アマゾン川下り2日目 シャワーも歯磨きもアマゾン川の水

2020年2月9日

アマゾンの朝は早い

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川に朝日の光が反射する頃にはみな起き始める

相変わらず寝るスペースは隣のハンモックとぶつかり合うような距離でいっぱいだ

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

毎朝朝食は朝の6時半から

6時半前になると食堂のスタッフがベルを鳴らしながら2階と3階のハンモックスペースを周りにやって来る

下の動画を見てください

このベルでみんなほぼ起こされるので、起きたら朝食を食べに2階の食堂に行くところから1日が始まる

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川下り2日目が始まった

今日はどんな1日になるのかな

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

船は今日もマナウスまでにある様々な港町に寄りながら人の乗り降りと積荷の搬入を済ませていく

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

Santo Antônio do Içá(サント アントニオ ド・イサ)という港町で1時間ほど積荷

ここでは結構人が降りた ただその分またここから人が乗ってくる

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

萎びた港町なのに結構人の出入りが激しいな

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

マジでもうこれ以上乗って来ないで・・

もうハンモックを避けながら歩くのが困難な状況

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

1階の貨物スペースもいよいよ人が陣取り始めた

この時点でもう完全にキャパオーバーしてるでしょ(笑)

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

昼間のアマゾン川は暑い

当たり前のことだが本当にクソ暑い

ジャングルの中を抜けているのだから暑いのは当たり前なんだけど暑さの質がひどい

進行している場所によって違うんだけどだいたいスチームサウナ状態か強烈な直射日光で日向にいられないような暑さ

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

なのでみんな昼間はだいたい日陰でゆっくりしていることが多い

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

カードゲームをしたりおしゃべりをしたり昼寝をしたり

皆それぞれの方法で時間を潰している

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

暑いのが大丈夫だったり日焼けをしたい人は甲板に出てる

でも人数は少ない

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

ネットも無いし暑いので昼寝したいんだけどハンモックスペースはこの有様

隣の人と体が当たるのでゆっくり寝てられない

何より夕方になるまでここも蒸し暑い

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

無理やり昼寝しても暑さで目が覚めることがある

そしてだいたい起きたら汗でぐっしょりになっている

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川を眺めながら時間を潰しようやく夕方

晩ご飯の時間になって夕食が終わる頃にようやくアマゾンは涼しくなる

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

これがこの日の夕食

煮込んだ豆と魚の肉だね 見た目は悪いけど思ったより美味しい

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

夕食の時だけなんだけど食堂の前の手洗い場に無料のコーヒーが置かれる

横に紙コップも置いてあるので好きなだけ飲むことができる

ただし砂糖がたっぷり入ってるのでかなり甘いコーヒー

コロンビアでもそうだったんだけど、コロンビアとかブラジルの人って濃いコーヒーを抽出してそれに砂糖をたっぷり入れて甘くしたコーヒーを飲むのがお気に入り

普段砂糖たっぷりのコーヒーに慣れてない僕には甘すぎて1日一杯飲むのが限界だった

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

そしてアマゾン川に夕日が登場

ただただ暑い昼間に対して夕日ってのは1日のちょっとしたメインイベントだ

この時ばかりは夕日に照らされるアマゾン川を見に人が甲板に出てくる

そして甲板でオレンジに焼ける夕陽を見ながら夕方の風を浴びる

この船に乗ってる人の多くがこうやって夕方と夜の空気を甲板で楽しむというわけだ

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

昨日とは違い僕らの船は夜になっても小さな漁村に立ち寄っていた

船の甲板に出てみるとすぐそばに漁村の人たちの高床式の木で作った家が見える

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

この人達には当たり前でも日本で暮してた僕から見ればすごい暮らしをしてるなと思う

木とトタンで作った狭い家に子供2人とお母さんが暮らしている

理由は分からないが父親の姿は見えない

かろうじて電気が通ってるだけのプライベートも何もない空間で家族全員が暮らしている

たぶん10年前とかは電気すら通ってなかったんじゃないだろうか

すごいよな 人間ってどこででも生きていけるもんだ

船の中の2階と3階にはトイレとシャワーがそれぞれあるのでそこでシャワーを浴びることになる・・・のだけど、この水ってのがアマゾン川に水を汲み上げて機械で濾過(ろか)しただけのもの

中にはこのシャワーを浴びたことによって余計に汚くなったって言う人もいるし、シャンプーしたら髪がゴワゴワになったなんて人もいる

まあこんなアマゾン川の船の上でのシャワーなので水でその日の汗を流す程度に考えといた方がいい

とてもじゃないけど本気で体を綺麗にするシャワーじゃないので

汗でベタベタした体を水浴びついでに洗い流すだけって感じですね

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

この水のサーバーというか冷水機はアマゾン川の水ではないので飲んでも平気

ちょっとだけ変な味したけど(笑)

またシャワーの水がアマゾン川から汲み上げた水ってことは手洗いしたり歯磨きしたりする水も当然同じアマゾン川の水

歯磨きする時に水が濁ってるのがわかると思い動画を撮ってみました

多分アマゾン川から汲み上げた後に濾過してさらに消毒もされてるとは思う

でもやっぱり神経質な人は気になると思うのでこの水を使いたくないならサーバーの水をもらってそれで歯磨きすればいいと思う

僕は特に気にしなかったのでシャワーも歯磨きも特に問題なく使っていた

アマゾン川下り Tabatinga〜Manaus

月夜に照らされた広大なアマゾン川の上に浮かぶ一枚の葉っぱかのような僕らの船

ブラジル人が看板で大きな音で音楽をかけている

あちこちで 乾杯をしている声が聞こえる

こういう時一人旅は少しばかり寂しい

水濁ってますね・・でもこれがここでの手洗いや歯磨きをする水

明日も暑くなりそうだ

今日もアマゾンの1日が終わる

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