2019年12月15日
2日間過ごしたハッピーロコゲストハウスを後にしてツヌナ村の船着き場にやって来た
今日からツヌナの西隣にあるサン・マルコスという町に向かう
距離的にも非常に近いので多分ボートで10分かかるかかからないかぐらいだろう
ツヌナでの電気のない暮らしは僕にとっては本当に新鮮なものだった
電気がないからツヌナには行かないと言ってる旅人もいたが、電気がないから行かないのではなく電気がないような暮らしがあるからこそ行くんじゃないか
分からない人にはずっとわからない価値観なんだろうな
とにかく僕にとってはツヌナ村という素朴な先住民の裏でそういう暮らしを2日だけでも過ごしたことはすごく貴重な体験だった
そんなことを考えてるうちにボートはあっという間にサン・マルコスの船着場に到着した
ここサン・マルコスはヒッピーたちが多く滞在している町で有名だ
欧米人などが移り住んで自分たちでカフェを経営したり、たくさんのヒッピーたちが集まってくる
その為ここは他の街よりもお金の使う人が多いためこのアティトラン湖周辺の町でも裕福な方だ
サン・マルコスでは若い時に僕らと同じように世界を旅してたヒッピーが年をとってからここに移り住んでいるので、この町の中ではこの人若い時バックパッカーしてたなーとか若い頃ヒッピーだったんだろうなという風貌の中年を過ぎたぐらいの欧米人もよく見る
歩き回ってる最中に町の隅っこに綺麗なサッカー場を発見
そして街の中心にはグアテマラに入ってからどんな小さな町でも見てきたクリスマスツリー
もうあと10日ほどでクリスマスなんだよな
2日間電気もネットも無いところにいたので今日の宿を予約していない
町の中を歩き回って結構よさげなホテルの割には値段がそこそこだったので宿をそこに決めました
この植物に覆われた通路を奥に進むと僕の泊まった宿がある
Lush Atitlanというホテル
通路から建物から中庭までとにかく緑に囲まれているホテル
Lush Atitlanの場所はここ
あ、ここ一応3つ星ホテルです それでも個室が2000円いかないくらい
これが僕の泊まった個室
ベッドの上にはタオルと一緒にこのホテルがオリジナルで作ったいい香りのする石鹸が置いてあった
シャワーを浴びる時にありがたく使わせてもらいました
部屋の中のゴミ箱は分別式
ある意味日本よりちゃんとしてるよね
緑が多い分、虫も多くいるんだけどそれはもうしょうがない事だし僕はこのホテルなかなかお気に入りだった
Lush Atitlan
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
サンマルコスの中のおしゃれで豪華なホテル
ある程度土地が広いため町の隅っこにある
スタッフは英語堪能で親切
価格もこのホテルで個室で一泊2000円以内はなかなかのもんじゃないだろうか
wifi は部屋の中でも通じるけど速度は普通
でも普通に自分の部屋でブログの更新が出来るなど十分使えるレベルです
シャワールームとトイレがめちゃ清潔
部屋に荷物も置いたことだし早速サン・マルコスの町を少し歩いてみることにする
町自体はそれほど大きい訳じゃないんだけどお店や飲食店はそれなりに多い
上の写真の看板に貼ってあるピンクのチラシのSushi Night
僕は今晩この店に行くことになる
お店の名前はAllala(アジャラ)という日本食レストラン
こっちに住み着いている聖子さんという日本人女性が経営しているレストランだ
Allala(アジャラ)では毎月15日に寿司が食べ放題のイベントをやっている
それがちょうど今日なのだ
場所はチェックしてあるので夜の7時ぐらいに行ってみよう
まずは簡単にカフェで腹ごしらえをしてから町の中心に向かって歩いてみた
ここでもやはりグアテマラレインボーの生地の服やストールなどが売られており、細い路地の両側を見事に彩っている
欧米人の旅行者が多いのでヨガをはじめ、いろんなイベントや取り組みが行われていて町の中の掲示板は告知のポスターや張り紙だらけ
欧米人がいかにも好きそうなカフェがあちこちにあり、オーガニック系の食材店なども多く意識高い系の外国人が好きそうな店が揃ってる
ギターを持ったバスカーなども多く、ここにヒッピー達の文化が根付いてる事がよくわかる
そしてこの町も彼らによる恩恵が大きい為彼らを柔軟に受け入れてうまく融合しようとしている
多くの観光地がそうしてきたであるように
夜になるのを待って聖子さんの店Allala(アジャラ)に行ってみることにした
夜町の中の集会場では何かの集まりを行っていた
イスラムのヒジャブのようなものをかぶってる女性が多い
町の中には教会もあるけどこの辺は何か宗教が違うんだろうか
で、Allala(アジャラ)に着きました
この日Allala(アジャラ)では寿司パーティーだけでなく常連のお客さんによるライブパーティーも開かれていた
寿司パーティー込みの入場料を払うと証明のスタンプを手に押される
日本食レストランAllala(アジャラ)の場所はこちら
寿司は巻き寿司中心で6〜7種類の巻き寿司が用意されていた
味噌汁まであったのはありがたかったなぁ
そしてなんとタコ焼も!
ヤバイでしょこれ
食べ放題だから何度お寿司やたこ焼きを取りに行ってもOK
このおばさんもきっと昔はヒッピーで音楽で稼ぎながら世界を旅してたのかもな
Allala(アジャラ)には若い人から年配の人まで年齢層関係なく集まっていた
Allala(アジャラ)のトイレがある裏庭では複数人のヒッピー達が地べたに座り込んでみんなでマリファナの煙をくねらしている
こうやって歳に関係なくヒッピー達が集まって過ごせるお店の存在って重要だよな
お店が混んできたので店内はだんだん相席になっていく
僕の座ってたテーブルも相席状態になってグアテマラ人男性のパブロとインドネシア人のカリカという女性と同じテーブルになった
パブロは喋ってる最中なんか話し口調が女性っぽいなと思ったらゲイだった
でもめちゃくちゃいい奴
グアテマラシティ出身でグアテマラシティに彼氏もいるらしい
カリカは日本には来たことないけど日本食が好きらしい
3人でいろんな人のライブを見ているうちに次は日本人の男女による演奏となった
この時は「あぁこっちに住まれてる日本人の方がライブをしに来てるんだな」と思って演奏を聴いていたんだけど、僕はこの後偶然にもこのお二人と次の町で会うことになる
ちなみに奥でフルート吹いてる方がオーナーの聖子さん
この日本人2人の演奏が終わってから少しして僕はアジャラを出た
お店を出るときに聖子さんが声をかけてくれた
「もう帰るの?これからが楽しくなるのに〜」
僕ももう少しようかなとも思ったんだけどお腹もいっぱいだし、お客さんの数がお店の収容人数のキャパを超えていたので、ただ居るだけだったら席を空けてあげた方がいいと思ってちょっと早めにお店を出た
聖子さんありがとうございました!
ライブすごく楽しかったです
夜、ローカル達がバスケットボールをしていた
ベリーズでもそうだったけど何気に中米の街ではバスケットコートがある広場が多い
彼らのゆるいプレイを見ながらヒッピーたちの町の夜を楽しんだ
あともう1日この町でゆっくりしたら明後日にはアティトラン湖最後の町に移動だ