2020年2月25日
バスターミナルに呼んだUberの車の窓の外にカーニバルで使ったパレード車が見えた
ここはブラジル南東部の街サンパウロ
僕は朝イチでバスに乗り、約5時間かけてリオデジャネイロからこの街にやって来た
やはりこの街でもそれなりに大きな規模のカーニバルが行われていたのは間違いない
本当は僕が予約してる宿にこの道を通る必要はなかったんだけど Uberの運転手が気を利かせてパレードの車を見せるためにここに連れてきてくれた
カーニバルは終わったはずなのにサンパウロのダウンタウンにはものすごい人が集まっていた
車を通行止めして歩行者天国を作り何かのパレードが行われている
あの虹色の旗 もしかしてゲイパレード、つまりプライドパレードが行われているのか?
とりあえず今日から3泊予約を入れてる宿にチェックインした
Selina Aurora São Pauloというゲストハウス
Selina(セリナ)というと僕の最近のブログを読んでくれてる人なら気づいたかもしれないが中南米にいくつもチェーン店を持つ快適なゲストハウスのグループだ
グアテマラのアンティグアとコロンビアのボゴタに続いて3回目の宿泊
Selina Aurora São Pauloの場所はここ
Selina(セリナ)のグループは宿の中にシアタールームや図書室があるのが特徴
これはアンティグアのセリナもボゴタのセリナも同じだった
荷物を部屋に置いて早速サンパウロの街を街歩き
ご存知の方も多いと思うがサンパウロには南米最大の日本人街と言われる「リベルダーデ」という場所がある
これからそこに向かおうと思うのだが途中にカテドラル メトロポリターナという大聖堂があるのでそこに寄ってからリベルダーデに向かってみよう
相変わらずウォールアートが多い南米の街
僕が泊まっているダウンタウンエリアはサンパウロ中でも治安が悪いと言われている地域
でも街の風景はダウンタウンエリアもその他のエリアも歩いてるぶんにはそれほど危ないとは感じない
ただ僕ももう2年近く旅をしているし、色んな所に行ってきたので僕の危険察知のアンテナや感覚が麻痺してる可能性もある
昼間だし日本人街に食事しに行くだけだから何もないとは思うけど一応軽く警戒心は張りながら歩く
そしてカテドラル メトロポリターナ到着
こっち側は裏口みたい
とりあえず中を覗いて見た
蒸し暑いサンパウロの街を歩いてきた僕にとっては中の空気はひんやりと感じた
中は綺麗と言えば綺麗だけど今までいくつもの豪華な教会を見てきたので正直な話特に物珍しさは無い
うん 普通かな
これが正面の入り口
正面入り口の前は街路樹が植えてある大きな通りになってるんだけどこの辺はホームレスの人がまあまあ多い
カテドラル メトロポリターナから更に南へ15分ほど歩いてリベルダーデと呼ばれるエリアにやって来た
ブラジル福島県人会
おお・・なんかそれっぽくなって来たな
こちらはブラジル岡山県文化協会
サムライ!
カラオケ!
もう日本の地方の飲屋街みたい
街並みもいかにも日本人街って雰囲気だ
歩道のタイルもこんな模様になっている
ギョウザにタコヤキに天麩羅
焼そばも売っている 日本の夏祭りの夜店を思い出すラインナップ
しばらく歩いていると大きな鳥居が見えて来た
ここがどうもリベルダーデの街の中心のようだ
サンパウロの日本人街リベルダーデの中心の鳥居の場所はこちらです
この鳥居の位置さえ分かれば後は周辺に日本食レストランや日本の食材が売ってるスーパーなどが多数あるのでもう好きに見て回ればいいと思います
鳥居をくぐれば歩道橋になっている通路があり、ここでは周辺の店で買った日本の食べ物を多くの人がベンチに座って食べている
この建物何かわかります?
これ銀行なんです 銀行の外観をこんな風にしてしまうところはさすが最大の日本人街
日本庭園もござい
こんな感じでアジアンフードを売っているレストランやお店がたくさんある
ただ要注意なのが冒頭から「南米最大の日本人街」と紹介してるが実は最近は中国人がこの街にかなり進出してきている
本当の日本食レストランや日本の店に紛れて中国人が日本の物を売って商売してるのだ
この中国人の比率がかなり高まってきた為に地元の人でも「もうあそこは日本人街じゃない」と言う人もいる
本当にどこにでも平気な顔してやって来て街や国を乗っ取って行こうとする人種だ
実際リベルダーデの街を歩いていてもあちこちで中国語が聞こえる
観光客じゃないですよ 働いてる側の人たちから中国語が聞こえてくるのだ
なんで日本人街の壁に中国語やハングルが必要なんだよ?
誰も連中との共存なんて望んでません 迷惑ですハイ
リベルダーデの地下鉄にだってちゃんとJapaoって書かれてるわけだしちゃんと日本人街は日本人で構成してほしいよね
中国人はチャイナタウン作りたかったら別の場所でやればいいのに
知ってる人は知ってると思うけど今日本はどんどん中国に水面下から侵略を受けている
北海道は信じられないくらい中国人に多く土地を買われてるし、沖縄はずっと中国から狙われている
尖閣諸島は日本の領域なのに現状今日本の漁船は尖閣諸島付近では漁業が出来ていない
日本の海域なので日本の漁船がそこで漁業をするのは当たり前なんだけど、そこで漁業をしてると中国の船に追いかけ回されるのだ
さらに信じられないことに尖閣諸島にはすでに中国人の町がある
勝手に上陸して勝手に町を作っているのだ
日本人は大人しいから強引な事をしても何も言わない、何も出来ない
そう思ってナメで完全に支配するつもりで日本の北と南から何十年計画で日本を自分達のものにする準備を始めてるんですよ
これって常識的に見ると誰が見ても侵略なんです
けどなぜかそれを日本のマスゴミどもが報道しない
知らないはずはない 知ってるけど報道しないのです
一体どういう力が働いてるんでしょうね?
一体この国はどうなっているのか
政治家が売国奴ばかりの今の日本は闇の深い国
とあるお店で焼きそばを注文してみることにした
お店にはアジア人のおじさんが一人だけ
普通に日本語で「この焼きそばどれぐらいの大きさですか?」と聞いてみたけど言葉が通じない
やっぱりこの店も中国人がやってる店のようだ
お店に出してる商品の名前が焼きそばなので「焼きそば」って単語だけは通じたみたいで中国人のおじさんはすぐに焼きそばを作り始めた
出て来た焼そば 見た目は悪くない
でも日本の焼きそばと何かが違う ソースだろうか
よくわからないけどやっぱり違う焼きそばを美味しいとは思えない
お口直しに今度は確実に日本語が通じる店でたこ焼きを買ってみる
日本人のおばあさんが焼いてるたこ焼き屋で6個入りのたこ焼きを購入
うん 美味い
やっぱり日本食は日本人が作ったものでないと
日本の商品や食材が売られている店を少し見て回ってよさげなカフェを見つけたので休憩することに
ここ
中はかなり混んでいてテーブル席はいっぱい
カウンター席しか空いてなかったけど冷房の効いた店内でしばらくゆっくりした
ここは日本から地理的に一番離れている地球の裏側のブラジルのサンパウロにある日本人街
110年以上も前からブラジルに根をおろしてきた日本人移民の象徴のような街
中国人に犯されず守ってほしいですね
帰りは歩きではなく地下鉄で帰る事に
サンパウロでの初めての地下鉄
夕方だったのでもっと混んでるかと思ってたけど意外に空いていた
泊まってる宿に戻るとホテルのロビーで何かのパーティーをやっていた
一体何のパーティーだろうと思ってたけどすぐに気がついた
参加してる人達を見てると男性が多くSMみたいな格好してたりする
今日僕がサンパウロの街に到着した時プライドパレードがやっていた
同性愛者を支持するイベント これはその続きのパーティーみたいだ
どうりで男性同士でキスしてる奴らが多かったわけだ
別に偏見はないけどね
ボゴタでセリナに泊まった時も急にロビーでライブが始まったりしたけど、今日のセリナはゲイのパーティー
本当にいつ泊まっても賑やかでイベントの多い宿だ
明日はまだ見ていないサンパウロの街を歩いてみよう
コメント
いつも楽しく読ませていただいてましたが、今回初めて書き込みさせていただきます。
自分が聞いた範囲では、パラグアイのイグアス移住地やボリビアのオキナワ移住地やサンファン移住地と比較した場合には、サンパウロのほうが日系人の絶対数は桁違いに多いものの、日本語をほとんど話せない日系人の割合は高いようです。
理由としては、ブラジル移民のほうが開始が早かったので、6世7世まで世代が進んでいるところもあるため、帰属意識が低下している人の割合が増えている。サンパウロは大都市のためポルトガル語での会話の頻度が圧倒的に高い。ブラジルで仕事をしていく上では英語のほうが日本語より有利なことが多いため、どうせ外国語学習するなら英語をという家庭が増えている。等指摘されていました。
コロナはメキシコでも感染拡大が止まらないようで大変な日々だとは思いますが、これからの記事も楽しみにしています。
NK様、コメントありがとうございます!
僕はブラジルの後、パラグアイのイグアス移住区にも行きましたので日本語が話せない日系人がいるという話は聞いた事があります
でもそこまでの割合とは知りませんでした
ただあの日本人街のお店の人達から英語が聞こえて来るのではなく、中国語が聞こえてくるという事はやはりあの日本人街に思った以上に中国人が多く進出して来てる事実に間違いはないと思ってます
今の日系人の家庭の中ではすでに日本語は話されてないんですかね?ちょっと寂しい話だと思います
それにしてもお詳しいですね!勉強になります^^
日本もまたコロナの第二波が来てるとか友達から連絡が入ってますのでNK様もどうかお身体ご自愛ください
早速のお返事ありがとうございます。
東洋人街も最初はほぼ完全な日本人街だったようですが、1971年の台湾の国連脱退のあたりから、まず台湾系が増え始めて、その後大陸中国系や韓国系も増えて現在に至るとのことです。特に中小規模の商店では、高等教育を受けた子供が、医師やエンジニア等志望して、跡を継がないケースが増えたため、前述のような流れで、店の売却が行われるケースも多かったようです。その結果、店構えとしては日本風でも、ご指摘のように中国系オーナーの店の割合が増加傾向で、もう日系資本を数で逆転しているのではという指摘もあるようです。
またブラジルでは3世以降になると、家庭内でもはっきりポルトガル語の使用のほうが多いようです。これは自分の想像ですが、ブラジルの日系人は数が多いこともありそこまでブラジル人全体の平均より高い給与ではないため、日本語学校に通わせるのが収入的に厳しい家庭が多いのかなと。一方、イグアス移住地の日系人は地主の割合が高いため、パラグアイ国内の平均と比較すると裕福なことと、日系人組合が日本語学校の運営費を事実上支援するようなシステムがあるため、日本語学校に通う生徒の割合が高いのも関係あるのかなと思いました。
メリ様視点の記事は、私にとっても勉強になることや共感できることも多いです。また現状世界一周ブロガーの多くが、記事の更新ペースや質が大幅に落ち込んでるケースが多い中、維持されてるのは本当に素晴らしいと思うので、これからも頑張ってください!
NK様、こんにちは
なるほど そういった経緯があったのですね
確かに今パラグアイのイグアス移住区に残ってる日本人の方は勝ち残った人達でした
それに比べてブラジルの日系人は事情が違うのですね
ただ日本語学校に通わせなくても家庭内で日本語で話す事を徹底するだけで自分たちのルーツの言語を取得伝承出来るので、それがなされて無い事は海外で日本人街を訪れた者としては少し寂しく感じてしまいます
まぁ通りすがりの旅行者の勝手な気持ちなんですけどね
ブログはなるべく1日に1記事書くようにしてます
自粛期間だからと言って自炊料理ばかり更新するようなブログにはならないように心がけてます(笑)