2020年2月5日
おはようございます

今日はコロンビアの首都ボゴタを街歩きしたいと思っている
というわけでバスに乗ってボゴダの中心地にやって来た

どこの国でもそうだが海外旅行に行った時、基本的に首都の街での観光が思ったより退屈だったことはないだろうか
海外を長期で旅してる旅行者たちの間では首都っていうのはあまり評判が良くない
基本面白くないとのことだ

全ての首都がそうというわけでもないけど僕も今までの経験上少しばかりそうなのかなと思っている
でもこのコロンビアの首都ボゴタはちゃんと観光も出来るということで立ち寄る旅行者も多い

旅先で出会ったコロンビア人からもボゴタはすごく美しい街だよ!とよく言われていたので僕も楽しみにしていた
最初にやって来たのはMuseo Botero(ボテロ美術館)

なんでもかんでもぽっちゃり気味に描くメデジン出身のフェルナンド ボテロ氏の美術館だ
ちなみにここ無料で開放されてるのでおすすめです

なんでもポッチャリ Museo Boteroの場所はこちら

ボテロさんにかかればモナリザだってほらこの通り
めっちゃふくよかな女性に仕上がってます

家族写真からバナナまでなんでも丸っとしてる



ね?面白いでしょ?
ボテロ氏の作品は彫刻なども含めると今や世界のいたるところで見ることができる
僕もヨーロッパをはじめ今まで世界一周で回ってきた国でボテロ氏の作品を街中でいくつも見てきたのでこの美術館に来るのは楽しみにしていた



どちらかというと肖像画を最も重視する傾向にあるのかな?
人間や動物、食べ物までをふくよかな体型で表現した作品で注目されるようになったフェルナンドボテロは「最もコロンビア人らしい芸術家」と呼ばれる

ボテロ氏がいつから何故描くもの全てをポッチャリ系に書き始めたのかはわからない
でも彼が残した言葉にこういうものがある
「芸術家は理由など知らずにある形にひきつけられる。理屈を付けて正当化するのは後からすることだ」
明確なコンセプトが最初からあったわけではなく、初めは何気なく書き始めた絵の反響が出てそれから続けてぽっちゃり系を書き続けることになったのかもね




フェルナンドボテロの世界観を十分に楽しんでから美術館を出た

次は歩行者天国を通ってボゴタの中心の広場に向かう

途中の屋台で薄くて固い生地のワッフルのようなものを見かけた
しかもこの屋台よく見ると・・・

ローリングストーンズのミックジャガーが食べただって!?
ホントかよ(笑)
屋台のお兄さんにあえて乗せられて買ってみました

超普通
別段美味しいわけでもなく、だからと言って不味い訳でもない
あぁ屋台の食べ物だなって感じ 屋台飯好きだけどね


道端に普通にリャマ
観光客からお金とって写真撮影する用に置かれてるんだろうけど、それでも首都の道路にいきなりリャマが現れるのは凄い

歩くこと10分、目的の広場に着いた ここはBolivar Square(ボリヴァル広場)
このボゴタで一番大きな広場だ

ボリヴァル広場は裁判所、カテドラル、国会議事堂といった大きな建物によって三方を囲まれた石畳の広場
警備に力を入れてるらしく周辺の警察官の数は多い
だいたい観光客が多く集まる場所では金儲けを企む変な輩が観光客に声をかけてくることも多いけど、この警備体制だとここではそんなマネも出来ないだろう


ハトの餌を売ってるオジサン
土産物を歩きながら販売しているローカルのオバサン
リャマの乗らないか〜?っと声をかけてくる若者
色んな人が歩き回りながら商売をしている

また広場周辺には美術館や、黄金博物館などもある
黄金博物館で思い出したけど伝説の黄金郷「エルドラド」って確かコロンビアにあったって話だよな
未だに地上ではない地底のどこかにエルドラドが眠ってると思うとワクワクしてくるよ

そして街を歩いてる時、際立つのが女性の美しさ
コロンビアに美人が多いのはもうすでに長期旅行をしている男性の間では有名な話だ
それだけではなく世界一グラマーな女性の国とも言われている
みんな確かに胸がでかい
これって何でだろ?生まれ育ってくる過程で食べてる食べ物か何かに影響されてるのかな
僕が今まで世界を見てきた中で一番胸の大きな女性がいる国はエチオピアだった
このコロンビアは僕が見てきた中で世界2位ってところ

またエメラルドの産地だけあってコロンビアの女性は宝石好き
コロンビア人の女性は美への追求に余念がないとは聞いていたが、確かに自分のスタイルや容姿や化粧や髪のお手入れに時間と金は惜しまないって感じだ

広場から少し歩いた所にローカルなマーケット街があったので少し覗いてみた

店がこれでもかとを密集していてアフリカの大都市のごちゃっとしたマーケットを思い出す
地元の買い物客とこの町で働いてる人達が忙しそうに行き交い賑わいを見せている

定規の専門店?
これだけ売りに来てるのがなんだかシュール

道端の屋台でバナナを油で揚げた「パタコン」が売られている
服、子供のおもちゃ、 時計、スマートフォンのケース、果物、コーヒーなどなど
ここでは何もかも手に入るんじゃないかと思うような品揃え

コーヒーと言うとコロンビアコーヒーが有名だけど実はコロンビアで採れた豆のほとんどは輸出されてしまうので国内にはあまりいい豆が残ってないというのが実情だ
高級な豆はアメリカとか日本などの先進国に輸出されている


マーケットの中でガッツリ食べれそうなお店があったので遅めの昼食

ここのチキンは柔らかくてかなり美味かった
あと横に添えられてる少量のサラダも絶品

ボゴタの街のローカルな部分と観光客でいっぱいのエリアの両方楽しんで帰った

夜は宿の近くで見つけたコロンビアのハンバーガーチェーン店に行くことにした
この辺は大学もあるので夜遅くまで若者が出歩いている


目指してたのはこのお店 Prestoっていうのかな?
ここのバーガーは派手な味付けではないのに美味しかったので次の日も食べに来た

美味しいハンバーガーに満足して宿に戻ったところ宿ではとんでもないイベントが開催されていた


何これ・・・何このすごい人の数
宿に入るのにチケットチェックされたんだけど
もちろんチケットって言われても何のチケットのことが意味が分からなかったので「いや、僕ここに泊まってるんだけど」と言うと「あぁ、宿泊してる人ね」って感じで入れてもらえた


何で宿の中で物販とか始まってんの??
マジで何だよこれ
と思ってたらいきなり宿の2階のロビーでライブが始まった

なぜここで開催されるのかよくわからないがとにかくコロンビアのバンドが来てるみたいだ
チケットの販売までしてライブをしてるって事はそれなりに有名なバンドなんだろう
まあそれはいいとしてなんでゲストハウスの中でライブ始めるの?(笑)

2曲ぐらい聞いたけどいい歌だと思う
でも夜毎晩ここでブログ更新などのパソコン作業をしようと思ってた僕からすればうるさくてたまらなかった
彼らの歌に罪はないけどね
PC作業は諦めて大爆音の中おやすみなさい





