初はそこで野宿しようかと思ったのだが思った以上に若者が車で乗り付けてその公園で遊んでいる

ここはちょっと野宿するにはキツそうだ

もう一度道を戻り海沿いの綺麗な広場の片隅にテントを立ててそこで寝ようとしたんだけどすぐに警備員がやってきて「こらこら、そんなところに勝手にテントを建てちゃダメだよ」と注意されてしまう

綺麗な街なので野宿は楽勝と思っていたが逆に整備されすぎてて野宿ができないと言う逆スパイラル

こうなったらもう仕方ない

警備員などに止められない山手に行くしかない

タンジェ

とりあえず地図アプリで確認したところ大きな墓地があったのでそこに行ってみることにした

ゴミの散乱する人気の少なくなった坂道を登りタンジェの旧市街に入っていく

ここはもうさっきの海沿いの綺麗なタンジェとはまるで別の街だ

バックパックを背負った肩にザックの肩紐が食い込む

坂道の傾斜がきついので太ももが悲鳴をあげている

夜なのに暑くなり汗が額を伝う

そしてようやく目をつけていた大きな墓地の前にたどり着いたのはいいけど門が閉まっていて中に入れなくなっていた

ガックリして力が抜ける

仕方がないのですぐ近くの教会に行って教会の敷地内で野宿しようとした

・・・が ここも門が閉まっており敷地内には入れなくなっている

周辺の雰囲気はあまり良くなく相変わらずゴミが散乱し、この時間に何をするでもなく街をぶらついている若者や浮浪者がいる

俺は男だからいいけどこんなとこ女の子1人だったら絶対に歩けないような雰囲気だ

どうするべきか迷いもう一度地図アプリを見ると教会のすぐそばにも緑で覆われている場所があった

公園かな?と思いその場所に入れる道があるかどうか探して見たら1本の獣道が奥に向かって伸びていた

ここなら野宿出来るんじゃないかと思いその獣道を進むとなんとか道路から見えない場所にテントを張れそうなスペースを見つけた

真っ暗な場所なので最初はよく見えなかったがよく目を凝らすとここも古ぼけた墓石のある墓地だった

一瞬どうしようか迷ったが周辺には野良犬もいるし何よりここまで重いバックパックを背負ってあの治安の悪い坂道を登ってここまでやってきた

もう今から次の場所を探す元気も移動する気力も無かった

 意を決してそこで野宿するためにテントを立てる

道路側からは見えないようになるべくガサガサ音を立てないように静かにテントを立てた

おそらくこんな墓地ならこの時間から人が来ることはないだろう

建てたテントの中にバックパックを放り込んでマットを敷いて寝袋を準備した

気が付くとテントの中に何かの匂いが充満してる

と言うかテントの中がウンコ臭い

さっき真っ暗で気づかなかったがテントを組み立てる最中バックパックを地面に放り出してた時にバックパックがネコか犬のウンコを踏んでしまってたようだ

木々に囲まれた古い墓地なので野良猫や野良犬かこの辺でウンコや小便をしてるんだろう

その上にバックパックを置いてしまったようだ

野宿の場所選びで暗がりを選んだ時にたまにあること

maps.meのスクショだけど僕が野宿した場所はここ

タンジェ

青い矢印のところね ここで寝ました

テントの出入り口の布をめくると月明かりに照らされた墓石が見えた

タンジェ

まさか最後の最後になってこういう夜を迎えるとは思わなかった

僕のアフリカでの最後の夜は墓地での野宿となった

そう 僕は明日5ヶ月いたアフリカを離れる

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